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Yamareco

記録ID: 5497
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳 南陵・北陵

2012年01月28日(土) 〜 2012年01月29日(日)
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コースタイム

1/28 舟山十字路7:00-8:10旭小屋8:30-10:30立場山-10:50青ナギ-13:30?P1-P2のコル
1/29  P1-P2のコル8:30-11:30阿弥陀岳山頂-(御小屋尾根)-15:??舟山十字路
天候 1/28 曇り、ちょっと晴れ間、雪
1/29 晴れ、ガス
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ファイル
非公開 5497.xls
計画書
(更新時刻:2012/01/20 05:00)
出発
2012年01月28日 07:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/28 7:02
出発
雪多い?
2012年01月28日 07:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/28 7:27
雪多い?
旭小屋手前。
ここまで3回ほど渡渉。
落ちないでよかった〜。
2012年01月28日 08:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/28 8:04
旭小屋手前。
ここまで3回ほど渡渉。
落ちないでよかった〜。
青ナギ歩く。
2012年01月28日 11:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/28 11:13
青ナギ歩く。
青ナギを振り返る。
2012年01月28日 11:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/28 11:16
青ナギを振り返る。
雪庇…
2012年01月28日 12:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/28 12:52
雪庇…
今日の我が家。寒そう。。
2012年01月28日 15:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/28 15:14
今日の我が家。寒そう。。
P1を振り返る。
2012年01月28日 16:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/28 16:49
P1を振り返る。
翌朝。P3がよく見える。
(この後、カメラの電池がいってしまった。。)
2012年01月29日 07:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/29 7:35
翌朝。P3がよく見える。
(この後、カメラの電池がいってしまった。。)
おまけ。
この子誰? かわいい〜。
2012年01月29日 12:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
1/29 12:39
おまけ。
この子誰? かわいい〜。
出発準備中。
htokさん。この時は元気!
htokさん。この時は元気!
船山十字路。今後も通う事に成りそう。
船山十字路。今後も通う事に成りそう。
少し雪が多い。今後の目安にしよう。
少し雪が多い。今後の目安にしよう。
立場岳中腹。
この時もまだ元気!
立場岳中腹。
この時もまだ元気!
あ、少し晴れた。
あ、少し晴れた。
そして青ナギ♪
うーん。
練乳の掛かったイチゴみたい・・・。
かじりついたら、グーで殴られるだろう・・・。
うーん。
練乳の掛かったイチゴみたい・・・。
かじりついたら、グーで殴られるだろう・・・。
青ナギはいつ歩いても気持ち良いね!
青ナギはいつ歩いても気持ち良いね!
綺麗な樹林・・・。
も、束の間、、、この後、胸ラッセル地帯に突入・・・。
綺麗な樹林・・・。
も、束の間、、、この後、胸ラッセル地帯に突入・・・。
そして一気にP1とP2間のコルへ到着!
テントを張り終えると夕日が阿弥陀に差し掛かる。
そして一気にP1とP2間のコルへ到着!
テントを張り終えると夕日が阿弥陀に差し掛かる。
赤岳も見えて来た。
赤岳も見えて来た。
そんな夕日を見るメンバー。
そんな夕日を見るメンバー。
西風が強いので、東側へ張ります。
西風が強いので、東側へ張ります。
暮れ行く夕日。
この時間が何とも言えないですね。
寒いけど・・・。
この時間が何とも言えないですね。
寒いけど・・・。
赤岳も燃えます。
赤岳も燃えます。
風景とは裏腹に極寒地獄の始まり・・・。
風景とは裏腹に極寒地獄の始まり・・・。
そして翌日。
快晴!寒いけど・・・。
そして翌日。
快晴!寒いけど・・・。
天狗も見えてる。
天狗も見えてる。
P2を越えた辺り。
P2を越えた辺り。
目指すP3が目前に見えます。
目指すP3が目前に見えます。
ウーン。雪山ぽいねぇ。
ウーン。雪山ぽいねぇ。
P3で待機中。
だってこんな事に成ってるんだモン。
だってこんな事に成ってるんだモン。
で、何故かP3核心をリードする徳ちゃん。
あはは、ゴメンね。
で、何故かP3核心をリードする徳ちゃん。
あはは、ゴメンね。
よっ!男前!ビレイがキマってますよ!
1
よっ!男前!ビレイがキマってますよ!
後少しです。
右からP4と本峰と中央稜かな?
後少しです。
右からP4と本峰と中央稜かな?
mkameさん。核心部抜けたトコ。
mkameさん。核心部抜けたトコ。
後、ちょっと。
がんばぁ!
後、ちょっと。
がんばぁ!
そして一気にファイナルへ
何故か一番乗りに、、、皆さんスンマセン。。。
まぁいっかぁ、mkameさん行っちゃいましょう!
そして一気にファイナルへ
何故か一番乗りに、、、皆さんスンマセン。。。
まぁいっかぁ、mkameさん行っちゃいましょう!
そしてゴールイン!
そしてゴールイン!
いやぁ、楽しかった。
御小屋尾根から。
いやぁ、楽しかった。
御小屋尾根から。
撮影機器:

感想

今シーズンの目標は、まず、阿弥陀北陵と南陵。。
昨シーズンまるまる棒に振り、今シーズンは念願の積雪期ヴァリデビュー。
この第1歩を踏まないと、その先は「夢」でしかない。。
でも…、北陵は、運よく、早々に行かれたけれど(しかも快晴無風♪)、
南陵はなかなか行こうと言ってくれる人が見つからない。。
一度は諦めたものの、やっぱり、どーしても行きたくなって、カモアワード2011
ベストカップル賞受賞ペアの企画にお邪魔させてもらうことになりました。
(お邪魔はしないという約束で。なんて。)

計画では、(できれば)初日で行者まで抜け、翌日は北陵とのこと。
あ、、そうですか。。
でも、南陵を一日で抜けるのは、不可能ではないし、やっている人も知っている。
このカップルなら(条件が整えば)きっと行かれる。
自分が引っ張らないように頑張らねば…。
連れて行ってもらった北陵、もう一度歩いてみたい気持ちもある。

ところが。。
駐車場に車停めるのが第1かつ最大の核心。
チェーンつけたり、毛布かませたり、押したり、体重かけたり…、
やっとの思いで駐車スペースにたどり着く。
所要1時間? (駐車場で寝ていた皆様、ごめんなさい。)

予定より遅れての出発、急ぎたくても早速ラッセル。。
思えば、ここが一番辛かった。
平らな道なのに、トップじゃないのに、膝下なのに、身体が重い…。
この先どうしよう…。なーんて思いながらも、1歩1歩足を動かすしかない。。
立場山の稜線に出て、広河原経由で来た先行Pのものと思われるトレースまで
たどり着いたときは、ほんとほっとしましたよ。(ありがとうございます。)

青ナギは本当に気持ちが良い。
ここで幕営して朝日を見るのは、確かに最高だろう。

ほどなく先行Pと合流し、そこから6人でラッセル。
不思議と辛さは旭小屋までの道のりほどではない。
身体が慣れてきたのか、精神的に余裕が出てきたのか。
でも、稜線上のラッセルは胸ラッセルだろうがただ頑張るのみですが、
トラバース(P1)になると、ルーファイに迷う…。自分が作った道に後ろ5人が続く。
何だか6人分の命を預かっているようで緊張しました。(大げさ?)

そんなこんなやってるもんで、当然、時間オーバー。P1とP2のコルで幕営決定。
今日は2パーティか…、と思ったら、後から続々。計4張、だったかな。

ほんとの山中での幕営は久しぶり。寒い。でも、身も心も洗われる感じもする。
テントから夕陽を覗く、そんな贅沢な一時も。
でも、寒い。軽量化のため、シュラフはスリーシーズン。テントも冬張りなし。
朝起きたら、テントの中は銀世界(?)
…それでも、カップルの間に割り込んで寝させてもらったお蔭で、何とか寝られました。
いやー、ごめんね〜。

寝る前、普段元気なカップルの片割れが調子悪そうだったため、様子を見ることに。
でも、朝になったら大丈夫そうだったので一安心(さすがの回復力)。
そんなこんながあったので(言い訳?)、ゆっくり出発(師匠に怒られる?)。

P3も雪が多く、しかもしっかりしているので、1ピッチ目はロープなし。
お蔭で覚悟していた渋滞もそれほどでもない。
さすがに2ピッチ目は皆ロープを出しているので、少し待ち。
でも、風はそれほどでもなく、助かった。
自分もロープを出してもらってフォローで登ったため、難なく登れた。ありがとう。
そして、再び稜線。気分爽快〜。

その後、トラバースなどをしながら、最後の岩場。渋滞。
CLが巻き道を知っていたのでついていく。
岩場も面白そうではあったけれど、あとから聞いたら、脆くて結構緊張したらしい。
まぁ、私は行かなくて正解でしょう。

そしてまた稜線に出たところで、トップを行くよう言われる。「あと1時間よろしくね。」
緊張するけれど、経験になるので、ありがたく先に行かせてもらう。
でも、表面が固い雪を最初に歩くのは、1歩1歩が結構疲れる。これが1時間か…、
と素直に思っていたら(いつもKYぴーのそういう話は半分も聞いていなけれど、
なぜかこのときは素直に信じていた…)、、見たことのある、棒がいっぱいささった景色。。
あれ?あれ? 最初に山頂踏ませてもらっちゃった。ありがとう。すみません。。

振り返る南陵はガスガスで、思いを馳せることはイマイチできなかったけれど、
それでも、1年越しの目標。これからの第1歩。来られたんだ〜、と思うと、
何とも言えない気持ちでいっぱいになりました。

下山は御小屋尾根。長かった〜。忘れよう。

お二人さん、お邪魔させてくれてありがとうね。
またよろしくです。

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