帝釈山・田代山&台倉高山縦走
- GPS
- 08:18
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,155m
- 下り
- 1,146m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここから馬坂峠登山口へ。 |
その他周辺情報 | 前夜は夜19:30まで入れるたかつえ温泉白樺の湯。無人。500円をポストに投入。シャンプーなどはある。隣のホテルの宿泊客が入りに来る。 下山後はアルザ尾瀬の郷。800円。17:30までなので到着時は使えなかった。 道の駅の近くにはコンビニはない。たかつえスキー場の周辺に2カ所デイリーヤマザキがあったのみ。食事のできる店も18:00頃には閉店してしまうし、上記コンビニも24時間営業ではないので注意が必要。 |
写真
感想
しばらく梅雨で山に登れませんでしたが、やっと天気の良い日が数日続く予報。しかし用事のない日は1日しかなく、七ヶ岳・荒海山に登る計画をしていたので、その近くにある帝釈山に登ることにしました。
元々七ヶ岳・荒海山の続きで登ることを考えていたので、檜枝岐村方面から登ることとし、前泊は道の駅尾瀬檜枝岐で車中泊としました。前からわかっていたことですが、この辺りは夜入浴できる温泉や、夜食事できるところ、コンビニなどがすごく少ないです。出発が14時を過ぎてしまうので到着は17時過ぎになる見込み。道の駅のそばの温泉、アルザ尾瀬の郷は17:30までなので、途中にあるたかつえスキー場の白樺の湯に寄ることにしました。何か軽食くらい食べられるのではと思っていたのですが、スキー場のホテルの外湯で無人のため何も食べられませんでした。風呂から出ると18時。スキー場の入口にカレー屋さんがあったのですが、18:30閉店のため、もう入れそうにありません。他の店も18:30閉店が多く、入れませんでした。コンビニはスキー場の入口から東側と西側に数キロのところにデイリーヤマザキが1軒ずつあるだけで他にはなく、それも19時くらいには閉店しそうな感じでした。おにぎりなどは売っておらず、1つだけあったえびフライ弁当と菓子パン、ビールと2Lの水を買って道の駅へ。
道の駅は施設が新しく、駐車場も空いていて良かったのですが、夜中23時頃までに来るまでいっぱいになってしまいました。隣にも若者の車が駐まったのですが、仲間とは離ればなれに駐車したようで、仲間がやってきて車の外と中でおしゃべりを。到着してすぐは仕方あるまいと思っていたのですが、3時間後の2:30まで車中で寝ているこちらの頭から1m以内の距離で大声で話をして大笑いするのには参りました。向こうもこちらが3時に起きて食事や洗面、シェードを外すなど出入りを繰り返したので煩かったことでしょう。駐まっていた車の4分の1位は4時までに出発していきました。大部分は尾瀬方面へ行ったようです。
馬坂峠までの道は大部分が砂利道で、轍も深く水たまりもあり、路肩に落石が落ちていたり、注意が必要です。
馬坂峠の駐車場は3分の1位しか埋まっておらず、トイレも新しいものでした。ここからまずは帝釈山へ。登山道の脇に白い小さな花がたくさん付いたシダのような葉の花がたくさん咲いています。道の駅のパンフレットに帝釈山の登山道にオサ○○が自生していると書いてあったのを思い出してこれだなっと思いましたが名前が思い出せませんでした(オサバグサでした)。他にもミツバオウレンやゴゼンタチバナなどの白い小さな花やイワカガミやツツジ、シャクナゲなど色々な花が咲いていました。
帝釈山山頂までは1時間かからずに到着。二等三角点がありました。すぐ目を引くのが南側の大きな山。地図を見ると日光連山でした。群馬からはあまり見えない女峰山がどーんとあって、その横に大真名子・小真名子、太郎山が並び、太郎の影に男体山が見えていました。後ろを振り返ると会津駒ヶ岳が壁のように立っており、木々の間からは燧ヶ岳や平ヶ岳、中ノ岳なども見えました。今日はこの先の田代山の田代湿原や小田代まで行く予定なので先を急ぎます。
田代山避難小屋は弘法大師堂を兼ねており、新しくはないですが中はまだ緑色の畳が敷いてありました。トイレは新しくきれいでした。土足禁止なのにスリッパが汚れていたのはちょっと残念。
避難小屋から林を抜けると田代湿原です。ずっと樹林帯でしたのでこの広さは感動的です。池塘はあまり多くはなく水芭蕉などは葉も見かけませんが、イワカガミ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ワタスゲなど小さな花がたくさん咲いていました。ここの木道は反時計回りの一方通行です。
木道の反対側から少し山を降ると小田代があり、こちらも小さな花がたくさん咲いていました。田代湿原に戻って木道を北に進み、会津駒ヶ岳が大きく見える湿原の真ん中に田代山頂の標識がありました。この辺りは大きな池塘があり、全然山頂っぽくはないですが。
避難小屋から来た道を引き返し、馬坂峠が車で溢れかえっているのに驚きながら反対側の台倉高山登山口から登り返します。オオシラビソの林は靄が漂っているように見えましたが、粒が大きく、よく見ると花粉のようです。眼鏡やザックなど黄色いつぶつぶで覆われています。オオシラビソの根元に顔を出したギンリョウソウの芽も花粉で覆われていました。来年からオオシラビソ花粉症になってしまわないか心配です。
登山口から小さなピークをいくつか越え、三段田代などの小さな湿原も越えると台倉高山の山頂です。こちらは三等三角点がありました。帝釈山よりも燧ヶ岳などが大きく見えていました。梅雨時期だというのに今日は一日良い天気に恵まれて良かったです。
下山後は道の駅に戻り、アルザ尾瀬の郷で入浴して群馬に着いたのは20:30頃になっていました。やっぱり会津は遠いです。その内2日間時間が取れれば七ヶ岳や荒海山にも登ってみたいです。
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