西丹の前尊仏岩(ユイバシ沢左岸尾根〜小笄南西尾根)


- GPS
- 07:40
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,328m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
08:20 855m
09:05 ユイバシ沢左岸尾根取付
10:00 1114m
11:15 立岩(観音様)着
11:45 〃 発
12:00 小笄南西尾根下降点
13:20 1125m
14:45 東沢ルート分岐
15:10 西丹沢自然教室
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ユイバシ沢左岸尾根スズ竹のヤブ漕ぎは必至。一部のヤブは急峻なヤセ尾根にも張り付いており、中々楽はさせてもらえない。 小笄南西尾根のヤブ漕ぎする箇所はなくなった。下降点からの不安定な下りを除けば快適な美尾根である。 なお、大岩が前尊仏様と立証されている訳ではありません。 |
写真
感想
西丹沢の大笄と小笄の登山道から外れることわずか数分、ちょうど突堤のように突き出した先の大きな露岩の立岩に気付く人はまずいないと思う。知っている人は中々の丹沢通だ。カル沢などを遡行した詰めの段階でこの立岩に出会える沢ヤなどを除けば、登山道をきっちり歩く一般登山者に知る術はない。
「丹澤記」の吉田喜久治氏もカル沢にふれ『ツメの岩壁は観物(原文ママ)』と記しているこの立岩を丸福さん(丹沢を精力的に探り、特に丹沢の鉱山に関して造詣が深く、個人的にはブログ等などから山歩きのヒントをもらっている)は、遠目の姿を観音様のようだと形容し、参拝対象としての前尊仏様ではなかったのかと調査をされている。
今回の観音様訪問は、塔ノ岳の尊仏様跡、玄倉の前尊仏様(大岩)などを何度か訪ねている僕にとって遅きに失した感すらある。
丸福さんが、稜線からのアプローチに対して、僕らはユイバシ沢とカル沢に挟まれる境界尾根を使っての探索になった。
※ウェブ上ではこの岩をモアイ像と呼ぶレポートもあります。
●ユイバシ沢左岸尾根
スズ竹のヤブ漕ぎは大変だが、手掛かりとしてはかなり心強いものだ。大いに利用しよう。
富士山はどの位置からも見ることができる。グングンと高度を稼ぐ急峻 な尾根なので、それに伴ってあらわになる富士の容姿を楽しみながら登って行こう。
●小笄南西尾根
正確には大笄と小笄の中間点から南西に伸びる尾根である。
登山道からの出だしの下降点が慣れない人にはややきびしいかもしれない。
こちらのスズ竹は、人が通れる分人為的に刈られている。ヤブ好きな人には少し不満?
で、この大岩は前尊仏岩としての役目を担っていたのか。本当はどうなんだろう。
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