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記録ID: 538
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沢登り
丹沢

四十八瀬川水系/勘七ノ沢

2005年07月24日(日) [日帰り]
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コースタイム

06:30二股→花立山荘14:00→16:30二股
(大人数3パーティでの遡行でしたので山行にしない様)
天候 朝方一時雨/日中は曇り
過去天気図(気象庁) 2005年07月の天気図
コース状況/
危険箇所等
神奈川県連リーダー学校7月度沢実技
ダイナミックヒトミワさん♪
2005年07月24日 07:02撮影 by  DSC-U40, SONY
7/24 7:02
ダイナミックヒトミワさん♪
核心F5のキムキム
2005年07月24日 11:02撮影 by  DSC-U40, SONY
7/24 11:02
核心F5のキムキム
撮影機器:

感想

7/24(日)にリーダー学校沢登り実技で
丹沢四十八瀬川水系『勘七ノ沢』を遡行しました。

講師の方から良く聞かれるとおり
「今年の生徒さんは意力十分」で、ほぼ全員の参加でした。
ただ当日朝に車で集合のはずの1名が
入渓地点に続く林道に入れず不参加となってしまい大変に残念です。
カーナビを過信するのは禁物ですね。自分も今後気を付けます。

06:30二股を出発。
すぐにまた二股に分かれるが、
ここを左に入ると勘七ノ沢、右が小草平ノ沢となる。
我々は勘七へ。
まずはF1(5M)が現われる。
「勘七の核心はF1とF5で、技術的にはF1の方が難しい」
とガイドブックに書いてある。つまりいきなり核心な訳ですね・・・
見るとたいして難しそうには思えないのだけど?
実際に登ってみるとナルホド最初の1歩、2歩、3歩くらいがバランスを要して
悪い。しかしそこさえ抜ければあとは楽チン。
と、と、と!!
『楽チン』などと気を抜いてはいけませんね。
沢登りは一見すると夏に楽しむ『遊び』感覚がありますが
実際にはロープを必要とするバリエーションルートなので
常に安全に気を配っていないと大変に危険です。
自分の当面の課題は「常に自分を含めメンバー全員の安全に気を配る事」

なんだか感想と離れてますがもう一つ。
自分もそうだったのですが、クライミングを始めて最初のうちは登る事ばかりに神経を集
中していましたが
沢登りなどバリエーションをそれこそ『楽しむ』には
むしろ確保の技術を学ぶ事の方がはるかに大事だと思います。
それはトップのビレイだけでは無く、
支点作りからセカンドのビレイまで様々な技術の事です。
それを早く覚える為にも、
一つの滝を登り終えて、ただ休憩しながら漠然と見ているのではなく
講師の方の支点作りやビレイの方法を観察すると良いと思います。

なんて偉そうな事をいっている私も実は今回の実技でいろいろ学ばせて貰いました。
私のセカンドのビレイは【ルベルソのオートロック】を使ったやり方一辺倒でしたが、
講師の方はその時状況によって【肩ガラミ】にしたり、【グリップビレイ】にしたりと
数種類のビレイを使い分けていました。
また支点も毎回毎回スリングを使って流動分散にするのではなく、
ヌンチャクを使ったりと凄くシンプルなものでした。
スピードアップもクライミング技術の一つということです。
またシンプルにする事によって携行するギア類も少なくて済むので軽量化にもなるのです
ね。
I校長とギアを比べたら私は10倍のギアをガチャガチャぶらさげていました。
なんだか恥ずかしくなりました。
持っている道具はなるべく使いたい性質なもので、ついつい持ち過ぎてしまいます。
『少ないギアで多くの技術』これも今後自分の課題にしたいです。

肝心な沢の感想に戻りますが
F5(15M)では「やや水流よりにスタンスをとれば比較的楽に抜けれる」と
これまたガイドブックの通りに試したら、まったくその通りで問題なかったです。
しかしガイドブックが無かったらあのスタンスを見つけられたか?というと自信は無いで
す。
あまり頼り過ぎるのは良くないですね。これは遡行図に関しても同じ事が言えます。
出来るだけ地形図から読み取るように心がけたいと思います。
と思っていてもついつい遡行図だけを頼ってしまうのですが・・・・
F5を過ぎてあとは大した事ないだろうと考えていましたが最後の源頭部の詰めが結構大
変でした。
あんなガレガレのルンゼはもうあまり登りたくないですね。頭大の落石の雨アラレ!!
実はルンゼを最後まで詰めずに途中で尾根に乗ると大分楽になったらしいです。
主観ですが遡行グレードは1級となっていますが2級のセドノ沢より悪く思えます。
これもまた一概にグレードだけを信じてはイケナイと感じました。
生徒の皆さん大変にお疲れ様でした。
講師の皆様ありがとうございました。

今回の実技で自分の力のまだまだ足りない部分が良く解ったので
今後はそこを常日頃から練習し、心がけようと思います。
現場でしか学べない事もありますが、体力作りは現場ではできません。
山の基本は体力ですので皆さんも日頃からトレーニングしましょう!
(私はいつものように口だけです)

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