富士を目指して4・藤原岳(1140m)


- GPS
- 07:52
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
天候 | 晴れ 時々 くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●石の濡れている所はすべりやすかったです。大貝戸ルートは目印が分かりやすく、目立った危険はないと思います。 ●EK度数:21.8 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
サポートタイツ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料(ハイドレーション2.0L+予備500ml)
コンロ
クッカー
ヘッデン
スマートフォン(IPhoneにてGPS
カメラ兼用)
スマートフォン予備バッテリー
ハンディ無線機(144/430MHz)
ファーストエイドキット
保険証
腕時計
タオル
ストック
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感想
同僚の息子は、ウチの長男坊より1つ年上で山好きな子(Y君)。そして同僚のじいちゃんは鈴鹿に魅せられて色々な所を歩かれているベテランさん(CL)。機会あれば一緒に登りたいと前々から思ってて、ついにその機会が1月前に訪れました。
登る山は 藤原岳。目立った危険はないもののロングコース。『富士をめざして』の第一関門としてターゲットにしていました。今までの山行を見ると、中間に1つ2つ登る山を入れたい所ですが時間もない。長男坊のスペックオーバーを補う為に、ジョギング、なわとびを毎日行わせて筋力アップを図り、装備を整え、出来る限りの事をしてきました。問題はメンタル面ですが、Y君と競い合って登れればなと期待してました。データを取る為に、前日の次男坊共にログを取りました。
6:50、大貝戸登山道より開始。Y君はヤル気満々で、CLと急登をグングン登っていきます。長男坊はのっけから『疲れた』『無理』と言ってますが、いつもの事だと思い、『最初のうちだけだわ』『2合目に着いたら好きなお菓子食べてイイよ』と後ろから追って行きます。4合目時点で、このままではヤバいかなーと思い、CLと私(SL)で切り離し、8合目待機も考えました。 けれど展望丘が見えた辺りから元気が出てきて馬力が出ました。山の神様から力を貰って、グズる事なく登るようになりました。
9:25、8合目。山頂を見るとちょっとヤバイ雲がかかってました。撤退もあり得る天候でしたが、CL判断でCL組とSL組に分かれて避難小屋を目指す事にします。ここからが少し気を抜けない区間なので、慎重に手を貸しながら登って行きます。
この区間では驚いた事にマウンテンバイクを担がれてる方がみえました。展望丘でもお会いしたのですが、タフな方もみえるんだなと驚きました(滝汗)。長男坊は行き交うみなさんの応援を受けながら、何とか避難小屋近くまで来ました。CL組は私たちが見えると、好天に転じてるし、タイム的にも展望丘が狙えると判断し、CL組で展望丘を目指します。10:20藤原山荘を通過し、私たちSL組も展望丘を目指します。
10:40、展望丘踏破。第一関門をクリアしました。最初は長男坊とY君は久しぶりだったのか中々打ち解けれなかったのですが、山頂では仲良く遊んで目が離せない位でしたw。雲に覆われて景観は良くなかったのですが、時折雲が切れる時には御池岳、天狗岩、山頂部で始まりつつある紅葉のパッチワークが望めれ、それをおかずに食事をしました。長男坊はコースタイムの1.3倍なので、オヤジ的にはその年代としてはマーマー及第点で次は山バッチクラスも行けるかなと思いました。
11:10、下山開始。CL組は聖宝寺ルートを取り、SL組は大貝戸ルートをピストンする事にします。9合目過ぎにはザワザワと登ってきました。小さい子ではウチの次男坊と同い年の子(Aくん)とか、忍者やら巫女やらガチャピンやらオジさんにはよく分からない格好したコスプレ軍団やら色んな人達が居ました。昔ではそんな光景はありえないやとある意味カルチャーショックでした(泣)。
13:57、4合目通過。長男坊のペースが落ち、タイムがどんどん遅くなってきました。14:09、CL組はY君引率だとかなり大変だったものの聖宝寺ルートを無事下山完了。長男坊を山嫌いにはさせたくないのでペースを落とし、CL組には先に帰って貰って、SL組は電車で帰らなきゃいけないかなと3合目時点で判断しよう考えました。 色んな人に抜かれましたが、そこへ9合目で出会ったA君がピョンピョン下りてきました。オヤジさんがバリバリな格好だったので、きっと5才のA君もしょっちゅう山登りをして鍛え上げられてるのでしょう。いつものように道を譲ると、長男坊に火が着きひとり追従しました。長男坊は経験値はないけど、本気出したら結構イケルと思ってたのが確信に変わったので、そのまま追わせる事にしました。結構良いペースで抜きつ抜かれつで、安全に細心の注意を払いながら好きなように歩かせました。最後は...でしたが、本人も早いペースで歩ける事に満足出来た事がこの山行一番の収穫でした。14:40下山完了。 ご褒美アイテムはレインウェア。登山靴・ザック・レインウェアと3大重要アイテムが揃いました。
家に着き、最後にお風呂で今日の反省会。登りでY君に差を付けられてる事は気にならなかったのかと聞くと、『年上だから速いでしょ』と、元々追い付こうとは思ってなかったようでした。いろんな人に言われるよりも展望丘が見えて頑張る気が出たようです。そして、Aくんとの事を聞いたら、『次男坊と同じ子に抜かされたのが悔しかった』そうです。って事は真のライバルはAくんか!?イイ足持ってる事は分かったので、やはり問題はメンタル面かな。Aくんとまたどこかでお会い出来るとイイな。
コメント
この記録に関連する登山ルート

標高差1000m弱、それはキツカッたでしょう。
でも、身体が山歩きを覚えるから、徐々に慣れてきますよ^^v
お風呂の反省会…イイなぁ(^^) これが一番大事ですね♪
karl1953さん いつも 温かいコメントをいただきありがとうございます(^^)。
まだ山歩きを始めてままならない子供達にとってはキツかったと思います。本人も少し壁を乗り越えた事を自覚してるので、少しずつ標高差や距離を伸ばして行きたいと思います。今回楽になればとトレッキングポールを渡したのですが、巧く使いこなせなかったのでお荷物となった事が反省点です。次回の山行までには使いこなせるよう教えたいと思います。
小さくてももう【漢】なので、男ならではのお風呂反省会で、少しずつ絆を深めれればなと思います(^^)♪
連日の子連れ登山、お疲れ様でした。
お兄ちゃんも藤原岳で頑張りましたね。
秘密兵器と仲間との競争で意地もみせ、
展望丘までも行ったのですから、アッパレ" アッパレ"
可愛くもあり、頼もしくも有り、
お父さんとしても、充実した一日だったことと思います。
私も山で子供を見掛けると、可愛くも有り、やる気になればと
つい声がかけてしまいます。
子供の方が元気があるのにね。
装備も揃え、経験を積み、着々と準備が整ってきてますね。
Shunran 〜゜・_・゜〜
追伸:
私事ですが今回は相棒が都合が悪くなり、私も先回の登山からの
胃痛が続いておりますので中止にしました。
又の機会を狙っております。
shunranさんこんばんは。いつもあたたかいメッセージをいただきありがとうございます。お身体の方は大丈夫ですか?藤原岳の紅葉はまだまだだと思いますよー。聖宝寺のモミジは真っ青でしたから。先ずはお身体の回復に努めてくださいね、山は逃げずにいつでも行けますから(^^)♪
登るために色々な工夫をこらし、8合目位かなーと思ったのですが避難小屋まで行き、展望丘が見えると、彼自身『行く!』と言い、何とか登る事が出来ました。
長男坊が今まで中々出来なかった挨拶がようやく行き交う方全員に出来るようになりました(照れがあるようで)。辛い中で励まされた事がきっと嬉しく思ったのだと思います。外人の方にもお会いしたのですが、『バーイ』と挨拶して、えっ!?と外国の方が驚かれたのが面白く、今日も自慢してましたよ(笑)。 山での色々な出会いが、とても楽しかったようです。 今度どこ行こう?と言ってきてくれるので、ホッと胸を撫で下ろしています。
shunranさんをはじめ。いつか山レコのみなさんとお会いする時には、成長した姿をお見せ出来るように頑張ります!
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