阿弥陀岳 南陵・北陵
コースタイム
1/29 P1-P2のコル8:30-11:30阿弥陀岳山頂-(御小屋尾根)-15:??舟山十字路
天候 | 1/28 曇り、ちょっと晴れ間、雪 1/29 晴れ、ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
非公開
5497.xls
計画書
(更新時刻:2012/01/20 05:00) |
写真
感想
今シーズンの目標は、まず、阿弥陀北陵と南陵。。
昨シーズンまるまる棒に振り、今シーズンは念願の積雪期ヴァリデビュー。
この第1歩を踏まないと、その先は「夢」でしかない。。
でも…、北陵は、運よく、早々に行かれたけれど(しかも快晴無風♪)、
南陵はなかなか行こうと言ってくれる人が見つからない。。
一度は諦めたものの、やっぱり、どーしても行きたくなって、カモアワード2011
ベストカップル賞受賞ペアの企画にお邪魔させてもらうことになりました。
(お邪魔はしないという約束で。なんて。)
計画では、(できれば)初日で行者まで抜け、翌日は北陵とのこと。
あ、、そうですか。。
でも、南陵を一日で抜けるのは、不可能ではないし、やっている人も知っている。
このカップルなら(条件が整えば)きっと行かれる。
自分が引っ張らないように頑張らねば…。
連れて行ってもらった北陵、もう一度歩いてみたい気持ちもある。
ところが。。
駐車場に車停めるのが第1かつ最大の核心。
チェーンつけたり、毛布かませたり、押したり、体重かけたり…、
やっとの思いで駐車スペースにたどり着く。
所要1時間? (駐車場で寝ていた皆様、ごめんなさい。)
予定より遅れての出発、急ぎたくても早速ラッセル。。
思えば、ここが一番辛かった。
平らな道なのに、トップじゃないのに、膝下なのに、身体が重い…。
この先どうしよう…。なーんて思いながらも、1歩1歩足を動かすしかない。。
立場山の稜線に出て、広河原経由で来た先行Pのものと思われるトレースまで
たどり着いたときは、ほんとほっとしましたよ。(ありがとうございます。)
青ナギは本当に気持ちが良い。
ここで幕営して朝日を見るのは、確かに最高だろう。
ほどなく先行Pと合流し、そこから6人でラッセル。
不思議と辛さは旭小屋までの道のりほどではない。
身体が慣れてきたのか、精神的に余裕が出てきたのか。
でも、稜線上のラッセルは胸ラッセルだろうがただ頑張るのみですが、
トラバース(P1)になると、ルーファイに迷う…。自分が作った道に後ろ5人が続く。
何だか6人分の命を預かっているようで緊張しました。(大げさ?)
そんなこんなやってるもんで、当然、時間オーバー。P1とP2のコルで幕営決定。
今日は2パーティか…、と思ったら、後から続々。計4張、だったかな。
ほんとの山中での幕営は久しぶり。寒い。でも、身も心も洗われる感じもする。
テントから夕陽を覗く、そんな贅沢な一時も。
でも、寒い。軽量化のため、シュラフはスリーシーズン。テントも冬張りなし。
朝起きたら、テントの中は銀世界(?)
…それでも、カップルの間に割り込んで寝させてもらったお蔭で、何とか寝られました。
いやー、ごめんね〜。
寝る前、普段元気なカップルの片割れが調子悪そうだったため、様子を見ることに。
でも、朝になったら大丈夫そうだったので一安心(さすがの回復力)。
そんなこんながあったので(言い訳?)、ゆっくり出発(師匠に怒られる?)。
P3も雪が多く、しかもしっかりしているので、1ピッチ目はロープなし。
お蔭で覚悟していた渋滞もそれほどでもない。
さすがに2ピッチ目は皆ロープを出しているので、少し待ち。
でも、風はそれほどでもなく、助かった。
自分もロープを出してもらってフォローで登ったため、難なく登れた。ありがとう。
そして、再び稜線。気分爽快〜。
その後、トラバースなどをしながら、最後の岩場。渋滞。
CLが巻き道を知っていたのでついていく。
岩場も面白そうではあったけれど、あとから聞いたら、脆くて結構緊張したらしい。
まぁ、私は行かなくて正解でしょう。
そしてまた稜線に出たところで、トップを行くよう言われる。「あと1時間よろしくね。」
緊張するけれど、経験になるので、ありがたく先に行かせてもらう。
でも、表面が固い雪を最初に歩くのは、1歩1歩が結構疲れる。これが1時間か…、
と素直に思っていたら(いつもKYぴーのそういう話は半分も聞いていなけれど、
なぜかこのときは素直に信じていた…)、、見たことのある、棒がいっぱいささった景色。。
あれ?あれ? 最初に山頂踏ませてもらっちゃった。ありがとう。すみません。。
振り返る南陵はガスガスで、思いを馳せることはイマイチできなかったけれど、
それでも、1年越しの目標。これからの第1歩。来られたんだ〜、と思うと、
何とも言えない気持ちでいっぱいになりました。
下山は御小屋尾根。長かった〜。忘れよう。
お二人さん、お邪魔させてくれてありがとうね。
またよろしくです。
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