初冬の武奈ヶ岳、樹氷を満喫
滋賀県
うえちゃん
体力度について
- GPS
- 07:01
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 1,184m
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- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:02
| 天候 | 曇時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回はノーアイゼンでokだったけど、これからはきついかも。 か金糞からワサビ峠間は渡渉回数が多く、ここで足を滑らせてボチャンするとこの時期は取り返しが付かない事になるので慎重に。 下りに使ったダケ道は雪が無かったけど、岩がすべるので要注意。 |
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感想
先週の日(12/7)は、まったりハイキングを楽しんでいたがいろんな山行報告を見ると
雪の報告が結構あったので、雪を見に行きたくなっていたところ、今週末も寒波が
襲来し、雪予報があるのではと思い、今回の山行となった。
雪を期待するなら、土曜より日曜の方が累積の積雪量が期待できるので、土曜にスタッドレスに履き替えて、日曜に出発という事にした。
AM6：50大山口手前の駐車場到着時には既に10台以上が駐車していた。
中には、駐車場奥広場で前夜テント泊のグループもいた。
身支度を整えスタート。
9月に来たときは青ガレの分岐の看板にビビり、ダケ道を登ったが今回は青ガレ一直線。
青ガレ迄の登山道にはうっすらと雪が積もっている。出先快調。
青ガレでは雪が少しあったが、気を付ければ特に支障なし。
後ろを振り返ると琵琶湖が美しい。
金糞峠につくと結構風があり、体感温度は一気に下降。
金糞からのトレースは北比良方面へのトレースが結構あり、中峠方面へのトレースは
少なかった。
この辺りから結構積雪量が増えてきて楽しくなってくる。
中峠もまた風が強い。
谷筋は風はなく、尾根は風が強い、当たり前の話。
中峠からのトレースは全てコヤマノ岳方面についている。
山と高原地図では冬の樹氷が美しいと解説があるので頷ける。
しかし、今回はワサビ峠〜西南稜狙いなので、ワサビ峠へ足を向ける。
ここからはノートレース、足跡のない雪道を歩くのはむっちゃテンションあがる。
しかし、金糞からワサビまでの道中には幾度となく渡渉がある。夏なら何てことはない渡渉でも、この時期に足を滑らせて濡れると、一大事になるので慎重に渡渉することが何度もあった。
心の中では、六甲のトウェンティクロスより渡渉多いやんけ！とぼやく事数度。
まあ、渡渉に気を付ければ、楽しい雪山ハイキング。
ワサビ峠近くになるとだんだん樹氷が美しくなってきてた。また坊から上がってきた登山者の賑やかな声が聞こえだす。
ワサビから西南稜も樹氷が美しい。が、風が強く、ジャケットのフードを被らないと顔が痛い。
途中、武奈ヶ岳から下ってきた登山者とすれ違うが、ワカンやスノーシューをザックに括り付けている登山者もおり、ワクワク度が更にあがる。
頂上に到着するが風も強く、ガスっている。
プロトレックの温度表示を見ると-5.2℃！体感温度は-10℃くらいかな。
風が強く寒いので、お湯を沸かしてインスタントラーメンを作るのを諦め、ヨメ特製おにぎりを頬張るが、冷え切って固かった。（TT)
同時にアンパンも食べたが、パンは柔らかいままで餡子も甘くて元気がでる。
サーモスに入れていたお湯を飲むとホッとする。
早々に頂上を後にしようとすると、今までガスっていた空が断続的に青空を見せ始めた。曇り空の樹氷はモノトーンだったが、青空バックの樹氷は更に美しく感じた。
ほんの2〜3分だったが、湖西の山々も見渡せ満足。
そして、北陵を下る。
そこそこトレースはあるものの、積雪量が2〜30�冂�度あり、ワシワシと下ることができ更にテンションアップ。
たまにトレースを少し外して、自分だけの足跡をつけてみるのも更に楽し。（お前は子供か！）
細川越から広谷に降りるころには積雪も数センチ程度になってくる。
しかし、広谷からイブルギノコバに分岐した後の道は一瞬こんなところ登るの？と不安にさせてくれる。
比良スキー場跡はそんなに雪もない。
北比良峠を後にし、黙々とダケ道を下る。
ダケ道はほとんど雪も残っていないが、溶けた雪で湿った落ち葉や、岩が滑りやすくなっているので要注意。
思いっきりスリップし、尻餅をついてしまい、まだ痛い。
そして、登山口に無事到着。
今回は軽アイゼン（6本爪）を準備していったが、出番なくザックに仕舞い込んだままだった。
今まで、夏の比良(武奈ヶ岳）は何度も登っているが、積雪時は初めてだった。
初めての積雪時登山を一人で登ることが若干の不安であったが、思いっきり楽しめ、自宅から1時間半もかからないところにこんな楽しいエリアがあることを再発見できた山行であった。
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