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Yamareco

記録ID: 5445670
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ハイキング
東北

八塩山(前平、鳥居ノ沢、深山林道登山口を巡回)

2023年05月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:05
距離
7.3km
登り
515m
下り
500m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:06
休憩
0:59
合計
5:05
8:57
173
スタート地点
11:50
12:49
5
12:54
12:54
68
14:02
ゴール地点
天候 晴れ。風速1m/sくらい。気温15〜20℃くらい。
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーを使う。国道107号線から県道32、34号線、ボツメキ湧水を経由するのが分かりやすい。八塩いこいの森を経由する場合は、ダムや桜、紅葉など見所だが、案内標識に乏しく分かりづらい。県道から先は狭隘区間であるものの、舗装路で、離合帯もそこそこある。前平登山口の向かいに駐車帯があり、詰めて10台ほど。トイレ、水場なし。鳥居ノ沢登山口も10台ほど。同じくトイレなし水場なし。鳥居ノ沢は割とすぐ満車になる。前平登山口から歩いて15分ほどに「ボツメキ湧水地」があり、20台ほどの駐車スペースと公衆トイレがある。そこから開始するのも選択肢だろう。
コース状況/
危険箇所等
どのコースも急坂で、油断すると滑る。標高とコースタイムで甘く見ると危険な低山の典型であり、注意が必要。地形図の道も当てにならないため、登りはともかく下りは道間違いに注意。ただしエリアは小さいのでロードを歩いて戻れる。各コースにコメントする。
前平コース。急坂だが、階段状、又は葛折りに整備されているので、慌てずに歩けばさほど問題はない。滑るトラバースに注意。P444の見晴らしが良い。山頂直下は登るのは良いが下りではスピードを出しすぎないように。
鳥居長根コース。尾根直登の急坂だが、比較的広く、足の置き場所も多いため、見た目ほど大変ではない。休み々々行けばどうということはないだろう。東側の眺めも良い。いちばん好きなコースである。
深山林道コース。作業道として作られたのか、かなり歩きやすい。急なところもほとんどない。初心者向けであるが、アクセスが悪い。風ぴらコースと深山林道コースの連絡路は狭いトラバースで滑落に注意が必要。
風ぴらコース。ここが「問題路」であると思っている。分岐する急坂コースは文字通りの急坂。細尾根を直登で、滑れば非常に危険であり、特に下りではオススメしない。迂回路コースは巨木などの見所もあるが、やはり危険な急坂箇所はあって、幾分マシという程度でこちらもあまりオススメできない。枯葉が積もる季節になると、踏み跡も不明瞭。どうしてこのコースが初心者向けとして紹介されているのか、それが分からない。
主稜線は平和である。
日当たりの悪いところは5月まで雪が残る。基本的にキックステップで直進すれば問題ないが、慣れない人は注意した方が良い。
前平登山口と鳥居ノ沢登山口の間は20分ほどのロード歩きでつながるため、前平+鳥居長根の組み合わせが無難。雪解けも早い。ただ風ぴらコース序盤の谷間、540mあたりの沢沿いに豊かな湧出口(風ぴら清水)があり、そこはちょっと寄っても面白いだろう。山頂近くにあるとされる観音清水は今はもう確認できない。
その他周辺情報 温泉は国道107号線の道の駅「東由利」にある。宿泊は民宿を除けば近場だと「八塩いこいの森」のキャンプ場しかない(山頂付近にテントが張れる広さはある)。ただしいまいち営業状況がよく分からない。車で30分ほどの、由利本荘市や横手市の中心部まで行けばいろいろある。
前平登山口を背にロード歩き。
2023年05月03日 08:59撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
2
5/3 8:59
前平登山口を背にロード歩き。
お天気が良い。
2023年05月03日 09:12撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 9:12
お天気が良い。
鳥居ノ沢登山口から入る。
2023年05月03日 09:18撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 9:18
鳥居ノ沢登山口から入る。
サンカヨウだ。
2023年05月03日 09:30撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 9:30
サンカヨウだ。
風ぴらコースへ。
2023年05月03日 09:36撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 9:36
風ぴらコースへ。
ちょっとだけ残雪。
2023年05月03日 09:41撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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ちょっとだけ残雪。
こんこんと湧いている。
2023年05月03日 09:46撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 9:46
こんこんと湧いている。
右へ。
2023年05月03日 09:51撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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右へ。
ワサビ。
2023年05月03日 09:54撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 9:54
ワサビ。
ネコノメソウ。
2023年05月03日 09:56撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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ネコノメソウ。
ここも右へ。
2023年05月03日 09:57撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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ここも右へ。
厭なトラバースが続く。
2023年05月03日 10:01撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 10:01
厭なトラバースが続く。
イチゲがまだ元気。
2023年05月03日 10:05撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 10:05
イチゲがまだ元気。
林道へ出る。
2023年05月03日 10:12撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 10:12
林道へ出る。
再び山へ。
2023年05月03日 10:15撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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再び山へ。
おう。
2023年05月03日 10:16撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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おう。
基本的には快適な道。
2023年05月03日 10:23撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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基本的には快適な道。
おう…。
2023年05月03日 10:28撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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おう…。
稜線に乗る。
2023年05月03日 10:36撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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稜線に乗る。
いちおう展望地とある。
2023年05月03日 10:36撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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いちおう展望地とある。
藪の中にササの花。
2023年05月03日 10:49撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
5/3 10:49
藪の中にササの花。
ピークをとりあえず踏むが…。
2023年05月03日 10:50撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 10:50
ピークをとりあえず踏むが…。
マンサクがまだ楽しめる。
2023年05月03日 11:17撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 11:17
マンサクがまだ楽しめる。
お、おう…。
2023年05月03日 11:19撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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お、おう…。
ムラサキヤシオツツジか。
2023年05月03日 11:29撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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ムラサキヤシオツツジか。
メジャールートに合流。
2023年05月03日 11:33撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 11:33
メジャールートに合流。
ここがいちばん分かりやすい展望地。
2023年05月03日 11:38撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 11:38
ここがいちばん分かりやすい展望地。
山頂台地は平和。
2023年05月03日 11:48撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 11:48
山頂台地は平和。
ここも展望地だが定員数名。
2023年05月03日 11:50撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 11:50
ここも展望地だが定員数名。
四阿でゆっくりする。
2023年05月03日 11:58撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 11:58
四阿でゆっくりする。
ここが山頂。
2023年05月03日 12:48撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 12:48
ここが山頂。
避難小屋。
2023年05月03日 12:54撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 12:54
避難小屋。
保呂羽山など見える。
2023年05月03日 12:55撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 12:55
保呂羽山など見える。
八塩神社は虫の息。
2023年05月03日 12:55撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 12:55
八塩神社は虫の息。
前平コースで下りる。
2023年05月03日 12:56撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 12:56
前平コースで下りる。
まだカタクリが元気。
2023年05月03日 13:14撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 13:14
まだカタクリが元気。
休憩ポイント。
2023年05月03日 13:33撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 13:33
休憩ポイント。
お疲れ様でした。
2023年05月03日 14:00撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 14:00
お疲れ様でした。
ボツメキ水源で水割り用の水を汲む。
2023年05月03日 14:16撮影 by  Pixel 6 Pro, Google
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5/3 14:16
ボツメキ水源で水割り用の水を汲む。

感想

 残雪は苦手なので、高山の選択肢は基本的に除外していた。遠出も面倒くさかったし、比較的近場で、今年の気温を考えると、八塩山のナニでアレがピークではないかと思って向かう。しかし通常のコース取りではあっさり終わってしまい、歩き応えがない。矢島ルートの鳥海山展望地までピストンするか、行ったことのない深山林道コースを歩くか、ギリギリまで迷いつつ風ぴらコースから深山林道へと抜けてみた。
 陽気で雪はないだろうと油断したが、思ったより厭らしい残り方をしており苦虫を噛み潰すこととなる。しかしルートそのものは難しくなく、うっすらと踏み跡も見えたし、キックステップが利くのでそのまま進んだ。踏み抜きに注意が必要だろう。このコースはフキノトウがまだたくさん採れる。
 ついでだから地形図上で気になってた594.9m三角点を探すが、藪に埋もれており見つからない。位置もなんだかおかしくないか。なんでこんな斜面にあるんだ。少なくともピークにはなかったし、道のそばにもなかった。なお、地形図上のこの道はトラバース気味に矢島に抜けることになっているものの、ほとんど歩かれていないと思われる。時期のせいもあり尾根を素直に歩いてもあまり手間は変わらないレベルで荒れている。またこの辺は林業の重機が入っており、ことによると新しい道ができるかもしれない。
 未踏コースやら雪やら藪やら急坂やらでそこそこ疲れたこともあり、あちこちで休憩している。あまり人のいないルートを歩いたし、メインルートに合流してもピークタイムを結果的に避けたことで、静謐な山歩きとなった。聞こえるのは鳥の鳴き声ばかりであり、キツツキの木を叩く音が混じる(まあ、虫の羽音もあるが……)。春の花も少し残っていた。

【水・食料】
凡例:消費量/持参量+現地調達量
水・スポドリ:1.00/3.25L
行動食・非常食:ゼリー2/6袋
昼食:おにぎり2個

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