妙見原-剣山-出来水ウバーレ-地獄谷

2023年05月24日(水) [日帰り]

• GPS: 04:20
• 距離: 10.3km
• 登り: 379m
• 下り: 390m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:45
• 合計: 4:35

11:23 スタート地点
11:41 11:41 小剣山
11:47 11:47 大剣山
12:38 12:52 出来水ウバーレ
13:44 14:15 香合
15:58 ゴール地点

天候

🌤

アクセス

利用交通機関：

自家用車

秋吉台ジオパークセンター

写真

ジオパークセンターから妙見原へのトレイルに入ります

ナガジャクリの窪地を経由して

妙見原から見た剣山へのトレイル

棚岩北側の建造物
古い重機もあるな

秋吉台にポツンと点在している樹木は絵になるな
秋吉台はカレンフェルドだけじゃない

樹林は長者ヶ森だけが目立つけれど　小さな林はあちこちにあって原野の景観を惹きたてている

鬼穴谷を隔てた西の西山の大斜面

300mピークから眼下に広がる出来水ウバーレ
もう既にルートロストしていて草藪をかき分け歩いています
これでもGPSログ通りなので不安なし

多数のドリーネが集結した出来水ウバーレの底に降りた
ドリーネの縁に沿って進む
既にパンツが炭まみれにw

秋吉台外周の「火道」と呼ばれる防火線に合流
正面の蓮華山へ延びる火道
ここはまだ藪に埋もれてなく唯一の快適区間でした

越えてきた300mピークと出来水盆地を振り返る

火道を外れ右下の谷へ降りていく
谷底の樹林からカッコウの鳴き声が響き渡る
草原と小さい林がある明るく開けた環境は彼らにふさわしい
カッコウやツツドリもウグイスと同様に声はすれども姿は見えずのパターンで喧嘩を売っていますがwここで彼らが林から林へ飛翔する姿を見れた

谷底に連続するドリーネを渡り歩く
平坦に見えるドリーネ底は中央がマウンド状に盛り上がっていて外周は危ない溝状　ここに陥没した穴があるのでブッシュで足元が見えない季節は危険です　
藪化したドリーネの通過に時間を要した

間もなく峠状になった谷の最高地点

最高点から地獄谷を見下ろす

「香合」と呼ばれる地獄谷の底部は天国的な一画
ノグルミ、クヌギの林の中に隠し水と呼ばれる湧き水と水流が見られる
ここで頬次郎が水浴びしてるのをこっそり見た

地獄谷の印象的なオブジェ

4/28 15:34

ビンズイに遭遇

中国自然歩道のトレイルに這い上がる
ここまでは歩けるシーズンとしてはギリギリだったかも
火道（防火帯）はもう少し歩けるかもしれません

地蔵峠付近

広大な原野の中国自然歩道　ここはトレランコースになっている

ススキ原の妙見原に舞い戻った

5/24 15:43

ここでカッコウと鳴いている張本人に逢えたのでゆーことなし♪♪

今回とある場所で初めて紅ポコに出逢った

夏みかんソフトのディスプレイに引き寄せられて400円！

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX10M4 SONY

感想

limited

G.W前に北側から香合に降りましたが今回南から入り地獄谷コンプリート
ここは秋吉台の生い立ちを勉強していると非常に興味深くジオパークとして地質・地形遺産を学術的観点で見て回れる素晴らしいコースでしょう
香合と呼ばれる巨大な複合ドリーネがある地獄谷は出口のない谷ですが更に南にドリーネが直線的に連続した谷を経て出来水ウバーレ、更に巨大ウバーレが連続する鬼穴谷まで続く長大な凹地列はまさに不思議な地形のデパートメントストアだ
そしてこの広大な台地に地上の水流は一切ないのだがカルスト台地の地下には沢山の地下水が流れていて複雑な地下水系を形成している