中世日光修験 夏峯 気生ノ宿

2023年04月29日(土) [日帰り]

• GPS: 07:40
• 距離: 10.0km
• 登り: 545m
• 下り: 478m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 2:25
• 合計: 7:41

8:52 観音寺薬師堂 勝軍地蔵
11:06 12:55 気生ノ宿
14:03 14:39 銭沢不動尊
16:15 16:15 裏見の滝入口バス停
16:33 やしおの湯

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

気生ノ宿への最短アクセスは日光金谷ホテル従業員駐車場の横からなのですが、2023年4月現在、ホテルの改装工事中でアクセスできません。そのため、今回は観音寺薬師堂将軍地蔵から入山し、錢澤不動堂に下山しました。錢澤不動堂への下りは非常に道が悪いので要注意です。
マーク等は比較的ちゃんとついていますが、登山道のないバリエーションルートであり、山王二宮や錢澤はとても急で、馬頭石周辺は迷いやすそうな感じもするので、地図・コンパス・GPS等の装備、ルートファインディングの経験、体力などを考慮して入山することをお勧めします。

その他周辺情報

錢澤不動堂からやしおの湯には大谷川憾満ヶ淵ぞいのショートカットがありますが、今回はわざわざ日光西町の五社（磐裂、八幡、青龍、花石、久次良）も参拝しました。修験道に興味のあるかたには面白いと思います。

写真

4/29 8:45

観音寺薬師堂前の十王像　登山口の目印

4/29 9:18

薬師堂から少し歩いたところにある勝軍地蔵
日光の火除の本尊

4/29 9:18

勝軍地蔵の全景

4/29 9:18

勝軍地蔵の眷属のイノシシ

4/29 9:30

尾根沿いはアカヤシオが満開

4/29 9:53

送電線の刈払いから、日光山輪王寺三仏堂、日光東照宮参道、外山が見える。

4/29 10:51

シロヤシオも満開

4/29 10:51

4/29 10:51

4/29 10:54

4/29 12:03

気生ノ宿　中世の日光修験では、夏峯の最初の宿、および、冬峯の最後の宿として修業の場となっていた。山と高原地図に記載されていないためほとんど人がいないが、本来は重要な行場。

4/29 12:05

気生ノ宿　祠の後ろに大木

4/29 12:20

気生ノ宿　から20分程度歩いたところにある祠

4/29 12:49

馬頭石の祠

4/29 12:50

馬頭石

4/29 12:51

馬頭石

4/29 13:10

気生ノ宿から山王二宮に向かう途中の尾根は、特にヤシオツツジの密度が濃く、トンネルのようであった。

4/29 13:15

4/29 13:37

山王二宮

4/29 13:58

錢澤不動堂への下山途中　標識が木に食われている。

4/29 15:05

磐裂神社　修験道では、星の宮、虚空蔵菩薩

4/29 15:14

青龍神社

4/29 15:30

八幡神社　勝道上人のところに飛来した飛石八幡（八幡自在天）を祀る

4/29 15:35

花石神社　蓮華石（花石）の上で勝道上人が日光十八王子を遥拝したと伝えられていている。

4/29 15:41

花石神社

4/29 15:56

元ル−マニア公使館別荘（現在は別会社が入っているようだ）

4/29 15:56

久次良神社

4/29 15:57

久次良神社

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

m_m_m しんこう

2023年ゴールデンウィークの初日に日帰りで友人と二人で入山。
古文書（補陀洛順峯入峯次第私記）の夏峯の歩き方とは順序が異なるが、星の宿（日光金谷ホテル）からの道が工事中であるため、今回のコースとなった。
コース中の尾根筋ではアカヤシオ、シロヤシオが満開で、トンネルのように道につつじが覆いかぶさり、非常に華やかなコースであった。
下山口は錢澤不動堂を選択。山王二宮から錢澤の下りは非常に道が悪く、水の少ない沢の上に落ち葉がひざの高さまで積もり、沢なのか道なのかがわからず歩き辛い。錢澤不動堂では地元の人が風通しのためにお堂を開けており、偶然にもご本尊のお不動様を拝むことができた。地元の方からのご接待もいただけた。
下山後、日光西町の五社を参拝、勝道上人ゆかりの神社も参拝できた。