両神山


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,213m
天候 | 曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯は残雪多数。頂上付近はほとんど雪が溶けていた。 |
その他周辺情報 | バッジ 両神山荘にて |
写真
感想
両神山(りょうかみさん)は埼玉県秩父郡小鹿野町と秩父市の境目にあり、秩父山地の北端にある山。標高1,723m。日本百名山の一つ。山名は、イザナギ、イザナミの神を祀っていることから両神と呼ぶという説、日本武尊の東征のおりこの山を八日間見ながら通過していったので八日見山と名づけられた説、「龍神を祭る山」が転じて両神山となったという説など、諸説ある。古くからの信仰の山。東面の日向大谷からの道は表登山道とされ、数多くの石仏、石碑、丁目石が残されている。浦島からの登山道にも興味深い石仏が残されているが、今は廃道となっている。北麓の尾ノ内には龍頭神社があり、尾ノ内沢沿いに八丁尾根上の奥宮まで登拝路があるが、今では荒れていて危険である。山中、山麓の神社では、通常の狛犬の位置に山犬すなわち狼の石像が置かれている。狼を神の使いとする三峰神社の影響が窺われる。
ヤマケイオンラインでの紹介は以下のとおりです。
際立つ高山ではないが、長い岩稜は鋸歯のようで、四方をめぐる山からもすぐ分かる。ヤシオツツジの咲く5月は、山中は登山者でいっぱいになり、山頂より八丁峠へたどるコースは大渋滞となる。日帰りも可能だができれば1泊2日の行程にしたい。
両神山は八日見山ともいう。これは日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの地に来て、8日間この山を見ながら歩いたという伝説によるが、河田羆は「山嶺伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冊尊(いざなみのみこと)を祭る故に両神の称あり」とその由来を記している。木暮理太郎も『山の憶ひ出』の中でイザナミ・イザナギ二神説を採っている。
森林帯を流れる薄(すすき)川の登山道には、修験道のなごりの霊神碑や石像が多くある。
春は新緑、秋は紅葉が美しい。春、山中に1泊すると夜半にコノハズクの鳴き声を聞くことができる。360度の大展望が広がる山頂は狭いので長居ができないのが残念。山中で展望のよいのは中腹にある両神神社の少し下のノゾキで、ここからは奥秩父連峰がよく見える。またミヨシ岩から大峠に下る山稜からの展望もよい。大峠から中津川に出るルートは山慣れた人にお勧めしたい。出原上から日向大谷を経て両神山へは、4時間10分。
小鹿野観光協会では以下のように紹介されている。
古より修験の山として多くの修験者に愛された両神山。信仰の厚さは日向大谷から会所への道中に現れる行者の像や石標に見ることが出来る。会所で七滝沢(右)との分岐を左へと折れ、清滝小屋方面へ。急な登りを繰り返しながら行くと、5月の開花時期であればニリンソウの見事な自生やミツバツツジを目に出来るかも。まさに花の日本百名山の真骨頂。
八海山付近の大頭羅(おおずら)神王像を過ぎ、弘法大師像が見えたら清涼な弘法井戸で喉を潤し、清滝小屋で一休み。
七滝沢からの合流地点鈴ヶ坂から先はクサリ場などの続く急勾配。両神神社を参拝し、奥社の祀られる両神山山頂への険しい岩場を踏破すれば、天気次第で富士山・八ヶ岳・北アルプスも望める絶景。
帰路は鈴ヶ坂から左に折れ、養老滝・霧降滝などの続く七滝沢に、行者の足跡を感じながら会所を経て日向大谷へ。
おすすめ時期
日本百名山選定の決め手となったと言われるニリンソウの花開期〈5月中旬〉は、ぜひとも訪れたい時期。他にもミツバツツジ・ヤシオツツジなどが前後〈4月中旬〜5月一杯〉する。
両神山。これらの紹介からはかなり険しいかなとのイメージもなくはないがもう一方では信仰の山のようにもうけとることができる。しかしながらおすすめ時期をはずして3月末に行くことになった。この時期だと残雪もあるが、少し残雪のトレーニングをかねてということになった。
このコースは簡単とはいうものの鎖もいくつかあり雪の鎖場も体験。かつての五竜岳で相当苦戦した雪(凍結)の鎖場もここで克服することができたか?。
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