千燈岳_団体登山に参加
- GPS
- 05:25
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 525m
- 下り
- 522m
コースタイム
天候 | 晴れ・黄砂のためか見通し悪し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
国東三山山開き千灯岳・国東市観光協会企画実施、¥5,800昼食トレイル弁当(お茶付き)付、専用バス大分駅・別府駅・杵築駅から乗車可、道の駅くにさき・帰路買い物タイム休憩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
急傾斜な岩路も多い。凝灰岩でスタンスはしっかりしている、ロープ・鎖など整備されている。 |
写真
感想
国東半島峯道ロングトレイルバスツアー・国東三山山開き千灯岳に参加した。同様な山開きツアーは今後両子山2023年5月20日・文珠山2023年6月17日に行われる予定。
バス参加者は22名、山開きツアーではさらに現地集合の参加者がいたようだ。現地集合者で2グループ構成して先行出発、バス参加者は単独1グループとして最後に出発。バス参加者22名に加えて現地ガイド3名のグループ構成。僕は当グループの最後尾にガイドと話しをしながら行動した。
集団行動のため傾斜が強く注意深い行動を必要とする場所では渋滞がしばしば発生した。往路・不動山から林道までの路で2名遅くなり、林道に用意した車輌でピックアップ・登山開始地点へ。1名は体力不足、1名は路から谷側にスリップ後に体調不良を訴えていた。
林道からさらに奥の山道で、現地集合に遅れた単独行動者が足を滑らせ5〜6メートル落下、岩の上で止まったが幸いなことにザックが緩衝材になり怪我はなかった模様。現地集合に遅れて単独行動を行う参加者?の想定がなかったようで、我々グループの現地ガイドが戸惑っていた気持ちがよく理解できた。結果的にこの落下に懲りて自発的に行動を中止して戻ったようだ。
現地集合・先行した2グループが山頂で昼食を終え降りてきた時とバス参加者の我々のグループが上る時が、急傾斜地で交差することになった。このためさらに上下での渋滞が増加した。
山頂からの帰路も我々のグループで体調が不調になった方もあり、予定時間を大幅にオーバーし、林道交差点で全員が集合・納得した上で舗装された林道を出発地点まで戻ることに計画変更となった。
出発地点のバスでは参加者2名が登山口・バス停に戻らずそのまま舗装されている林道を下っているらしいことが判明、バスも含めて各車両で追跡することになった。かなり下ったところの道路でそれぞれ単独行動中の一人一人をピックアップすることになった。
車内では、企画側から本日の行動を改めて検証・確認して道路標識の増設などを含め今後に継承・安全対策などに努めたいなどと説明していた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ちょうど春の蕨取りに興味を持っていた時期だったので、山菜採りについて聞いてみた。東北方面からきた人のガイドを頼まれると、自分は山菜採りが趣味だと述べた上で趣味を聞かれることが多いが、山菜採りが趣味な人は国東にはいないそうだ。他のガイドも取り立てて蕨を取ったこともないようだ。
その後大分県内の一般商店で同時期に重曹の小さな袋の付属している蕨が1束二百円程度で売られているのを見かけた。九州では蕨が他の雑草と共に比較的長期間生えていることが多く、東北地方のように急に雪が消えて春が来て山菜が一斉に芽を出し始めることが少ないため、同時期の可能な野菜栽培などと比べて手間がかかるのかもしれない。
復路の林道交差点で、往路をさらに戻ることを希望している人の確認があってもよかった気がしていた。また我々のグループにはこれ以上の行動を望んでいない参加者も明らかに存在していた。
当時の交差点にはすでに登山口に戻っている他のグループからのガイドも加えているのか、ガイドや車両もそれなりに準備されていた。
計画通り往路を戻るグループ、帰路足場の安全な舗装した林道を戻るグループ、車両で出発地点に戻るグループに分けて、逆に各グループ構成員の行動を監視する方が安全だった可能性もある。
バスにピックアップされることを前提に確信的に行動したのか、下っていったら結果的に遠くまで行ってしまうことになったのか興味深い。
企画者側が用意・配布した地図には林道の概要図などは含まれていなかった。一方舗装した林道を下っても、確認すると4km ほど歩けば村落があり登山行動としては危険はないが、団体行動の結論としては理解不能である。ある意味での不安が彼らにはなかったのか気になるところだ。
ガイドツアーにはほとんど参加したことはないが、今回先行した単独行動の参加者を実感して、彼の行動が思い出された。
観光協会の対応は危機管理としては必ずしも十分でないと思うが、地元の方々との気楽な触れ合いなど明らかに気楽な部分もあり、コストパフォーマンスもいい。行動を共にする場合に、求めるサービスを互いに明確にしていくことは不可欠であろう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する