世附川水系 山伏沢

2023年04月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.3km
• 登り: 743m
• 下り: 743m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山伏トンネル周辺

コース状況／危険箇所等

■山伏沢
・アプローチは国道412号／山伏トンネルの道志側から入り
　大棚ノ頭迂回登山道〜要所小屋ノ頭〜西丸手前のコル〜
　山伏歩道〜水ノ木林道を使う。所要時間概ね2時間。
　山伏歩道は途中痩せ尾根や風化石英閃緑岩のザレ場トラバースが
　あり滑落には充分注意。
　山伏歩道の最後は、沖ビリ沢（要所小屋ノ頭を源頭にしている沢は
　山伏沢で、沖ビリ沢とは一本下流側の小沢のこと）沿いに下って
　本流の金山沢を飛び石徒渉して対岸の水ノ木林道に出ます。
　上流側に少し進めば林道終点となり、ここで溯行準備。
・山伏沢は浅瀬から林道を歩いて来られる渓流釣り師さんも
　よく入渓されているので、むやみに近づかずお互いコミュニケーションを
　図ってくださいませ。
・中流部以降はきれいなナメとナメ滝で構成される沢登りとしては
　初心者から楽しめる沢です。もちろん経験者同行、ロープ、ハーネス、
　カラビナなど最低限の装備と使用法を携行・習得したうえですが。

溯行グレード　1級

丹沢限定沢登り記録集
http://www.mt-farm.info/tanzawakiroku.html

溯行図は拙著『丹沢の谷200ルート』（山と溪谷社）を、
沢登り知識と技術は拙者主監修『ヤマケイ登山学校　沢登り』（同社）を
ご参照ください。

写真

4/22 8:50

団体の車が今日は多めですね

4/22 9:26

要所小屋ノ頭
ここからバリエーションルートを下ります

4/22 9:28

西丸方面へ

4/22 9:44

山伏歩道は西丸手前のコルから北側斜面をトラバースするように付けられています

4/22 10:15

風化石英閃緑岩のザレ場には要注意

4/22 10:15

踏み跡はこのザレをトラバースします

4/22 10:49

4/22 11:24

最初の滝

4/22 11:26

今日の皆さんの目的のひとつはラバーソールに履き慣れてもらうこと

4/22 11:29

4/22 11:54

4/22 11:57

先行されるY山の会の皆さんが滝の順番待ちをされていました。
お断りして左岸から巻かせていただきました。

4/22 12:31

ナメ滝が続きます

4/22 12:33

4/22 12:34

4/22 12:34

いつもは流芯左を登るのですが、まだ春のヌメリがあったので、右手残置ロープ沿いを登りました

4/22 12:48

4/22 12:56

ナメはいっつも癒されます

4/22 13:30

最後の7m滝

4/22 13:37

ビレイで登ってもらいます

4/22 13:53

4/22 14:07

巨倒木上の右岸ザレの詰め

4/22 14:19

4/22 14:23

朝歩いた山伏歩道に出ました。すぐ要所小屋ノ頭です。

4/22 14:28

これ、いつ見ても不思議

撮影機器：

FinePix XP140 富士フイルム

感想

kamog

夏に大きな沢を目指す方々のステップアップ講習で山伏沢へ。
お二人とも新調されたラバーソールの感覚に慣れ
命ともいえる靴に対する信用性を高めることも今日の目的です。

谷の翠は風にそよぎ
隠れ場もない浅瀬にヤマメたちは右往左往し
岩の下からは目覚めたカエルたちの声。
今が一番の遡行適期。

登山道に詰めるとどうやらウルトラトレイルレースの真っ最中。
トレランさんたちが次々と風になって駆け抜けていきました。