京都北山 芽吹きの朝日峯〜峰山を縦走

2023年04月18日(火) [日帰り]

• GPS: 07:33
• 距離: 12.1km
• 登り: 757m
• 下り: 992m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:26

8:06 細野口バス停
9:01 9:01 P591
9:50 10:04 タカノス
10:42 10:42 P582
10:56 11:00 田尻峠
12:10 12:44 朝日峯
14:26 14:29 峰山
15:32 栂ノ尾バス

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：JRバス周山行　細野口で下山
復路：JRバス京都駅行　栂ノ尾で乗車

コース状況／危険箇所等

・細野口〜鷹ノ巣
　細野バス停から田尻谷川の道路（愛宕裏参道）に入る。尾根は檜林で下生え少ない。鷹ノ巣への登りに倒木帯(?)が有ります
・鷹ノ巣〜田尻峠
　鷹ノ巣直下は灌木のヤブ気味の急傾斜。その後もヤブ気味の所は有るが問題無く通過できます。各ピーク毎に方向を確認して進むようにしないと方向を誤る事が有ります。
・田尻峠〜朝日峯
　田尻峠〜P602間は灌木のヤブ。今の時期は簡単に通れますが葉が茂る時期はかなりうっとおしい状態になるのでは。又朝日峯手前のCo640mピークへの登りはこのル-ト中最も急傾斜です。
・朝日峯〜峰山
　前半は林道です。林道から登山道に変わってからP602手前には倒木帯が有ります。
・峰山〜栂ノ尾
　高山寺境内へ派生する尾根を下ります。上部は倒木も有りますが、概ね普通の登山道。

写真

橋を渡って左側に進みます

初めは放置され、荒れた林道を辿ります

林道から離れて真っすぐに登ります

鷹ノ巣への尾根のミツバツツジは最盛期

P591のプレ−ト

P591の次のピークより杣道が現れて

里山ですのであって当然（?）の杣道を使わせてもらいます

鷹ノ巣手前のピーク付近で鹿よけネットが出て来ます

鷹ノ巣のプレ−ト

鷹ノ巣からの下りは灌木の急下降

P582手前のコルへ急斜面を下り

下り切ったコルに壊れた罠

P582のプレ-ト

田尻峠のプレ-ト、これが無いと分からずに通り過ぎてしまいそう

P602への鹿よけネット沿いの登りは灌木のヤブ。葉が茂る頃は通りたくない所です

P602のプレ−ト

Co640mピ−クへの今日一番の急登が始まります

上部は灌木のヤブ気味ですが、掴める灌木が多く助かります

朝日峯に到着

朝日峯より薄っすらと比叡山

朝日峯山頂にて

京都市街地（嵐山）が見えています

林道からの愛宕山

林道が終わり、登山道になりますが

峰山P602手前は2018年の台風で倒れたと思われる倒木帯が行く手を阻みます。

跨いだり、潜ったり、迂回したりで倒木帯を抜けました

倒木帯を過ぎると歩き易い登山道

峰山手前に高山寺分岐の道標があり

峰山に到着

下山した南尾根沿いには高山寺の史跡境界柱が埋め込まれています

南尾根の杣道

民家の横に降りて来ました

降りて来た橋の袂にはフジが満開

装備

個人装備

雨具 昼ご飯 非常食 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ

共同装備

無し

感想

shikakura

今回は16日の例会を雨天予報で中止した為好天予報の今日、メンバ-を再度募集しての実施です。6:45京都駅前発の周山行JRバスに乗車して細野口で下車します。

天気予報では夕方から雨の予報ですが今の所青空が見えています。愛宕山裏参道の田尻川沿いの道路を遡り、初めての橋を渡り150m程歩くと左手に荒れた林道が山腹を登っていますのでそこから登り始めます。少し登ると林道は山腹を巻く様になって来たので林道から外れ尾根芯を登ります。

桧に覆われて下生えも無く歩き易い尾根をP591に登り付きます。P591の次のピ-クから杣道が現れて来たのでそれを辿って行くと鷹ノ巣の手前のピーク付近から壊れた鹿よけネットも現れて来ます。山頂手前の倒木帯を乗り越すと鷹ノ巣。

鷹ノ巣からの下りは灌木のヤブで始まり下り切ったコルに壊れた罠が放置されています。壊れた罠は次のP582 を越えたコルにもあり、東側の水谷川から登って来たと思われる林道がCo550mピークまで続いています。Co550mピ-クから下ると田尻峠です。山名標が有り西側から杣道が上がってきていますが灌木の中の窪みに過ぎないで山名標が無ければそのまま通り過ぎてしまいそうです。

此処からP602までは壊れた鹿よけネット沿いに登りますが灌木のヤブで歩きにくく、今は葉が茂っていない時期で通過は簡単ですが葉が茂ってくると嫌なヤブになりそうです。P602の手前で田尻川の林道からと思われる林道の支線が上がって来ます。中京区と北区の区界尾根が北北西から北東に折れ曲がるCo640mピークへの登りは、本日一番の急斜面で四つん這いになったり、木を掴み体を引きあげながら登ります。

此処を登り切ると直ぐに朝日峯に到着。丁度昼時の山頂には10名以上の方が寛いで昼食中で、我々も昼食にします。昼食中に先ほどのパーティが下山されます。聞くと下山は我々と同様に栂ノ尾との事ですが、峰山経由ではなく松尾峠から谷山川林道経由との事。

下山開始頃にはかなり雲が厚くなった様で下山までもってくれればいいのですが、林道に降り立ち松尾峠とは反対側に進みます。40分ほど歩くと林道は登山道に変わりますがP602手前で倒木帯に当ります。多分2018年の台風で倒れたと思われる杉などが邪魔しており、5年経って何とか通れる様にはなっていますが、潜ったり跨いだりでうんざりします。その後は歩き易い道で峰山に到着。

この山頂も樹木に囲まれて展望は有りませんので集合写真を撮った後早々に下山に掛かります。清滝川へ派生する南尾根の下りは上部は倒木が有りますがそれを過ぎると歩き易い道となり清滝川の橋の袂の民家横に降り立ちます。少し栂ノ尾方向に戻るとバス停に到着。雨に降られる前に下山出来ました。