飯豊連峰縦走
- GPS
- 38:26
- 距離
- 66.6km
- 登り
- 4,140m
- 下り
- 4,443m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:13
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 3:25
- 合計
- 9:30
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 9:48
天候 | 1日目 晴れ 2日目 ガス 3日目 晴れ 4日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山はダムから越後下関駅まで他の登山者に送ってもらい、電車とタクシーで車を回収 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は少なめ。しかしアイゼン、ピッケルは使用した。スノーシューは持って行ったが使用せず。 |
写真
感想
今年のGWは飯豊の縦走にした。ずっと、東北の山を雪の時期に縦走してみたかった。
1日目
弥平四郎の登山口から少し入った林道脇に車を停めて出発。まだ薄暗いので、熊に備えて賑やかに歩く。今年は雪が少なく、下部は夏道だ。稜線に上がると雪が出てくる。明日からの天気を考え、できるだけテン場を伸ばそうと思うが、切合小屋のジャバジャバの水が嬉しくて切合小屋でC1。どうも水が不自由なテン場が苦手で…。明日は天気が悪そうだ。
2日目
やはりガスガス。でも行動出来ない程ではなし、回復傾向だという予報を信じて歩く。せっかくの飯豊山なので手前の小屋で時間待ちをするが、結局晴れずに尾西小屋まで。小屋には沈殿しているパーティーが複数。回復傾向の予報を信じて、私達は大日岳にアタックを仕掛ける。序盤はガスも飛び、なんだか希望の持てる天気なのでルンルンで歩くが、結局ガスる。ピーク直下で真っ白な斜面が出てきたので、無理をせず敗退。小屋に戻った。
3日目
暗いうちに大日岳を目指してdepa。今日は晴れである。大日岳への最後の登りはアイゼン、ピッケルを出す。素晴らしい天気のなか、大日岳ピークへ。いい1日になりそうだ。下りは急なところはバックステップをした。尾西小屋で荷物を回収して、ルンルンで主稜線を歩く。雪は締まっていて、どこまでも歩けそう。残雪期登山の醍醐味だ。北股岳の登りだけアイゼンを出した。あとは問題なく頼母木小屋まで。ちょうど今日から小屋を開けたらしく、水も豊富。小屋の板の間に敷くゴザも貸してくれた。東北の山小屋は地元の山岳会が管理している場合が多い。この小屋もそのようで、小屋や山域への愛が感じられるいい小屋だった。
4日目
最終日。杁差岳を目指して進む。だいぶ標高を落としたので、雪は少ない。杁差岳に続く山稜はたおやかで優雅。夏もさぞかし美しいだろう。杁差岳に到着し、自分たちの辿ってきた稜線を振り返る。うん、良い縦走だった。あとは下るだけだ。
しかし、この下る道が大変なのであった。杁差岳より先は細い稜線で、雪が多ければちょっと苦労するかも。あと、すごく長い。大石ダムまで、めっちゃ長い。山道を終えた後、ひたすら林道を下っていると、犬を連れた山菜採りの女性と出会った。犬は私たちに愛嬌を振りまいてくれて(犬は最高の生き物!)林道では抜きつ抜かれつに。林道終点からは最寄りの駅まで歩く予定だったが、犬の飼い主が駅まで送るよと申し出てくれた。本当に助かった。犬が結んでくれた縁だ。
越後下関駅に送ってもらい、あとは電車とタクシーで登山口の車を回収に行く。水を張ったばかりの田んぼがキラキラ光り、遠くに飯豊の山。サモアくんが飲んでもいいよ、と言ってくれたので電車で缶ビールを開けた。最高すぎるだろ。
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