残雪期の蝶ヶ岳(途中撤退)

2023年05月13日(土) [日帰り]

• GPS: 07:34
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,091m
• 下り: 1,084m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:38
• 合計: 7:33

距離 10.0km 登り 1,091m 下り 1,091m

4:52 三股駐車場
5:04 5:08 三股登山口
5:30 5:36 ゴジラみたいな木
6:27 6:37 まめうち平
7:35 7:36 蝶沢
10:07 10:08 蝶沢
10:55 11:04 まめうち平
11:40 11:48 ゴジラみたいな木
12:10 12:13 三股登山口
12:26 三股駐車場

天候

晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三俣登山口

コース状況／危険箇所等

2,030mぐらいから雪

その他周辺情報

信州安曇野ほりでーゆ〜
http://www.holiday-you.co.jp/dayuse.html

写真

5/13 4:32

4時32分駐車場到着。林道土砂崩れの為、1週間以上通行止めで、昨日の16時に開通となりました。

5/13 4:33

隣のトイレは閉鎖となってますが、使えたみたいです。

5/13 4:53

暫く林道歩き

5/13 12:23

この注意看板のとこ

5/13 12:23

やばそうな崩落地でした。※写真は帰りに撮影

5/13 4:55

目指す山様が綺麗です。本日は14時から降雨予報ですが、まだこの時点では快晴でした。

5/13 5:04

登山口到着。トイレあります。

5/13 5:05

登山届は

web提出でも記載する用紙あります。

5/13 5:09

ここから登山道スタート

5/13 5:11

すぐに常念との分岐

5/13 5:19

足元はニリンソウでいっぱいです。

5/13 5:12

ニリンソウ

5/13 5:19

吊橋。ビックリするぐらい揺れます。

5/13 5:20

沢は雪解け水で、ものすごい水量でした。

5/13 5:25

エンレイソウ

5/13 5:26

5/13 5:26

5/13 5:29

力水。スタート直後なので、行きでは飲みませんでした。

5/13 5:31

ハシリドコロ。毒草です。

5/13 11:43

1週間以上通行止めだったので、動物の糞がたくさんありました。

5/13 5:34

急な階段を上がると

5/13 5:36

ゴジラみたいな木

5/13 5:36

凄い迫力です。

5/13 5:36

ゴジラは、下から1kmの距離でした。この先しばらくなだらかな道が続き、

5/13 6:01

途中から尾根の直登となります。

5/13 6:08

右には常念岳。右が前常念、左の雪渓の左が本峰のピークです。

5/13 6:27

まめうち平(1,900m)
ベンチたくさんあり、休むにはちょうどいい場所です。

5/13 6:37

小さなゴミもたくさんありました。全て回収して処分しました。

5/13 6:38

まめうち平からは少し下ります。

5/13 6:43

雪が出てきました。

5/13 6:48

雪解けすすんでいるので、もう少しアイゼン着けずにこのまま進みました。

5/13 6:56

2,000m地点は、

5/13 6:56

雪ありません。

5/13 6:57

工程の半分超えました。

5/13 6:58

雪を直登する場所が増えてきました。

5/13 7:04

斜面も少し急になってきたので、

5/13 7:15

ここでアイゼン装着。チェーンスパイクも持ってきましたが、この先のトラバース箇所で付け替えるのが面倒臭いので、アイゼンにしました。

5/13 7:18

踏み抜きましたが、この辺は膝ぐらいです。

5/13 7:29

樹林帯の中のトラバース箇所は歩きやすいです。

5/13 7:32

雪解けが進み、歩きにくいやっかいな場所を抜けると、

5/13 7:34

大きな雪渓をトラバースします。ここは、ロープ張ってあります。

5/13 7:35

右手には常念岳。

5/13 7:35

雪渓中央部は雪崩の跡があります。

5/13 7:35

雪渓上部。この後、雪渓反対側のトレースほぼ消えてて、結構迷っちゃいました。このルートは、ルートを示すテープも少なかったです。

5/13 7:41

たまに夏道の階段出ている箇所もあります。

5/13 7:42

ここはトレースわかりますが、

5/13 7:49

ここは全くわかりませんでした。トレースっぽい？跡を辿り、上に直登して、GPS確認し、右へトラバースしました。下山時にわかりましたが、ここよりもっと下をトラバースしていくのが正解でした。

5/13 7:53

踏み跡全くないですが、ここを直進しました。

5/13 8:44

ここでやらかしちゃいました。(この先写真は撮影時間前後します。)
迷いながら、ようやく木段が少し出ているとこを見つけて、ここは左の雪面を直登だったのですが、直進しちゃいました。写真中央の倒木を跨いで乗り越えた際、右足着いた足元の石が流れ落ちて、そのまま斜面を後ろ向きに転倒。

5/13 8:40

そのまま後ろ向きに、この2本の木の間から下に滑落。

5/13 8:34

ここに落ちてきました。運良く頭は打たなかったのですが、

5/13 8:29

右膝と

5/13 8:49

右腕を怪我しちゃいました。

5/13 8:34

ここ落石が流れ落ちるラインになっていて、止まった後もズルズル下がっていきました。さらに下にはナルゲンボトルやストックも落ちてたので、滑落ポイントになってそうでした。

滑落ポイントここです。山頂までもう少しですが、この程度の怪我で済んだということで、下山することにしました。

5/13 9:12

帰りはより慎重に、ピッケルも出して、これ以上怪我しないようゆっくり下りました。

5/13 11:41

ゴジラまで下ってきました。2,000メートル付近で抜かれた男性ソロの先行者は、もう頂上踏んで戻ってきました。本日は、先行者１名、後続からは、５名(２名×2パーティー、ソロ１名)だけでした。

5/13 11:45

ゆっくりと花を見ながら下山。エンレイソウ

5/13 11:45

ニリンソウ

5/13 11:47

ハシリドコロ

5/13 11:50

力水で顔を洗いましたが、足元の岩は滑るので注意。

5/13 11:54

5/13 12:07

5/13 12:08

登山口まで戻ってきました。予報より早く、12時ごろから雨が降り始めました。ここで若い男性２名が走りながら降りてきましたが、常念岳ピストン(4.5時間)とのことでした。凄いスピードです。

5/13 12:11

トイレ横のここの水でアイゼン等洗いました。

5/13 12:25

駐車場到着。

5/13 12:58

林道の通行止めは、この土砂崩れのせいでした。

5/13 13:02

下っている途中、展望台有り。

5/13 13:02

対岸に、木に隠れてるが凄い水量の滝でした。

5/13 13:50

登山口から下ったところにある、信州安曇野ほりでーゆ〜に寄り、汗を流しました。裸になり全身チェックしたら、怪我9箇所、打撲6箇所ありました。温泉沁みましたが、ぬるめの気持ちのいいお湯でした。

5/13 14:31

湯上がりに

5/13 14:37

ここ利用２回目で、前回は秋の常念登った際にきましたが、その時は地元の野菜売ってたのですが、さすがに今の時期はありませんでした。

5/13 22:15

梓川サービスエリアにて家族のお土産購入。

八ヶ岳PAにていつもの山脈塩タンメン。今日はちょっと麺茹ですぎだったが、相変わらずスープ最高でした。

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

Foodie Linecorp

感想

summer68

非常に反省する山行になってしまいました。最近(4月)山に行けてなかったが、1日行ける日ができた為、行ける山を探していたところ、蝶ヶ岳の三俣登山口へ向かう林道の通行止め(土砂崩れ)が前日の16時に解除されるとのことで、蝶ヶ岳に向かうことに。諏訪湖SAで仮眠1時間とり、4時30分登山口到着。まめうち平までは順調に進みましたが、雪渓トラバースすぎから、トレースが全然わからない状態に。1週間以上誰も入ってない雪面は雪の表面が溶けて無くなることを知りました。雪はまだいっぱいあるので、GPSで方向確認しながら道なき雪面を進んで、たまに顔を出している木道を頼りに進んでいました。落ちた所は、正解は左の急な雪面を直登する所でしたが、真正面が雪がなく、道っぽくなっている所でした。今シーズンも雪山行く際は、ヘルメット持っていってたのですが、今回は大丈夫だろうと持ってもきませんでした。頭を怪我しなかったのは、ほんと運がいいだけでした。荷物が多くなっても、安全装備は手を抜かずに持っていき、そして持っていくだけでなく、ちゃんと使わないといけないと再認識しました。

私が下山途中に頂上を踏んで降りて来られた男性ソロの方(凄いスピードです)は、毎年この時期に登られてるとのことでしたが、こんなに酷い(道がわからない)状態は初めてのことと仰ってました。

翌日、打撲が強い、右腕と左手のレントゲンを撮ったところ骨は無事でした。来週にでもリハビリ登山(ただ山に行きたいだけですが)に行きたいのですが、家族の説得が厳しそうです。

コメント

gorozo

summer68さん　はじめまして
つらい体験をされましたね。
でも怪我が重くなくて何よりでした。

私も長い登山経験の中で少なからずの事故経験があります。
スリップ→滑落して負傷→地元の病院に搬送。なんてのも2，３度あります。（笑）
原因を調べてみると、私の場合はほとんどヒューマンエラーが含まれていました。
起きた事故は忘れないで、そこから教訓を引き出すことが大事だなあと強く感じました。

summer68さんも今回の経験を糧にされて、安心安全の登山を楽しんでくださいね。

summer68

gorozoさん

コメントありがとうございます。
gorozoさんの様な山の大先輩の方も事故経験されてるのですね。
それでも山に登り続けているというのは、山の魅力はそれをも凌駕するということですね。

これから先も山を続けていきたいので、より安全な登山に努めたいと思います。

くぅたの飼い主

summer68さん、こんにちは。

まずはご無事でなによりです。
summer68さんのコメントにある安全装置、すごく考えさせられます。
自分も何度か転倒や(小規模ながら)滑落した経験もあり、その度に思います。
ただふと気を抜いて注意散漫な時が大半なので自分が悪いんですけど(⁠*⁠_⁠*⁠)

安全装置を充実させるか、もっと集中力を高めるか…
ただ低山でヘルメットもなんだかだし…やはり自分の場合は後者ですね…。

今後ともお互い気をつけて楽しみましょう。
お疲れ様でした。

summer68

くぅたの飼い主さん

ご心配痛み入ります。
くぅたの飼い主さんの仰るとおり、低山でヘルメットは、なかなか人目を気にしちゃうこともあり、正直難しいですよね。私も安全装置に頼ることなく、集中力を高めて山行できる様に精進したいと思います。ただ、今回の残雪期北アルプスにヘルメットを持ってもいかなかったことは、私のただの慢心だったと反省しています。
この件を教訓に、より山を楽しめる様にしたいと思います。
コメントありがとうございました。

tonchanpo

ご無事で何より、昨日もお疲れ様でした！

summer68

tonchanpoさん

昨日は大変失礼しました。
じつは、7年前に自宅で電球交換の際に椅子から落ちたのですが、その時は大丈夫だろうと病院にもいかず、1週間後に仕事の関係のゴルフに行き、凄く痛くて翌日病院に行ったら折れてたという顛末があったので、念の為にレントゲン撮っておきました。
ちなみに、左手首骨折時のゴルフのスコアは、115で、治った直後に行った際もスコア115でした。手が折れてても、折れてなくてもスコアが変わらないという驚愕の結果でした。

chanel

summerさん、こんにちは〜。
ん〜！！！、ご無事でなによりです☆彡

私は昨年くじゅうですってんころりんでしたから...
自分は大丈夫、とか、このくらいなら、とか...
少なからずそんな気持ちがあったことを反省しました💦。。
お互い、ただ運が良かっただけ、と思わなければですね！！
これからも安全登山を心がけて山を楽しみましょ(*^^*)
おつかれさまでした(^^ゞ

summer68

chanelさん

コメントありがとうございます。
ほんと軽い怪我で済んで良かったです。
今シーズンの雪山道具は、これでしまうことになりそうなので、気分を夏山に切り替えて、まだまだ山を楽しみたいと思います。(反省してないのかと、家族に突っ込まれそうですが‥‥)
chanelさん怪我の具合如何でしょうか。
無理なさらず、素晴らしい山行を楽しんでください。