*子持山 獅子岩* 群馬の美しい景色と一緒に獅子のてっぺんへ・・


コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 7:17
天候 | 快晴☀ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一番奥の七号橋駐車場 10台ほど停められます |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストがあります。 トイレは登山口近くにあります。(紙もあったそうです) 1P目 比較的1P目と2P目を繋げることが多いけれど 待ち時間がもったいないのでとりあえず1Pだけ登る。 ホールドは豊富なスラブ。 2P目 距離は短いけれど斜度も出てきて薄被りの部分もある。 終了点は細いバンド状で3人でもキツイ。 3P目 右上の大きなフレーク状の岩に手が届かず苦戦。 レイバックで登るのが正解らしいのですが、 私はそのままフレーク状の岩にのり込んで何とかクリア。 4P目 核心部。斜度がキツ目で逆層。下ホールドや縦ホールドが多い。 ハイステップで超えるところのピトンがグラグラと怪しい。 最後のトラバースもいやらしい。 5P目 5P目と6P目は繋いで登る。スラブ状の岩。 5P目の終了点までは右よりのルート終了点から先は左よりのルートとなり くの字になる為ここのランナーはスリングを伸ばさないと流れが悪くなる。 最後の登りは右側の岩にチョークがいっぱいついているが被り気味、 左側は灌木交じりのトラバース。 私は直登を選ぶ。ちょっと手を伸ばすと両手で持てるガバがあった。 6P目 おまけのピッチ。ここから右に出ると一般登山道の鉄はしごがあり 獅子岩へ登れる。凹角状の登りピトンが二つ打たれている。 |
写真
感想
世間は晴天予報の三連休。でも私は月曜日は仕事なので賞味2日間。
師匠にどこに行きたい?って言われて美しい景色のお山をまったり歩きたいと希望したものの当然の如く却下(:_;)
これから冬山へ入る前に最後の岩登りをと、怖がりの私を成長させるためのプランをヤマちゃんが立ててくれた。群馬遠征ツアー。初日は黒岩でリードの練習。翌日はこの子持山の獅子岩のマルチピッチをオールリード。
アルパインルートでは木や岩などを使ってスリングをかけたりしながら何とか登る。人工でも登れればそれでいいって思って登ってきた。
でも今回はフリーのルート。ムーブなどめちゃめちゃな私はフリーでは恥ずかしいと言われるA0全開(*_*)頑張ればA0しなくてもいけるのかなとも思うけれど、怖くて怖くて掴まなくてもいいのにヌンチャクなど掴んじゃう。この怖がり弱虫を克服するのは並大抵のことではなさそう。登る技術の自信がないからなんだと思う。体力不足も否めない。
通常の懸垂は何度となく数えきれないほどしているものの、マルチピッチの連続の懸垂下降のセットをするのは初めて。途中のテラスで最短でのスムーズな懸垂下降のセットに戸惑う。実際に経験してみないとわからない事が沢山。
帰宅後もメールでヤマちゃんから今回の強化プランの目的や反省、今後の課題の質問を与えられた。改めてただ登るだけでなく目的を持って、そこでの反省に基づいて今自分が何をするべきかを考えなくちゃなんですよね。私の技術が上がらないのもそのため。自分を甘やかしている事に改めて気づかされました。
去年の2月、当時暇神1号ヤマちゃんと暇神3号のリリオちゃんと3人で登った雪の子持山。
遠くからも目立つ子持山の獅子岩。当時岩登りなど全く無縁だった私。
あんなところ登るなんて・・・って思っていた。
A0全開とはいえ、この獅子岩にオールリードで登れたことに自信をもって次のステップに進みたいです。
後日、山友のとらさんが同じ日に子持山に登られていたことが判明。
彼のレコに私達の登っている画像がありビックリ。
時間が少しずれていてお会いすることが出来なかったのが残念でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-552918.html
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