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Yamareco

記録ID: 553361
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フリークライミング
赤城・榛名・荒船

*子持山 獅子岩* 群馬の美しい景色と一緒に獅子のてっぺんへ・・

2014年11月23日(日) [日帰り]
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O-yama mituki その他1人

コースタイム

日帰り
山行
4:03
休憩
3:14
合計
7:17
8:08
68
7号橋駐車場
9:16
0:00
30
取り付き点
9:46
10:00
20
1P目
10:20
10:54
6
2P目
11:00
11:20
25
3P目
11:45
12:26
7
4P目
12:33
13:25
22
5P目
13:47
14:20
40
しし岩
15:00
0:00
25
取り付き点
15:25
7号橋駐車場
天候 快晴☀
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
子持神社から入って行っていくつか駐車場があります。
一番奥の七号橋駐車場 10台ほど停められます
コース状況/
危険箇所等
登山口に登山ポストがあります。
トイレは登山口近くにあります。(紙もあったそうです)

1P目 比較的1P目と2P目を繋げることが多いけれど
待ち時間がもったいないのでとりあえず1Pだけ登る。
ホールドは豊富なスラブ。

2P目 距離は短いけれど斜度も出てきて薄被りの部分もある。
終了点は細いバンド状で3人でもキツイ。

3P目 右上の大きなフレーク状の岩に手が届かず苦戦。
レイバックで登るのが正解らしいのですが、
私はそのままフレーク状の岩にのり込んで何とかクリア。

4P目 核心部。斜度がキツ目で逆層。下ホールドや縦ホールドが多い。
ハイステップで超えるところのピトンがグラグラと怪しい。
最後のトラバースもいやらしい。

5P目 5P目と6P目は繋いで登る。スラブ状の岩。
5P目の終了点までは右よりのルート終了点から先は左よりのルートとなり
くの字になる為ここのランナーはスリングを伸ばさないと流れが悪くなる。
最後の登りは右側の岩にチョークがいっぱいついているが被り気味、
左側は灌木交じりのトラバース。
私は直登を選ぶ。ちょっと手を伸ばすと両手で持てるガバがあった。

6P目 おまけのピッチ。ここから右に出ると一般登山道の鉄はしごがあり
   獅子岩へ登れる。凹角状の登りピトンが二つ打たれている。
七号橋駐車場 右側も合い向かいで駐車できるのでまだまだ余裕があります
七号橋駐車場 右側も合い向かいで駐車できるのでまだまだ余裕があります
可愛いキツネの看板の前の登山届に計画書を提出して出発
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可愛いキツネの看板の前の登山届に計画書を提出して出発
屏風岩までは落ち葉の木道を歩いてきます。
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屏風岩までは落ち葉の木道を歩いてきます。
太鼓橋を渡ると祠のある屏風岩。今は登る人はおらず、古いハーケンや残置スリングがぶら下がっています。
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太鼓橋を渡ると祠のある屏風岩。今は登る人はおらず、古いハーケンや残置スリングがぶら下がっています。
尾根コースより沢沿いコースのほうがアップダウンが少な目
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尾根コースより沢沿いコースのほうがアップダウンが少な目
獅子岩到着。一組準備しているので私たちは2番手です。
獅子岩到着。一組準備しているので私たちは2番手です。
先行パーティーの二人組
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先行パーティーの二人組
このお二人は前日に二子山中央稜に取り付いていたそうです
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このお二人は前日に二子山中央稜に取り付いていたそうです
1P目と2P目を繋げたかったけれど、待ち時間が長くとりあえず1P目まで登る。
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1P目と2P目を繋げたかったけれど、待ち時間が長くとりあえず1P目まで登る。
1P目を振り返る
2P目も狭いので先行パーティーが出発するのを待ちます。
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2P目も狭いので先行パーティーが出発するのを待ちます。
三人でロープにぶら下がりポカポカ日向ぼっこ
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三人でロープにぶら下がりポカポカ日向ぼっこ
改めてすごい角度のところにいるんだなぁ。
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改めてすごい角度のところにいるんだなぁ。
2P目を登りヤマちゃんをビレイ。
師匠も勢いよく登ってきて二人の登る速度がまちまちなので引きあげたロープがぐちゃぐちゃに((+_+))まだまだです。
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2P目を登りヤマちゃんをビレイ。
師匠も勢いよく登ってきて二人の登る速度がまちまちなので引きあげたロープがぐちゃぐちゃに((+_+))まだまだです。
1Pごとに高度上がってきますね
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1Pごとに高度上がってきますね
さて3P目
核心部は4P目というけれど私はここ苦手でした。
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さて3P目
核心部は4P目というけれど私はここ苦手でした。
この角度で・・・フレーク岩・・
これ掴みたいけど微妙に足が悪くて怖い
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この角度で・・・フレーク岩・・
これ掴みたいけど微妙に足が悪くて怖い
とりあえず、ここでどう登ろうか悩む。
現実逃避でビレイしている二人をパチリ・・・
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とりあえず、ここでどう登ろうか悩む。
現実逃避でビレイしている二人をパチリ・・・
ここに手をかけ体重を右に傾けなんとかフレークを掴み無理やり登る。
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ここに手をかけ体重を右に傾けなんとかフレークを掴み無理やり登る。
ふぅ。なんとかクリア。すぐにメインロープでセルフをとる。
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ふぅ。なんとかクリア。すぐにメインロープでセルフをとる。
ここのテラスは広くて快適
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ここのテラスは広くて快適
見下ろすと結構高度感あります。
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見下ろすと結構高度感あります。
確かに登山道から見上げる獅子岩って垂直に見えたもの・・・
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確かに登山道から見上げる獅子岩って垂直に見えたもの・・・
美しい関東平野が見渡せます
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美しい関東平野が見渡せます
小さな頃から慣れ親しんだ
母なる赤城山
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小さな頃から慣れ親しんだ
母なる赤城山
最終ピッチ
あと少し。頑張ります。
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最終ピッチ
あと少し。頑張ります。
ヘリだぁ。
とりあえずセルフをとって二人をビレイする準備をします。
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とりあえずセルフをとって二人をビレイする準備をします。
コールなど聞こえないので登攀を中止して、しばらくこのまま待機していました。
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コールなど聞こえないので登攀を中止して、しばらくこのまま待機していました。
沢山の消防やレスキューの方が救助しています。
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沢山の消防やレスキューの方が救助しています。
次に登るおまけのピッチ
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次に登るおまけのピッチ
しばらくは一人で景色を堪能。
師匠も暖かな岩壁とこの景色にいいところだなぁを連発していました。
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しばらくは一人で景色を堪能。
師匠も暖かな岩壁とこの景色にいいところだなぁを連発していました。
ぽかぽか小春日和です。
関東平野を一望出来ます。
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ぽかぽか小春日和です。
関東平野を一望出来ます。
ヤマちゃん登攀開始
ヘリと中央に小さくヤマちゃん
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ヤマちゃん登攀開始
ヘリと中央に小さくヤマちゃん
獅子岩の肩あたりで救助の様子を見守ります
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獅子岩の肩あたりで救助の様子を見守ります
私はおまけのピッチを登ってしまいます。
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私はおまけのピッチを登ってしまいます。
その間に怪我をされた女性を無事にピックアップしていました。
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その間に怪我をされた女性を無事にピックアップしていました。
師匠は脇の鉄のはしごから登って先に到着していました。
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師匠は脇の鉄のはしごから登って先に到着していました。
師匠曰く、通常登山道のこの鉄はしごが今日二番目に怖かった場所だそうです???
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師匠曰く、通常登山道のこの鉄はしごが今日二番目に怖かった場所だそうです???
獅子岩のてっぺん
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獅子岩のてっぺん
北方向の子持山の山頂は青空が広がりとても気持ちよさそう。今日は時間がないのでまたの機会にゆっくりと出かけます♪
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北方向の子持山の山頂は青空が広がりとても気持ちよさそう。今日は時間がないのでまたの機会にゆっくりと出かけます♪
獅子岩の先端からの景色
この先絶壁なので進めません。
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獅子岩の先端からの景色
この先絶壁なので進めません。
後続パーティーが居ないので懸垂で降りていきます。
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後続パーティーが居ないので懸垂で降りていきます。
下山は枯葉がたくさん積もっていて思わぬところで滑るので要注意。
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下山は枯葉がたくさん積もっていて思わぬところで滑るので要注意。
おまけ 前日は黒岩へ獅子岩の練習を兼ねて出かけました。
崩落現場を通過中。ゲートから通常の駐車スペースまで1時間ほど歩きます。完全復旧は来年3月頃の予定です。
ただ、榛名湖のほうからはいつもの駐車スペースまで入れたようで2台ほど駐車されていました。
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おまけ 前日は黒岩へ獅子岩の練習を兼ねて出かけました。
崩落現場を通過中。ゲートから通常の駐車スペースまで1時間ほど歩きます。完全復旧は来年3月頃の予定です。
ただ、榛名湖のほうからはいつもの駐車スペースまで入れたようで2台ほど駐車されていました。

感想

世間は晴天予報の三連休。でも私は月曜日は仕事なので賞味2日間。
師匠にどこに行きたい?って言われて美しい景色のお山をまったり歩きたいと希望したものの当然の如く却下(:_;)

これから冬山へ入る前に最後の岩登りをと、怖がりの私を成長させるためのプランをヤマちゃんが立ててくれた。群馬遠征ツアー。初日は黒岩でリードの練習。翌日はこの子持山の獅子岩のマルチピッチをオールリード。
アルパインルートでは木や岩などを使ってスリングをかけたりしながら何とか登る。人工でも登れればそれでいいって思って登ってきた。
でも今回はフリーのルート。ムーブなどめちゃめちゃな私はフリーでは恥ずかしいと言われるA0全開(*_*)頑張ればA0しなくてもいけるのかなとも思うけれど、怖くて怖くて掴まなくてもいいのにヌンチャクなど掴んじゃう。この怖がり弱虫を克服するのは並大抵のことではなさそう。登る技術の自信がないからなんだと思う。体力不足も否めない。
通常の懸垂は何度となく数えきれないほどしているものの、マルチピッチの連続の懸垂下降のセットをするのは初めて。途中のテラスで最短でのスムーズな懸垂下降のセットに戸惑う。実際に経験してみないとわからない事が沢山。

帰宅後もメールでヤマちゃんから今回の強化プランの目的や反省、今後の課題の質問を与えられた。改めてただ登るだけでなく目的を持って、そこでの反省に基づいて今自分が何をするべきかを考えなくちゃなんですよね。私の技術が上がらないのもそのため。自分を甘やかしている事に改めて気づかされました。

去年の2月、当時暇神1号ヤマちゃんと暇神3号のリリオちゃんと3人で登った雪の子持山。
遠くからも目立つ子持山の獅子岩。当時岩登りなど全く無縁だった私。
あんなところ登るなんて・・・って思っていた。
A0全開とはいえ、この獅子岩にオールリードで登れたことに自信をもって次のステップに進みたいです。

後日、山友のとらさんが同じ日に子持山に登られていたことが判明。
彼のレコに私達の登っている画像がありビックリ。
時間が少しずれていてお会いすることが出来なかったのが残念でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-552918.html

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