奥久慈男体山から袋田の滝〜クサリ天国？階段地獄！

2014年12月06日(土) [日帰り]

• GPS: 06:57
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,132m
• 下り: 1,105m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:18
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:57

8:44 西金駅
9:47 9:47 古分屋敷峠駐車場
9:49 9:49 大円地駐車場
9:55 9:59 一般・健脚コース分岐
11:06 11:36 奥久慈男体山
14:24 14:24 月居山
15:04 15:09 袋田の滝
15:24 15:24 見返り橋町営無料駐車場
15:40 15:40 袋田駅
15:41 ゴール地点

8:44 西金駅
9:47 古分屋敷峠駐車場
9:50 大円地駐車場
9:54 一般・健脚コース分岐
11:06-11:36 奥久慈男体山
14:24 月居山
15:09 袋田の滝
15:24 見返り橋町営無料駐車場
15:40 袋田駅

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

水戸から水郡線、西金下車。
帰りは同、袋田乗車。

コース状況／危険箇所等

男体山の健脚コースはクサリ場の連続。危険というほどではないが注意は必要です。
南面なので凍結はしておらず岩は乾いていました。
縦走路では、ピークの北側など、凍結した岩の道もありました。今回は軽アイゼンを持参しましたが、使用しませんでした。

その他周辺情報

袋田の滝周囲には飲食店、みやげもの屋多数あり。駅までの間に日帰り入浴可能な温泉ホテルもありました。

写真

12/6 8:45

西金駅着。何か人がいるなと思ったら…、SLが来るらしい。そういえば、水戸からの車内には撮り鉄らしき人もたくさんいました。そのうち、汽笛の音が聞こえてくるではありませんか！

12/6 8:49

来た来た！でも、なんじゃこりゃ！ディーゼル機関車じゃないか。せっかくいいアングルだと思ったのに…。それで、肝心のSLはというと…。

12/6 8:49

一番後ろに、逆向きにくっついている！DLに引っ張られてる。やっぱり先頭を走ってなきゃ！それにこの方向だと完全に逆光だぜ！…ということで、ニワカ撮り鉄、無残にも敗退したのでありました。

12/6 8:51

この間約5分。大して時間を使ったわけじゃないので、まあ、いっか、ということで、国道を渡っていきます。案内もあり。

12/6 8:57

こんな林道をいきます。車はほとんど通りません。

12/6 9:09

霜がすごいです。

12/6 9:13

のどかな山村。行く手に岩山が見えてきました。この感じ、西上州のあたりに似ています。

12/6 9:33

右の岩なんか、ヨセミテのハーフドームみたい。（形だけ）奥久慈のハーフドーム？（行ったことないけど）まあ、ナントカ岩なんて名前があるのでしょうが…。

12/6 9:37

意外と面白いところですね。

12/6 9:37

林道歩いて飽きませんでした。

12/6 9:37

あれが、目指す奥久慈男体山か！

12/6 9:39

なかなかイワイワしてるじゃないか！

12/6 9:42

まだ、紅葉あったね。

12/6 9:43

このあたりが大円地？なんか面白い名前だ。

12/6 9:44

いちおう登山口。車も何台かとまっていますが、この先もっと広い駐車場やトイレもあります。

12/6 9:45

あのイワイワどこをどうやって登るんだろうね？

12/6 9:48

立派な駐車場とトイレがありました。さらに少し行くと…

12/6 9:51

そば、うどんのお店があります。ここまで車道。のどかなかくれ里って感じです。

12/6 9:55

大きな民家の左の細い道を入っていくと、分岐があります。ここが健脚コースとの分岐。

12/6 9:59

少し登ると岩山が見えてきます。あっちの方にも行ってみたいけれど道はあるのかな？

12/6 10:11

しばらく急坂を登っていくと尾根に出ます。

12/6 10:22

さらに進んでいくと、モミジのきれいなところがありました。

12/6 10:23

へー、こんなに…。岩とモミジがいい感じ。

12/6 10:23

「もう紅葉は終わりだよ」なんて言われていたので。

12/6 10:25

全然期待していませんでした。

12/6 10:27

でも、やっぱり、今回紅葉がきれいだったのはここまでの間だけでした。

12/6 10:31

紅葉ポイントからはクサリ場が始まります。

12/6 10:34

少し登ると、眺めの良い岩山の上に出ました。

12/6 10:35

まだけっこうありますね。

12/6 10:47

大体、クサリがなくてもまあ、大丈夫なところが多いのですが、やっぱり…といった感じのレベルでしょうか。

12/6 10:57

それにしても、果てしなく続く感じ。さっきの見晴らしのよいところからは、半分以上クサリ場だった？

12/6 11:14

いきなり、尾根の東屋のところに出て、そこから尾根を少したどると…。

12/6 11:15

山頂です。

12/6 11:15

太平洋が見えます。水戸市のあたりも。夜景なんか、どうかな？

12/6 11:16

筑波山方面だと思うけど、ほとんど平らで、どこがどれだかわかんない感じ。

12/6 11:16

足元は絶壁。

12/6 11:16

これは、那須だのそっちのほう、ただし雪雲がきているので山頂までは見えません。

12/6 11:18

こうして、写真で見るとほとんど平らに見えるんですけれどね。

12/6 11:39

右の遠くの高いところは日光でしょう。

12/6 12:08

ということで、縦走路へ。少し行くと稜線の東側に開けたところが…。ここは、奥久慈のウノタワか？（行ったことないけど）

12/6 12:21

そういえば、ナントカ牧場があったとか、それらしい。

12/6 12:23

あとは、こんな感じの稜線をいきます。

12/6 12:27

ここから急な下り、少しだけれど、岩を削ったような階段があって、そこに氷がついている。アイゼンをつけるほどでもないのですが、スタスタ歩けない…。

12/6 12:54

しばらくは巻き道。

12/6 13:11

そして、また、実に忠実に稜線をたどっていきます。登り下り地獄。これは、歩いてきた方向です。

12/6 13:29

落ち葉で道がわからなくなるようなところもありましたが、テープなどをたどれば大丈夫です。（たぶん）

12/6 13:37

縦走路に入ってからの写真があまりありません。ようするに、たいしたところはなかったということ。アップダウンだけは一人前でしたが…。ここは第二展望台だそうです。

12/6 13:51

すぐに、第一展望台。ここで、SLの汽笛の音が聞こえてきました。煙も見えてきました。（焚き火の煙だった？）そこで、見えるところに来るのを待っていたのですが、いつまでもやってきません。ポーも聞こえなくなりました。どこかの駅で停まっているのでしょう。寒くなってきたので、先に進むことにしました。

12/6 14:18

あの山を一つ一つ越えてきたのですね。SLも行ってしまったようだし…、山の上から眺めたかったな。あとは、選挙カーの音がやたら聞こえてきました。

12/6 14:24

月居城跡。これが最後のピークかとおもったら、さらにまた月居山ってのがありました。なんだ、おなじじゃなかったんだ。

12/6 14:33

下っていくと史跡みたいなのがありました。ここから最後の登り。

12/6 14:47

遠くに、男体山が見えていますが…。

12/6 14:52

あとは、滝に向かってひたすら急な石段を下ります。写真では分からないのですが、まっすぐに足を置けないような急なところもありました。

12/6 14:58

ちょっと寄り道をすると、見えてきます。

12/6 14:58

これは生瀬の滝といって、袋田の滝の上流にあります。なかなか立派です。

12/6 14:59

袋田の滝が見えてきました。

12/6 15:01

3段の滝の一番上の部分です。

12/6 15:03

さらに下っていくと…。

12/6 15:09

ここからは観光地。

12/6 15:09

300円ケチって展望台には入りませんでした。

12/6 15:09

もう紅葉は終わっていますね。ここから駅までダッシュで…。1列車逃すと1時間以上遅くなるので。

撮影機器：

URBANO L01 au 京セラ

感想

tsu-pm

【なかなか変化があっておもしろい山でした〜ただし山頂までは】
　何か車内がヘン。やけに重そうなカメラ機材を持った人が多い。これは撮り鉄だ！しかも、もう外にカメラを準備している人がいる。何が通るのかな？西金駅で降りるとすぐ汽笛の音が。あれだ！ということで、ニワカ撮り鉄に！とスマホを構えたけれど、思った以上にSLは速いということがわかりました。そりゃそうだよね。スマホのカメラごときじゃ…。
　登山口までの道もなかなかいいところでした。岩山が迫ってきます。大円地なんてところ、名前からして不思議だけれど何かおもしろいところでした。
　男体山の健脚コースってのもなかなかおもしろい！クサリ場だらけで、でも、そんなに危険って感じはしませんでした。
　山頂もすばらしい眺め、ただし、だいたい周りが低い山ばっかりなので、まあつまんないといえばつまんないのですが、複雑な山のひだがけっこうおもしろかったです。
　TVで、魅力のある県とかの47位（ということは最下位！）が茨城県だとかやっていたけれど、やるじゃん！茨城県！なんて、このときまでは思っていました。（ちなみに46位は群馬県だそうです）
　ところが……　

【冬の低山の醍醐味はなんていうけれど…】
　だいたい縦走路なんてのを歩いた人の感想を見たりすると、「思った以上にアップダウンがあった」なんてのがほとんど、しかし、ここまで、アップダウンだらけの縦走路もめずらしい？おまけに、ここまで眺めのないところもめずらしい？眺めのない落ち葉の道こそ冬の低山歩きの醍醐味…、なんていう方や、運動不足の体にムチを入れたい、などというMな方にはゼヒお勧めしたいような縦走路です。
　ちらっと遠くの白い山が見えたり、富士山が見えたりとか、そんなのも全くないところが実に潔い。
　袋田の滝からは、列車に間に合わせるためにダッシュ、来た列車は、あのSL乗車帰りの親子連れやら撮り鉄のおじさんやらで、大混雑。ビール飲みながら、久慈川の流れを車窓から眺め、のんびりローカル線で…、なんてもくろみは見事に無視され、子供の泣き声やら人いきれやらで阿鼻叫喚の車内で、じっと我慢の1時間半でした。
　

コメント

match1128

こんにちは
奥久慈男体山いいですねー
私はヤマレコ開設前も含めたら３回登っており、ヤマレコにはＳ今年３月に登りました。
tsu-pm さん同様月居山まで縦走しましたが、車で行ったので帰りは１０キロの車道歩き。
お互い帰りは難儀でしたね。

現地で出会った地元の方から袋田の滝の北にある生瀬富士からの滝の眺めは素晴らしいと窺ったのでそのうち行ってみようと思っています。
袋田の滝を山の上から俯瞰でき、まるでジオラマのように見えるそうです。

ちなみに水郡線のＳＬですが、水戸に転車台がないので行きはあんなみっともない格好で走るようです。

tsu-pm

Re: こんにちは
そういえば、月居山から袋田の滝の反対側に山が見えましたが、あれが生瀬富士なのでしょうね。
それから、湯沢峡というのか、西金からの谷の南東側？の岩山も面白そうです。
袋田の滝からずっと車道を歩いて戻られたのですか？それは大変だったでしょうね。
それにしても、列車など動く物を撮すって難しいですね。山では動く物って、滅多にないので。