戦国時代までの箱根路

2023年05月21日(日) [日帰り]

• GPS: 05:22
• 距離: 12.9km
• 登り: 982m
• 下り: 341m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:42
• 合計: 5:26

8:29 箱根湯本駅
8:34 8:35 （旧）箱根観光物産館
9:00 9:00 湯坂城址
9:44 9:45 三等三角点第二城山
10:23 10:23 城山
10:28 10:29 大平台分岐
10:37 10:50 浅間山
11:01 11:01 小涌谷分岐
11:13 11:13 鷹巣山
11:26 11:27 湯坂路入口
11:29 11:29 湯坂路入口バス停
11:43 11:43 芦の湯バス停
12:16 12:44 精進池
13:09 13:09 お玉ヶ池
13:23 13:24 箱根旧街道 最高地点
13:54 13:54 元箱根
13:56 13:57 箱根神社入口
14:01 ゴール地点

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

5/21 8:28

東海道ができたのは江戸時代。

ではそれよりも昔、箱根を越えるにはどこを通っていたのか？

5/21 8:40

それがここ「湯坂路」です。800年以上この道が使われていたらしい。
今日はここを歩いて箱根を越えようと思います。

5/21 9:01

この道は頼朝さんも、

5/21 9:01

秀吉さんも使った主要道路。

5/21 9:03

あ、箱根湯寮だ。あとでいこ❣️

5/21 9:45

西も東も絶壁なのでこの道を通るしかない。

山賊対策なのか、道幅はかなり広く取っています。

5/21 10:12

戦国時代、何万人といる足軽兵隊さんたちが、ここをゾロゾロと歩いたのかと思うと、

5/21 10:20

この後生死をかけた戦をするのに、

5/21 10:23

なんでこんなに大変な道を歩かせるんだ？と、いささかご立腹だった人が多かったのではないだろうか😤

5/21 10:29

でも戦以外にも東西の行き来は活発だったわけで、

5/21 10:38

舗装道路も鉄道もない時代、この道をエッチらオッチラと、

5/21 10:51

昔の人は本当にすごいなと感じ入りました。

ここを通らないと西へは行けなかったんだから😑

5/21 11:10

家康さんだって、関東に移される前は何気に敬遠していたんじゃない？

5/21 11:26

しばらく歩くと湯坂路は一旦途切れ、

5/21 11:35

現在の東海道に合流します。

5/21 11:39

おっ、雲が切れて上二子山が👏

5/21 11:48

でもまたすぐに古道が出てきます。
リスペクト路としてちゃんと残してくれているようで。。

石に苔が生えるまでには何百年かかるんだろうか？

5/21 11:53

かつて箱根は地獄だったとも言われています。
この道を歩くのに遺書を残した人もいたんだとか😨

5/21 12:03

だからなのか、
ここから先に石仏群がたくさん出てきます。
これは二十五菩薩。

5/21 12:18

こちらは六道地蔵。3.2mもある日本最大級のお地蔵さん。
当時、この道を通ることはホント命がけだったんだね。

5/21 13:19

箱根旧街道にでた。
ここからは江戸時代の箱根路、いわゆる東海道。
石畳が非常に綺麗です。

5/21 13:32

主要道がこちらに変わったことで、湯坂路は徐々に廃れていったそうです。

5/21 13:06

「お玉が池」
遊歩道が途中から沈んでいて先に行けない😢

5/21 13:44

今日は、湯坂路が当時日本の大動脈だったことに思いを巡らし歩いてきましたが、

5/21 13:55

芦ノ湖はもうすぐそこに。

5/21 14:00

箱根3里を約5時間半かけて踏破しました。
お疲れ様でした。

5/21 14:55

急行バスに乗ったら、30分足らずで箱根湯本まで戻ってきちゃいました🙄

久しぶりに箱根の温泉でゆっくりしてから帰ります。

感想

kazutin

関東から西へ行くには、御殿場を経由するか箱根を越えるか・・・
2択なのは今も昔も同じ。

当時大動脈だった「湯坂路」。
標高差約800mを登り切らなきゃいけない上に、熊や盗賊などに襲われる心配があったんでしょうね。もう命がけで歩いた人々がたくさんいたんだろうな、と思うと胸が熱くなります。

今日は箱根までしか歩いていないので「箱根越え」では無かったですね😏