北八ヶ岳・ピラタスロープウェーから五辻、瓢箪坂へ クロスカントリースキー
- GPS
- 03:20
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 30m
- 下り
- 701m
コースタイム
天候 | 晴天! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ロープウェー山頂駅〜縞枯山荘 良く踏まれて締まったトレースあり。 写真を撮る人がたくさんいて、クロカンスキーではスピード注意。 ロープウェー山頂駅〜五辻〜国道299号への近道と出会いの辻・狭霧苑へとの分岐 雪は例年になく多い。粉雪。展望が良い気持ちいい道が続く。 ここにも写真を撮る人あり。道は良く締まったトレース。 多くはスノーシューの跡。 小さな凹凸はあるが、クロカンでも難なく通過できる。 下り主体で、スピードが出やすい部分がちょくちょくあり。 春に近づくと、日が当たりやすいのでシャーベット化と凍結が起こる部分。 五辻から茶臼山方向へは薄いトレースになっていた。(4日前の積雪から通った人がいない様子。) 分岐〜瓢箪坂下 国道299号の出口付近、わずかに見える国道を左手に右に下る道がクロカンのコース。 国道299に出て滑り降りる方が早い。今回は、国道にすべて雪がついていた。 麦草ヒュッテからの迎えの雪上車が通るので、そのトレースをたどるとスピードを出して下ることも可能。 今回は、国道沿いのコースを下った。20センチくらいの新雪が乗ったトレースがあった。 道は途中まで明瞭。林の中を通るので、それ以外に行くのは無理がある。 難しいのは、蓼科八ヶ岳国際自然学校の付近に降りる部分。 多くの周遊コースが付けられている。 今回は、予定はメルヘン広場(自然学校の299号からの入り口広場)に出るつもりで、 それから瓢箪坂に入るつもりであったが、途中で道を間違えて瓢箪坂上部の周遊部にでることとなった。 林間コース終盤、視界の開けた急な片斜面の下りがある。 本来はこの手前で左方向にメルヘン広場への下りがあったはず。 しかし見つけられず、そのまま周遊コースへの印とトレースにひかれて進んでしまった。 片斜面を下ると、右手方向の尾根に登る方向にトレースとショッキングピンクのテープがある。 それにつられて登るもその先にテープなし。 トレースはさらに尾根から下る方向、林間の道に続いていた。 しかし、方向はピラタスロープウェー下方の水族館方向に進んでいるように見受けられる。 同行の父親(以前、水族館の脇への道を滑走したことあり)も、その以前の道の記憶と重なる、と。 仕方なく、急斜面を半分登り返したところで、水平方向進行方向に赤のテープを発見。 下方に開けた平らな斜面を臨むと、下方の木の枝に赤テープを見つけられた。 その下方は新しいトレースがしっかりとついていた。自然学校からのトレースの様であった。 小さな小屋を右手に「動物の水飲み場」の脇から下ると、メルヘン広場から瓢箪坂への道の途中に出た。 瓢箪坂は、綺麗な車が通れる幅の道。夏では砂利の道である。 瓢箪坂は途中、ショートカットのトレースがついており、それに一部従う。 クロカン用というより、スノーシュー向きか。 瓢箪坂の下部、給水施設からは除雪されて、車輪の跡あり。なんとかクロカンで走れたが、普段は無理であろう。 給水施設からホテル付近への距離と同程度で小三室のバス停に出られる。 【登山ポスト】 ロープウェー山頂駅に登山届け用紙、ポストともにあり。 【温泉・食事】 http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF&msa=0&msid=106546880578204292570.00046da167c2f1a67bb88 日曜午後の塩壺の湯に行ったが、女性は満員御礼、男性ガラガラと好対照でした。 マンジャタントは1月18日から2月8日昼まで休業です。 |
写真
感想
朝、横浜を5:30出発。
中央道は諏訪〜伊那でチェーン規制がかかっている。前日に少し降っていたものの影響か。
予定では、除雪状況のいいビーナスライン経由だったが、諏訪インター手前で4キロの渋滞の表示を見て、南諏訪インターで降りてエコーライン経由に切り替えた。
インター降りると、小さな道には雪がつもっている。エコーラインは日当たり悪い部分を中心に雪がちゃんと残っている。
スタッドレスFRで十分走れる。(ただし、スピード控えめです)
国道299号に曲がり、坂が出始めるとスリップ気味になっていく。
結局、蓼科ブライトンホテルの上あたりでチェーンを巻くはめになった。
その後は溶けていらなくなりましたが…。降雪直後は必要ですね。
4WDやFFの時はスタッドレスだけで上れましたが…。
支度して、まずはパン屋さんへ。(299号沿いのEpi)食パンやら菓子パンやらおかずパンやら大量に仕入れる。
車を笹丸平に置かせていただき、すぐのバス停へ。11時発。
ロープウェーまではバスで移動。車内には大きなザックを持った登山姿が見受けられる。私たちは、片手にクロカンスキー、小さなザックの軽装。
道は雪が残るが、バスはぐんぐん進む。
ロープウェーはスキー営業時間内で10分おきに出発している。
トイレは山麓駅にある。山頂は有料50円。寒いし、山麓で。
あっという間に2200mへ。
ほとんどのスキー客はすぐに出発。残りの少ない登山客は山頂駅内のベンチで準備。私らも登山届けを投入し、準備してまずは縞枯山荘に立ち寄る。
なにしろ、10年ぶり、2回目。まずは足慣らしということで。
道は粉雪の締まったトレース。木道も雪に埋もれている。
風も弱く、空は青く「地球は青い」。
写真を撮る人達が三脚を立てている。スピードコントロール。
なれたところでロープウェー山頂駅へと戻り、五辻の道へ入る。道標ははっきりしている。
道は林の中の小道がしっかり。一本道で迷いにくい。
途中は展望のいい地点が続く。ここでも写真ポイント。三脚を立てている人もいた。
トレースのほとんどはスノーシューか。スキーは数条のみ。
若干の凹凸はあるものの、道は基本、下り坂。スピードが出る部分もあった。
スキー慣れていないとちょっと怖いかも。
積もった雪が当たった枝からこぼれてくる。雪が今年は多いよう。普段ならもう少し枝が当たらない位らしい。
しかし気持ちいい。
茶臼山へのトレースはほとんどなく、わずかなへこみのみ。トレースは少なくとも数日前の多めの降雪以前、さらに前だと思われる。
四阿の屋根にもこんもりと雪が乗っていた。
ここからすぐの破線ルートへの分岐に入る。入り口には赤の旗が立っていて、分岐の標識が先に見えた。
ここからもトレースが数日前の降雪前のものらしい物がある。
国道にぶつかる直前に右手に折れて、林の一本道を進む。ちょっと枝が邪魔。
枝に引っかかって、リュックのチャック全開、中に雪を詰め込んで父は滑走していた…。びちゃびちゃにはならないが、冷たくなかったの?
中身は無事。
国道の脇を通っているはずだが、所々しか国道を確認できない道である。
徐々に距離ができているのか…。
問題はこのあとやってきた。急な片斜面、展望がいい地点にさしかかる。下ればかなり自然学校が近そうな地点。
トレースをたどり、下ると、尾根に登っていく方向。テープは蛍光ピンク。尾根上の物を最後にその後が見つけられない。
5年以上昔の記憶では、素直に自然学校への道が追えたというが、トレースと印を追ったが方向がずれていっている。ロープウェーの山麓方向か…。
トレースはそのまま林の中の小道に向かっている。
以前、父がロープウェーの下の水族館脇に無理矢理出られる小道(谷を迂回してから、さらに尾根を登ってたどり着いたという)の記憶に近いという。
これは違う道だと判断。そのまま無理に国道方向に下れば、瓢箪坂に当たりそうな地点だが、確信が持てないのでしかたなく登り返す。
急傾斜の半分を登った地点で、水平方向進行方向に赤テープを発見。
テープを追って、開けたフラットな斜面にでると、その下の木の枝に下がる赤テープを発見。その下に行くと、新しめのトレースに当たった。どうやら自然学校からのスノーシューのトレースらしい。これをたどって下っていく。
当初の予定のメルヘン広場には当たらず、広場と瓢箪坂を結ぶ道の途中に出ることになった。
瓢箪坂は綺麗な雪面で、誰かが下った跡もあり。どうやらスノーシューらしい。
途中ショートカットしたが、あまりクロカンスキー向きではないか。スノーシュー向きのようだ。
途中からは車道部分を素直にトレースすることにしたら、スピードアップできた。
そのまま、ホテルが出てくるところまで下り、終着点。
歩いて小三室のバス停に出られる位置。
私は今回、申し訳ないが別荘地内を移動させていただきました。
こんなことできる状況はとても珍しいとおもわれる。すぐに除雪しているので、降った翌日までしか無理でしょう。
中の道路もわかりにくいし、入るとバス停から遠くなるので、やめた方がいいでしょう。
雪の量は豊富で、トレースを外れると膝上まで雪がやってくる部分あり。
トレース上なら膝下まで。
はまった穴の跡はちらほら。1メートルくらいは落っこちていた。
転ぶと粉雪で起き上がるのが楽しいけど大変でした。
しかし、スキー移動は早い…。
コメント
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北八スキーお疲れ様です。
好天の中、気持ちの良さそうな林間コースですね。
下りは滑り降りるのが一番ですね。
それだけに、道迷いで登り返す時の精神的ダメージは大きかったのではないでしょうか。
MATSUさん、こんばんは
ほとんどが下りなので、初心者にはうれしいコースでした。
間違えたときは、ちょっとへこみました。
特に同行の、まもなく70才の父親はもっとへこんでました。(笑)
最後まで登り返さずにすんで、ほーっ、としました。
間違えたコースをそのまま行けば、ロープウェー乗り場近くにでてループコースになりますので、魅力的なコースだと思います。
ただ情報が少なく、出られることを知っている人も限られるコースですが…。ちょっとためしてみたくなってます…。でもGPSログがないと正確に記録できませんね。
komadoriさん
スキーは1度しかしたことがないので、無理ですが、
このようなクロスカントリーを本当は、やりたいです、、、。
気持ちよさそうです。
スピードがある分、トレースをしっかり追わないと
大変ですね。
スキーを上達させて、いつかは、、、
でもいつになるやら、、、、。
Y-chan
私が持っているのは、昔ながらのクロスカントリースキーでエッジなしなので、少々回転がむずかしいです。
それでもボーゲンしかできない50台女性でも使えてました。スピード出さないように抑えれば大丈夫です。
いい気になるとひっくり返ります(笑)。
最近のはエッジ付きもあるので多少簡単になっているかもしれません。
トレースがはっきりしている部分はスピードをあげても大丈夫です。トレースを外す方が大変です…。
トレースが無いところは確実なルート選択が大切ですね。実感しました。
スピードは魅力もありますね。3時間程度で平行移動なら一日の行程をこなしてしまいます。
ワカンなどと組み合わせると、もっと広いバリエーションが出そうですね。スキーが軽いのでやってみたいことの一つです。
komadoriさんはゲレンデスキーも
かなり上手なのでXCも得意でしょうね!
私は下りはほんと、へっぴり腰で、
このコースはたぶんダメでしょう
このコース、一番つらいのは後半の国道沿いの部分なので、国道を下ってしまえばラクラクです。
真っ平ら。
sakusakuさんより遙かにへっぴりのはずの初心者でも下れてました。
この場合、下る時間は半分以下です。
車をあらかじめ回しておくとかの工夫が必要になりますが…。タクシーはメルヘン広場まで入ります。
雨池周辺をめぐる「平地コース」も行ってみたいです。
テレマーク姿勢で回転する方法を学ばないと…、というのがこの間の教訓です。
またスキー場で見て技術を盗んでこようかと思ってます。
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