石狩岳、音更山


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 1,411m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
【登山開始まで (十勝三股〜シュナイダー登山口)】
<予定では・・・>
シュナイダーコースから石狩岳〜音更山〜ユニ石狩岳。
そして、十石峠から下山するコース。(あくまで、構想)
<午前3時50分> 携帯電話のアラームで起きる。
十勝三股登山口(ユニ石狩岳(十石峠)への登山口)
日の出は4時半位であるから外はまだ暗い。
寝袋に入って寝たはずであるが、すっかり寝袋の上であった。
さ、おもむろに山への準備を始める。
ザックの中身を完全に掌握する為、一から作るのだ。
<長い行程の予定> しかも未知数
予備等を考え、いつもよりも水・食料を十分に背負う。
ドリンク類は4リットルだ。 念のために、「塩」も忍ばせておこう。
ユニ石狩岳登山口に車を止め、石狩岳登山口(シュナイダーコース)への林道を歩く。
およそ2km弱の道のり。
歩いていると、車が1台通る。
帯広からの登山の方で、登山口まで車に乗せて頂いた。
山の頂は雲に隠れている・・・天気は回復するとの予報を信じるしかない。
登山口にはワゴン車等が3台ほど。 本州組が準備中である。
朝の挨拶を交わし、そして「露払い頼むねー」等の声に見送られ、単独登山スタート。
【シュナイダーコース】
”サロマ湖以来、崩れていた体調(気持ちも含めて)はやっと戻って来ている。
8月初旬のみの走距離(通勤ランを含む)は100kmとなり、前々日には3000m走を計ってみると、12分丁度と回復のきざし。
そして、前日も30分ジョグで体調を整えている。 割といい感じ”
さて、シュナイダーコースは急峻な尾根と聞いている。どのくらいのものなのか、ちょっと興味があった。
記憶に残る急峻な尾根と云えば・・・
伏美岳、神威岳(共に日高山脈)であるが・・・
さて、登山道は最終水場となる二十一の沢を渡渉するまでは非常になだらかだ。
渡渉した後、すぐに尾根へ取り付くものだと思っていたが、しばらく沢沿いの登山道となり”違う道ではないか”と少し不安を覚える。
しかし、その不安は杞憂に終わる。
少し沢沿いに進んだあと、間もなく尾根へ取り付く。
(そこには看板もある)
<急しゅんと言われるコースを実感>
角度が付くと、”いきなり”急であり、ジグを切りながら高度を稼ぐ。
急であるから息が切れるが、心拍数を150前後に管理しながら進んで行く。
10分程登っていると、背後に登山者。
と思ったら、先ほど車に乗せてくれた方である、その御歳は64である。
「先にどうぞ」と甘い言葉にだまされ!? 先行するものの、3分で息が上がってしまい、その後姿を追うものの、これまた3分で見えなくなってしまった。
その後、岩の上での休憩時に一緒となり、いろいろと教えて下さった。
(その方はシュナイダーコースを稜線まで、わずか2時間5分だったと云うから、ついて行けるはずもない。)
再び単独となり、登っていると細い尾根を通る所もある。
また、高低差は1m〜2m程であろうも岩を登る場面もあり、慎重さを要求される事もしばしばである。
滑りやすい土の斜面もしばしば現れる。手をも使って安全を確保しながらの登りもある。
そして、途中から雲の中へと入る事となった。
周囲は雨が降っている様にも見えるので、雨具を付け、雨に備える。
(気温も低くなってきた)
その後は引き続き、稜線まで急峻な登山となった。
天候悪い中、とりあえず稜線分岐点へと到着。
さて、どうしようか・・・帰って温泉に入ろうか・・・・・!?
【石狩岳と音更山】
霧(雲)
視程は50m弱だろうか。なにも見えない。
天気も回復しなさそうなので、帰ろうとしたところにシュナイダーコースから1人の登山者。
釧路の方だそうだ。
”天気は良くなるって聞いていたんですけどね〜” なんて二人で話す。
<その後、暫く考えて・・・>
釧路の方が、石狩岳へ向かった後、自分もここまで来たで、”せっかくだから”と、とりあえず石狩岳へ。
当然石狩岳の雄姿は見えない。 忠実に登山道をなぞるのみだ。
ただ、GPSが地形と距離を教えてくれる。距離の数字が少なくなる事が楽しみである。
石狩岳山頂で先ほどの方と合流。
空模様は変わらず、しかも風は強い。携帯電話もつながらない。
腹ごしらえをし、山頂を後にする。
下 山
<シュナイダー分岐に到着>
さてと、どうするか・・・
音更山に行くか、下山するかである。
<結論>
せっかくなので、”音更山にも行く”である。
しかし、このように視界の悪い状況で行くと、下山時に登山道を見失いやすいとの事である。
音更山への経験がある、釧路の方に先導される形で登山を進める。
頂上直下の”石の上の部分”では風が強く、登りも下りも本当に飛ばされそうだった。
音更山も見栄えのする山のはずであるが、残念ながらなんにも見えない。
山頂到着は、山頂標識にのみよって確認できるが、山頂に来た実感は沸かない。
とりあえず、”ここまで来ました”と云うところである。
山頂標識をバックに写真を1枚撮ってもらい、すぐに下山。
シュナイダー分岐まで同行し、その後は各々下山。
下山してみると、石狩岳がくっきり!
もう少し寝坊をすれば、晴れの頂に立てたのだが・・・
シュナイダーコースはアキレス腱に相当負担がかかった様子。
ウペペサンケはまたの機会に・・・
【2007 夏休暇の山】
8月・・・1山・・・夏が終わりました。
「展望」(絶景)に憧れが残る登山となりましたな・・・
さ、次は8月19日の夕張ハーフマラソンへ向けて体調管理をしっかりと。
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