鞍掛山(誰もいなかった)奥三河の山


- GPS
- 03:28
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 523m
- 下り
- 516m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス | 一般道を最初から最後の駐車場まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
山の最初の取り付き、東海自然歩道の道標はあるが 鞍掛山の道標は見当たらない。 |
その他周辺情報 | コンビニ鞍掛山周辺になし だいぶ手前 |
写真
感想
家から車で3時間ほど山中の道を走って登山口に着いた。今回目指す山は奥三河の日本棚田100選を前衛に擁する「鞍掛山」という低山。四谷集楽の古人が下方から石垣を営々稲田を築いてきたもの一見の価値がある。
棚田の見頃は田植え黄金の実りの収穫の前には大勢のアマカメラマン観光客が押しかけるという。訪れた日は収穫の跡寒々とした風景、見に来る観光客等誰もいなかった。下方の農作業をしている人が一人発見のみ。
棚田の最上部が棚田を見る絶好のロケーション5台ほどの駐車地豊富な水量を利用した水洗トイレ。観光客を受け入れる体制が整っている。
当初登山口を仏坂峠をと思ったが、取り付きの階段の前に「崩壊があり通行止め」の案内断念したもの。
棚田の最上部Pから山頂までピストンともくろむ。付近には「東海自然歩道」の道標を見るのだが、鞍掛山の案内がない。棚田の下方を行ったり来たり20分ほどロス疲れてしまった。
しょうもないやや遠くに作業している土地のおじさんに教えてもらう。再び駐車場まで戻り仕切りなおし山方面の左側の民家の方へ進む。家の前を通りのかと思ったが手前から下に降りて迂回するようだ。東海自然歩道の道標もあり登山路の流れに乗る。
うらぶれたような道、わかり易いがあまり人が歩かないようだ。ポイントかしやげ峠、そこで明治時代に山崩れ村人11人死んだとの石碑に驚いた。7月との碑文梅雨時今様にいえば土石流で下方の集楽を襲ったのだろう。
登路の前半は杉の巨大植林地帯登路は緩やか後半は登り一辺倒だんだん急になる。一気登りをしようと思ったが、たまらず開けた所で一回休憩あと標高差100m切る。稜線を上がっても植林が続き展望なし。
天気予報どおり林立した木立を揺るがす強風ギーギーと杉の不気味な鳴き声人っ子いない暗く化物も出そうな雰囲気。「馬桶岩」のカンバンを見つけ近くのよう、開けた所と行ってみると木立の中の水がたまった「穴あき石」。
昼を大きく回ったのでここで昼ごはん。ソロなので心細くどこからかやってくる風が冷たい、そうそうに引き上げる。計画では一周を目論んだが、それどころでもなかったモチベーションが下がりっぱなしで逃げ帰った。
総論はよくまあ全山を売れない植林をしたものだと恐れ入った。木を伐採して営業活動しているような雰囲気もないし壮大なムダに見えたがどうなのか。
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