奥医王山

2023年05月16日(火) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 10.4km
• 登り: 708m
• 下り: 696m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 2:10
• 合計: 8:10

6:30 堂辻（金山登山口）
7:20 7:25 豊吉川徒渉点
7:28 7:53 蟹の横這い
8:03 8:06 三蛇ヶ滝
8:20 8:26 大沼
8:45 9:13 鳶岩鎖場上り
9:14 9:26 鳶岩
10:03 10:03 覗乗越
11:18 11:30 白兀山
11:58 12:01 蛇尾山
12:19 12:31 夕霧峠
12:43 12:44 見返りの大杉
13:03 13:24 奥医王山
13:37 13:39 龍神池
13:58 13:58 夕霧峠
14:28 14:28 国土原休憩所
14:40 ゴール地点：金山峠登山口P

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

川の渡渉部〜鳶岩登り口間の蟹の横這い、鳶岩の登りは難路の表示あり。
特に蟹の横這いは滑りやすく要注意（鎖は必ず持つ）。
鳶岩は45度以上の急登なるも、しっかり固定された鎖、手・足がグリップしやすい岩で上りやすい。
他は道が明確で標識もしっかりして歩き易い。

写真

5/16 6:23

金山峠登山口P
両側各5台程駐車可

5/16 6:32

登山口にある案内標識
情報では梯子板、蟹の横這い、鳶岩は難コース
さあ！　チャレンジ

5/16 6:35

初めは気持ちの良いハイキング道

下りはじめると鳶岩展望案内
斜度45度以上
相方はちょっと弱気になる

歩き難い梯子坂を20分程下って沢に出た
写真は時計回り
2回とも何とか渡渉

難路、蟹の横這い、湿っていて滑りやすい
崖上の所に取り付けられた鎖を持ちながら慎重に進む
右上：渓流は崖真下深い
25分程、相方緊張で汗びっしょり
後から思うに、此処が一番の難所だった

梯子坂・渡渉・蟹の横這い中心にあちらこちらで咲いていた
奥医王山山頂付近で出会ったご夫婦にお聞きしたらヒメシャガ
この山の代表的な花だそうだ

5/16 8:06

鳶岩分岐をやり過ごし、まず三蛇ヶ滝

5/16 8:21

次は大沼と鳶岩
大沼周辺は静かなところで、広々としている
医王山ビジターセンターからだと入りやすい（こちらから来る人が多そうだ）
鳶岩は逆光で先端部が見ずらい

5/16 8:33

鳶岩へ
この付近で地元の青年曰く「鳶岩は小学高年・中学で学校登山した」⇒この一言で脇道を行くか迷っていた相方は鳶岩を決断

5/16 8:33

鳶岩分岐まで戻り、鳶岩登りに

何本もの新しい鎖、接続部（右上図）も3本で固定され左右にぶれず安定
標高差約100mを約30分で登り切った
手・足場もしっかりホールドでき、危険は感じず

5/16 9:14

鳶岩到着
医王山の代表的な名所

記念撮影
私は行ける所まで行く

5/16 9:31

さらに上に登り、見晴部より下を見る
大沼と鳶岩（見にくい）

5/16 9:32

南方面
奥医王山・蛇尾山・白兀山

5/16 10:10

尾根道
白兀山へ

途中で出会った面白い木（勝手に命名）
左：オラウータン、右：鎌首持ち上げたマムシ

5/16 11:28

白兀山山頂

5/16 11:27

白兀山山頂展望台より
奥三方山・中三方岳・口三方岳

5/16 11:20

口三方岳付近ズーム
独特の形状

5/16 11:41

白兀山〜蛇尾山尾根道中間付近より
白山連峰ズーム（しっかり画像処理）
白山御前峰・大汝山・四塚山

尾根道から右へ少し外れ、蛇尾山山頂
山頂より南東方面開けるがやや霞みあり、後でアップ

5/16 12:29

夕暮峠休憩所・展望所

5/16 12:23

南東方面
白木峰・金剛堂山・三ヶ辻山・人形山

5/16 12:27

左奥：金剛堂山、右台形形状左端付近：三ヶ辻山・人形山

5/16 12:25

三ヶ辻山・人形山ズーム
少し残雪あり

5/16 12:29

夕暮峠にある医王山総合案内板
ここ迄車乗り入れ可

奥医王山へ
見返り杉まで浄土坂288段

5/16 12:43

見返り大杉

5/16 12:43

振り返る：北側の歩いてきた尾根道
手前から蛇尾山・白兀山

5/16 13:24

奥医王山山頂
展望所より東側方面を眺める

5/16 13:11

霞みがかっており、最初は雲と思ってたが、相方、ポケット望遠鏡で山だ
方向をおおよそ見定め何枚か撮影、帰ってからズームと、カシバードで確認（雪が残っているので分かった）
いつも東側から見ているが、西側から見たので珍しい
立山連峰

5/16 13:46

右に・薬師岳

5/16 13:11

さらに右に・黒部五郎岳〜笠ヶ岳

5/16 14:10

帰りは夕暮峠から舗装路を戻る、途中より南方面
猿ヶ山、大門山・大笠山・奈良岳・奥三方山

5/16 14:11

大門山・大笠山・奈良岳・奥三方山
大笠山・奈良岳の奥：白山御前峰・大汝山・四塚山

5/16 14:11

猿ヶ山・大門山の間奥に
三方崩山・野谷荘司山・三方岩岳・奥三方岳

何れも時計回りに
イワカガミ・サンカヨウ・チゴユリ・ツルキンバイ

ハルリンドウ・ニガナ・フキノトウの花後・セリ科
セリの名前を教えてください

タニウツギ・ウツギ・ミツバツツジ・オオカメノキ

真中：カシワ、キブシ・ガマズミ・ミヤマシキミ・タムシバ
ガマズミ自信なし(教えてください）

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

niasai

念願の医王山に行ってきました。
遠くなので、できれば宿泊して近くの人形山、あるいは大門山・赤摩木古山・見越山・奈良岳などを合わせて行きたかったのですが、諸般の事情があって、今回はこの山だけにしました。
歩くのが遅い我々は余裕をもって歩いてくる必要があり、当然早朝出発になりました。
今回のコースは、いつもの如くMotaさんの山行記録を基に歩きました。
今回特に難儀したのは、蟹の横這いでした。
右側は谷底に渓流、鎖を掴みながら何とか歩きましたが、湿っており最大の注意を払って何とか通り抜けました。
一方鳶岩の岩登りは斜度は45度以上、標高差100mありましたが、鎖はしっかりしており、手・足の足場もしっかりしており、疲れましたが安心して登れました。
Motaさん曰く、鳶岩を登らずして医王山に行ったとは言えないと言われましたが、納得です。
蟹の横這いを避け、鳶岩登りをしようと思えば、石川県側の医王山ビジターセンター側からの入山がいいと思います。
思ったより天気に恵まれ、遠くの山も見ることができ、満足のできる山行でした。