山行記録: 四阿山

天候	曇りのち晴れ
過去天気図（気象庁）	2010年01月の天気図
アクセス	アクセスを調べる my出発地登録

感想

あずまや高原ホテル手前に登山者用の駐車場がある。

ホテル前の林道を進んで行くと所々に標識があり、それに従って樹林帯を進むとやがて広大な牧場に出る。冬はかなり広い雪原と化す。ここは風が強く、視界を遮るほどの地吹雪となることもある。やはり今年は雪が多いらしく、最初から結構多い。樹林帯を抜けた牧場の辺りで、スノーシューを履いていても、膝くらいまで沈む。

木が北に向かって一直線に植えられているのでそれに沿って進むと尾根の取り付き点に着く。ここからは緩やかな尾根を登っていくが、変化に乏しく、なかなか位置が分かりにくい。登っている間、終始背後には浅間山から烏帽子岳までの稜線が美しい。

しばらく登って、根子岳への分岐が出てくる辺りに来ると木々にはかなりの量の雪が付いて、樹氷となっている。なかなか素晴らしい景観だ。
この辺りでスノーシューを履いていても腰まで潜る。同行者がバテてきているので、無理せず2250ｍ辺りで引き返すこととする。

この後はスキーで快適に一気に下りる予定であったのだが、パウダーに遮られ、全く上手く滑れない。ネットなどでは「極上パウダー」などと好意的な捉えられ方をしているはずなのに、スキーが上手くない人にとってはそうはいかないらしい。登りよりも労力を使いながら下山することとなってしまった・・・

山スキーとしては散々だったが、北アルプスも見えるなかなか良い天気と、きれいな青空に映える樹氷に出会えたので、楽しい1日だった。