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Yamareco

記録ID: 5555072
全員に公開
ハイキング
近畿

三熊山(洲本城)+アワイチ

2023年05月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
09:34
距離
161km
登り
3,682m
下り
3,695m
歩くペース
とても速い
0.10.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:16
休憩
0:19
合計
9:35
距離 161km 登り 2,575m 下り 2,575m
8:59
22
スタート地点
9:21
50
10:11
52
11:03
11:07
1
11:08
117
13:05
13:06
42
13:48
49
14:37
36
15:13
23
15:36
15:37
108
17:25
32
17:57
18:10
24
18:34
ゴール地点
天候 高曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
深日洲本ライナー
・1,500円(大人)+300円(自転車)
・1日4便
コース状況/
危険箇所等
南部はアップダウンが多い
北西部は交通量が多い
最初のヒルクライムを終えると、一気に視界が開ける
2023年05月27日 09:51撮影 by  SC-51A, samsung
5/27 9:51
最初のヒルクライムを終えると、一気に視界が開ける
本コースで最も美しい海岸
2023年05月27日 10:24撮影 by  SC-51A, samsung
2
5/27 10:24
本コースで最も美しい海岸
大鳴門橋
2023年05月27日 11:42撮影 by  SC-51A, samsung
1
5/27 11:42
大鳴門橋
明石海峡大橋
2023年05月27日 15:26撮影 by  SC-51A, samsung
2
5/27 15:26
明石海峡大橋
アワイチのオブジェ
2023年05月27日 15:40撮影 by  SC-51A, samsung
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5/27 15:40
アワイチのオブジェ
洲本城(三熊山)からの眺め
2023年05月27日 18:08撮影 by  SC-51A, samsung
2
5/27 18:08
洲本城(三熊山)からの眺め
撮影機器:

感想

▼概要
一周150km、獲得標高1,500m越えのコース。
南部は起伏が激しく、100mクラス(最大斜度8%)のヒルクライムが4エリアほど続く。
路面にアワイチの表示がされているが、完全とは言えず分岐がややこしいところもある。

公共交通機関で淡路島にアクセスするには、明石〜岩屋を結ぶ淡路ジェノバライン、または大阪府南端の深日〜洲本を結ぶ深日洲本ライナーのいずれかが便利。

▼日記
関西でやっておきたいことの有力候補であった、アワイチ。
実施するなら、ウェアの荷物を少なくでき、日も長い春だろう。
高曇り&風も弱めの土曜日を狙っていたが、とうとう適した日が巡ってきた。

淡路島へのアクセスは兵庫の明石か大阪南端からのどちらかとなるが、阪神間の混雑を輪行したくなかったため、大阪南端を選んだ。

深日洲本ライナーは深日始発が8:00→8:55着ととても遅い。
また、洲本終発が18:55→19:50着のため、10時間以内で淡路島を一周する必要がある。

今回は、乗船手続きなどに時間を要するため、余裕を持って8時間以内の達成を目標とした。目安として、1時間あたりに20kmの移動、休憩時間を勘案すると平均25km/hでの走行を心がけることに。ロングライドはしばらく行っておらず、そもそも間に合うか少し不安になる。

フェリー始発が遅く、ロングライドにしてはゆっくりと起きて準備する。足を温存するため深日港までは輪行した。自転車は全部で10名ほどで、全乗客は40名程度だった。ちょうど満席だったので、事前に予約しておいてよかった。

小型フェリーで、自転車は前輪を外して係員に渡す。2階部分(吹きさらし)でフロントフォークを固定する仕組みのようだ。地上から2階へ、係員が自転車を持ち上げて受け渡していた。船中は航行音も振動も大きかった。予定通り50分ほどで洲本に到着。

今回はゆっくりする時間はほとんどないため、上陸したらすぐに走り始めることに。走行5分後に後ろから来た日産NOTEに接触されるという避けようのないハプニングがあったが、順調に南下。由良から山岳ゾーンが始まる。照葉樹林の甘い花の香りに包まれながら、100mクラスのヒルクライムを交える。木陰で涼しいが、真夏はきついだろう。

一度、山岳エリアが終わると、平坦な海岸線をひたすら進む。視界も開けて、本コースで最も良い景色だと感じた。淡路島南端部から再び細かいアップダウンが連続し、足にくる。フルーツ飴を食べながら、淡々とヒルクライム。飴が舐めるだけで格段に活力が湧いてくる。

少し内陸よりになると、タマネギ畑があちこちに広がっており、むき玉スタッフ募集中の看板が立っていた。一方、海岸沿いの斜面地帯はビワが特産品のようだった。

道の駅福良で最初の休憩。ここまで2時間、ノンストップで走ってきたが特に疲れはなかった。施設は混んでいたため、近くの雑草まみれの公園で木陰を見つけて、自宅から持参したおにぎりを2つ食べた。この感覚が大学時代とそっくり同じで懐かしかった。

さて、ここから大鳴門橋に向かうが、またもやヒルクライム。気温もどんどん上昇して25度を超えてくる。高曇りの空から青空が広がり、日射の強まりを伴ってきた。大鳴門橋は思ったより小さく見えたが、格好は決まっていた。綺麗な渦巻きは見えないが、潮の流れは複雑で速そうだった。

本コース最後のヒルクライムを経て、海岸線に戻ると松林が広がっていた。慶松原(けいのまつばら)と呼ばれる白砂青松の景勝地らしく、雰囲気が良さそうだったので休憩。クロマツの香りに包まれながら、近くのローソンで買ったチョコチップスナックを食べた。

目標となる1時間あたり20kmをほぼ達成できていた。体力はまだ十分にあり、もう少し速めのペースでも巡行できそう。ウェルシアでコーラと薄皮パン(抹茶つぶあん)を補給するとさらに力が湧いてきた。負荷を上げていこう。岩屋(淡路島北端)からの距離表示を見ながら、ぐんぐん北上する。最近の流行りなのか、グランピングがあちこちに建設されており、おしゃれなカフェ・レストランエリアも仕上がっていた。

遠く霞んでいた本州が目に見えて近づいてくる。
マンションなどがひしめいているのを見ると、島民も本州にいくばくかの憧れを抱いてしまうのではないかと感じる。そして、休日には本州から大量の「消費者」が押し寄せてきているが、どう思っているのだろうか...とか。

明石海峡大橋がグッと大きく見える。ふもとの道の駅あわじで休憩。日差しが強いため、東屋で休憩。大きな橋を見ながら風に吹かれて気分が良い。薄皮パンは最近5個から4個に減って物議を醸していたが、今回初めて購入した抹茶つぶあんはとても美味しくて大正解だった。今度からこれにしよう。

すぐ近くの岩屋は、アワイチの起点となっており、立派なオブジェが設置されていた。サイクリストはオブジェを熱心に撮影していて、一般の観光客は傍の絵島(日本神話のイザナギノミコト、イザナミノミコトが国造りで最初に造ったらしい)に夢中だった。各々が別の方向にカメラを向けていて面白かった。

さて、北端である岩屋から中南部の洲本まで40km弱のサイクリングが残っている。
地図で見ると、途方もなく長く感じるが、アップダウンがほぼないため、1時間半もあれば到着できるだろう。

淡路島の東側に続くR28は主要道路となっているようで、片側2車線の箇所もあった。交通量がとても多く、信号があるたびに軽微な渋滞が発生していた。排気ガスを吸いながらのライドはストレスが溜まるが、もう少しの我慢だ。ビワイチも湖西は渋滞がひどいため、覚悟する必要があるだろう。

洲本には1時間半以上の余裕を持って到着。
フェスが開かれているらしく、街全体にドンドン重低音が響いていた。まだ足は残っていたため、もう少し走ろう。
Googleマップを開くと、ちょうど近くに洲本城があるらしい。レビューの多さから人気ぶりがうかがえる。

さて、コンクリの小道を直登しようと思ったが、中腹まで登ったところで「通行止め」の貼り紙が...。こういうのは、最初から教えて欲しい。諦めて裏から三熊山ドライブウェイを回り込むことに。最後のヒルクライムを楽しんだ。

洲本城は石垣と小ぶりの模擬天守があるだけだが、極めて展望がよく洲本市街を一望できた。アワイチの余韻に浸りつつ、のんびりと過ごした。

フェリーの時間にちょうど間に合うように山を下って乗船。
帰路は定員の半数ほどしか乗っていない。ぐっすりと寝た。

深日港には20時前に到着。ここから自宅まで自走して帰宅。
よく走った1日だった。刺身と餃子の夕食はとても美味しかった。

▼メモ
持ち物
・スマホ
・モバイルバッテリー
・サイクルウェア(半袖・短パン)
・ジレ
・グローブ、シェード、タイツ
・輪行袋
・ボトル2

食料
・水1.4L、コーラ1.5L、スポーツドリンク0.6L
・おにぎり4、スナックパン、薄皮パン(抹茶つぶあん)

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