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Yamareco

記録ID: 5515882
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

稲村ヶ岳

2023年05月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:05
距離
11.7km
登り
981m
下り
983m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
1:18
合計
5:56
距離 11.7km 登り 981m 下り 989m
7:20
13
8:15
0:00
30
法力峠
8:45
8:55
44
台倉山下
9:39
9:53
19
稲村小屋
10:12
0:00
13
大日キレット
10:25
10:55
10
11:05
0:00
19
大日キレット
11:24
11:48
45
12:33
0:00
32
13:16
母公堂
 紀伊半島の山旅3日目、稲村ヶ岳に登ります。100名山に選ばれている大峰山が宗教上の理由で女人禁制となっている事から、その代わりにも登られている山です。登山道はよく整備されていて、登った日にも地下足袋と白装飾で登る人や、山頂直下では「懺悔、懺悔、六根清浄」と唱えながら登る講の一団ともすれ違いました。
 昨日からの雨が早朝に上がり、霧の中を歩き始めましたが、湿潤にもかかわらず風が爽やかでした。杉林を抜け、幽玄の自然林の中を歩いていると、今にも木霊が出てきそうな雰囲気です。残念だったのが、山頂からの展望が得られなかった事。30分粘ったのですが、霧が晴れませんでした。代わりにオオミネコザクラ等の花に出合う事が出来、充実した山旅となりました。
 稲村ヶ岳は人気の山で、沢山の登山者が登っています。この日も5月連休に登った酉谷山と同様、何人もの登山者の方と会話を交わすことが出来ました。中には300名山まで残り2座で、各地のトレイルをパートナーと楽しんでいる方もいて、楽しい会話を交わす事が出来ました。他人との会話のしずらかったコロナの期間が、漸く終ったことを改めて実感した稲村ヶ岳でした。
天候 霧、薄曇り
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
母公堂の駐車場(800円)に車を停めさせていただきます。7時頃に、管理人の方が出てきて集金します。
2023年05月20日 07:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 7:19
母公堂の駐車場(800円)に車を停めさせていただきます。7時頃に、管理人の方が出てきて集金します。
母公堂は、修験道の開祖「役小角」の母親を祀った御堂です。
2023年05月20日 07:20撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 7:20
母公堂は、修験道の開祖「役小角」の母親を祀った御堂です。
駐車スペ―スは8台で一杯になります。訪ねた日は土曜日だったせいか、7時の時点で既に6台になっていました。
2023年05月20日 07:14撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 7:14
駐車スペ―スは8台で一杯になります。訪ねた日は土曜日だったせいか、7時の時点で既に6台になっていました。
稲村ヶ岳への登山口。
2023年05月20日 07:20撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 7:20
稲村ヶ岳への登山口。
杉林の中を少し登ると、神泉屈からの道に合流しました。
2023年05月20日 07:33撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 7:33
杉林の中を少し登ると、神泉屈からの道に合流しました。
朝霧の杉林の中を登ります。
2023年05月20日 07:56撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 7:56
朝霧の杉林の中を登ります。
登山道脇に咲く、シャクヤク。早朝までの雨のせいか、花弁を閉じています。
2023年05月20日 07:58撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 7:58
登山道脇に咲く、シャクヤク。早朝までの雨のせいか、花弁を閉じています。
方力峠の分岐。此処で20人位の団体を追い抜きました。
2023年05月20日 08:14撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 8:14
方力峠の分岐。此処で20人位の団体を追い抜きました。
登山道は、やがて自然林の中を進む様になります。
2023年05月20日 08:27撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 8:27
登山道は、やがて自然林の中を進む様になります。
桟道と梯子が現れますが、歩きやすい道でした。
2023年05月20日 08:43撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 8:43
桟道と梯子が現れますが、歩きやすい道でした。
辺りは、木霊が出てきそうな森です。
2023年05月20日 09:23撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 9:23
辺りは、木霊が出てきそうな森です。
登山道脇に置かれた、小さな石仏。
2023年05月20日 09:29撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 9:29
登山道脇に置かれた、小さな石仏。
鉄の桟道が崩れていますが、脇を安全に通過できます。
2023年05月20日 09:33撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 9:33
鉄の桟道が崩れていますが、脇を安全に通過できます。
笹の中を進む様になると、山上辻はもう間近。
2023年05月20日 09:38撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 9:38
笹の中を進む様になると、山上辻はもう間近。
稲村小屋のある山上辻に到着。此処で一本立てます。登山口でお話した登山者の方、大峰奥駈道を何度か歩かれていて、今日は縦走路では通らない稲村ヶ峰に来たと話していました。
2023年05月20日 09:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 9:40
稲村小屋のある山上辻に到着。此処で一本立てます。登山口でお話した登山者の方、大峰奥駈道を何度か歩かれていて、今日は縦走路では通らない稲村ヶ峰に来たと話していました。
山上辻から先は、食事禁止の立て看板が立っていました。「三輪山」が飲食禁止なのは知っていましたが、稲村ヶ岳もそうだとは知りませんでした。
2023年05月20日 09:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 9:53
山上辻から先は、食事禁止の立て看板が立っていました。「三輪山」が飲食禁止なのは知っていましたが、稲村ヶ岳もそうだとは知りませんでした。
道を進んでいくと、道端にシャクナゲが咲いています。
2023年05月20日 10:04撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:04
道を進んでいくと、道端にシャクナゲが咲いています。
丁度見頃のシャクナゲ。
2023年05月20日 10:06撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:06
丁度見頃のシャクナゲ。
大日のキレットを通過。
2023年05月20日 10:12撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:12
大日のキレットを通過。
ロープの設けられた斜面もありますが、傾斜はそれほどでもありません。
2023年05月20日 10:14撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:14
ロープの設けられた斜面もありますが、傾斜はそれほどでもありません。
山頂から東に延びる「ミノクサ尾根」を廻りこみます。
2023年05月20日 10:15撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:15
山頂から東に延びる「ミノクサ尾根」を廻りこみます。
道端には可愛い花が咲いています。何の花かな。
2023年05月20日 10:20撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:20
道端には可愛い花が咲いています。何の花かな。
いよいよ山頂への最後の登りです。
2023年05月20日 10:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:22
いよいよ山頂への最後の登りです。
三角点は、山頂に立つ展望台の脇にありました。
2023年05月20日 10:25撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:25
三角点は、山頂に立つ展望台の脇にありました。
稲村ヶ岳の山頂展望台。30分程待ちましたが、霧が晴れてきません。山頂からの展望を諦め、小屋のある処まで下ります。
2023年05月20日 10:26撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:26
稲村ヶ岳の山頂展望台。30分程待ちましたが、霧が晴れてきません。山頂からの展望を諦め、小屋のある処まで下ります。
山頂直下で、法力峠で追い抜いた団体とすれ違います。「懺悔、懺悔、六根清浄」と唱えながら登っていて、講登山の様でした。
2023年05月20日 10:59撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 10:59
山頂直下で、法力峠で追い抜いた団体とすれ違います。「懺悔、懺悔、六根清浄」と唱えながら登っていて、講登山の様でした。
「ミノクサ尾根」の岸壁の下で、先行する登山者の方が、壁面に見入っていました。それで初めて、登山道脇の石壁に花が咲いていることに気付きます。
2023年05月20日 11:09撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 11:09
「ミノクサ尾根」の岸壁の下で、先行する登山者の方が、壁面に見入っていました。それで初めて、登山道脇の石壁に花が咲いていることに気付きます。
岩壁咲く「オオミネコザクラ」。登るときには気付かなかったなあ。
2023年05月20日 11:10撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 11:10
岩壁咲く「オオミネコザクラ」。登るときには気付かなかったなあ。
山上辻へ下る途中、何度か青空が覗いたのですが、ガスが取れることはありませんでした。
2023年05月20日 11:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 11:19
山上辻へ下る途中、何度か青空が覗いたのですが、ガスが取れることはありませんでした。
山上辻では、沢山の登山者の方が食事にしたりして、休息をとっています。此処でお昼にします。
2023年05月20日 11:24撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 11:24
山上辻では、沢山の登山者の方が食事にしたりして、休息をとっています。此処でお昼にします。
幽玄の森景色を楽しみながらの下山でしたが、登りで蕾だったシャクヤクの花、下山時には少し花弁が開いていました。
2023年05月20日 12:54撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 12:54
幽玄の森景色を楽しみながらの下山でしたが、登りで蕾だったシャクヤクの花、下山時には少し花弁が開いていました。
登山口に到着。母公堂の駐車場では管理人の方がいらっしゃって、コーヒーを御馳走になりながら、辺りの話を聞かせて頂きました。その後、温泉で汗を流してから帰京の途に就きました。
2023年05月20日 13:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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5/20 13:22
登山口に到着。母公堂の駐車場では管理人の方がいらっしゃって、コーヒーを御馳走になりながら、辺りの話を聞かせて頂きました。その後、温泉で汗を流してから帰京の途に就きました。
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