記録ID: 5483798
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ハイキング
東北
二戸駅起点里山歩き・大崩崖・鳥越山〜太古の地層を踏みしめて
2023年05月10日(水) [日帰り]
Mboke
その他3人
- GPS
- 06:04
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 480m
- 下り
- 451m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:05
天候 | 晴れ、昼頃一時曇る |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
新緑から深緑へ季節が移ろう時期の山歩きとなった。地面の草も勢いを増し、藪漕ぎが積雪期よりもハードなものとなり、時間も大幅に長くなってしまった。大崩崖の突端へは二十年ぶりくらいの訪問であったが、赤いビニールテープに導かれ、一番キツイ坂のフィックスロープなどにも助けられて到達することができた。十年前の大崩崖の崩壊で失くなったと推測していた小さな石碑はそのままあり、「蒲生氏綱公之奥津城」との墨書のしっかりとした木柱もたてられていた。今もどなたか慰霊に訪れている様子である。鳥越山三角点からの尾根伝いのルートは、序盤はサラサドウタンツツジが咲き乱れ美しかったが、北西方向に転じると枯れ笹竹をポキポキと折って進む展望もない単調な行程が続く。 |
写真
感想
今回の山行へは、99歳の義母もお世話になっているK子医師が参加しており、地域の要人同行に少々緊張気味の私であった。しかし、彼女はたくましく、大崩崖ルートを回避するべきかとの私の迷いを「そこを見に来たのよ」と一蹴してくれた。おかげでニ十数年ぶりに大崩崖の突端に到達でき、蒲生氏綱の歴史を物語る石碑が現存していることを確認することができた。私にとって今シーズンの積み残し一つが解消でき大収穫であった。計画段階では、行程約5キロ、4時間との見込みで参加を募ったが、実際には約6.5キロ、6時間の長丁場のハードな山行となってしまった。翌朝は久々に両足にケイレンがかかり目覚めた。両足のいたるところに青黒のあざがいっぱいである。私の限界をとうに越していたのだ。それにしてもK子医師は最後までたおやかな笑顔を絶やさなかった。まっこと強いお方です。尊敬。
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