鳥海山(鉾立から)


- GPS
- 08:53
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新山の切り通し、この時期残雪の上を歩くのは危険。 鳥海湖からの登り斜面で残雪のクラックに危険を感じた |
写真
感想
道の駅「鳥海」から早朝に鉾立駐車場へ移動。今日は快晴。
今日は登山者がいる模様。隣のキャンピングカーの登山者は5:20分に出ていった。
冬用の登山靴と12本アイゼンを用意した。しかしアイゼンは雪が腐っていて使うことは無かった。
まず白糸の滝展望台でこれから行く鳥海山、白糸の滝を眺める。白糸の滝あたりまで、夏道。残雪の上をピンクのテープの旗竿沿いに歩く。しだいにピンクテープ旗竿が少なくなってゆく。残雪は御浜まで続いた。御浜小屋の前を通り、夏道の扇子森のお花畑へ。ハクサンイチゲの花盛り。七五三掛の手前の残雪で、先行者の足跡があったのだが右に向かっている。GPSで補正してコースに戻る。七五三掛分岐には私が最初に着いたようだ。
千蛇谷に向かう。すぐに鉄梯子、その先の踏み跡が薄い、草木にピンクのリボン各所に、どれを信じたらいいの?夏ルートではなかったようだ。
千蛇谷の残雪はGPSを見ながら、夏ルートにできるだけ沿うように歩いた。おそらく地図だけで大物忌神社にはたどり着けなかっただろう。神社からはペンキに導かれながらの大岩を登る、岩間に切り通しが残雪で覆われている。初めは広く先に進んだ。あと8m位まで行ったとき、両脇の雪が解けて下が見える。底まで5m以上ありそうだ。危険を感じ後戻りした。右回りに峰を越え、切通の先に出た。そこで、無理しないでよかったと思った。おそらく無理して進んだらブリッジは落ちてしまったに違いない。大岩を登り新山山頂に到着。360度の展望。春霞でいまいち。
七高山に行くルートは目視で分かったので、残雪の中を進む。急斜面をヒール蹴りこみ降りてゆく。登りで隣のキャンピングカーの人に会う。少し遅れ気味。尾根コースで来ていた。
尾根沿いの七高山に向かう。この山頂にも誰もいない。少し下がったところに百宅口コースからスキーヤー2人が登ってきていた。滑降の準備をしていた。
尾根を下る。見晴らしがよく最高の気分。下山途中、3人の単独登山者に合う。
御田が原分岐を左に鳥海湖に向かう。踏み跡が分からずGPSで方向決定。後ろから人が近づいてきた。どうもコースが分からず、私の跡を付いてきたようだ。木道を進むと急斜面の残雪。私の行くコースを説明して、この状況を見て帰って行った。
これからが大変だった。鳥海湖までは何とか来られた、これなら大丈夫と思っていた。鳥海湖は雪の下。わざわざ来ることもなかった。時計周りに湖畔を徐々にのぼり一時夏道の木道が表れる。木道が切れ急な残雪の斜面。無理して登ってゆくと、クラックが横に長く口を開いている。クッラク沿いに行く。落ちないように慎重に進む。先方にクラックを横断できそうなところが見える。急斜面をトラバースしてやっと横断、ここから早く離れたいと真剣に思った。時間が長く感じた。
夏道に出たけれど、鉾立には直接つながっていない。藪漕ぎで突破する。思ったより長い藪漕ぎ。もっと深い残雪なら、この上を歩けたのに。雪面に出て鉾立に向かった。
駐車場にはたくさんの観光客。
今日は恐怖が多い登山だった。新山の切り通しのスノーブリッジ横断しようとしたこと。鳥海湖からのクレパス突破。残雪の登山の難しさを実感。無理は良くない。
下山後、道の駅「にしめ」に寄る。そこに「にしめ湯っ娘ランド」があり入る。温泉のようには感じない。
明日の岩手山のため車中泊地、道の駅「雫石」へ、天気はしだいに悪くなり、道の駅「雫石」に着いた時には霧雨。暗くなり始めていた。
翌日は、岩手山の登山口まで行ったが、天気の回復が見込まれないと判断して、帰宅決定。
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