二子山
- GPS
- 04:40
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 459m
- 下り
- 464m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東峰への登山路は、よく整備されており、途中一箇所だけ、岩場を回り込む場所があり、補助ステップを使ったが、その場所以外は注意して登れば問題ない。 西峰への登山路は、一般コースと上級者コースがあり、上級者コースを登ったが、今回ツーリストの30人程の団体が上級者コースに登るため、フィックスロープが設置されており、ロープがザックに絡まって登りずらかった。コースの斜度は、急だが足場や手掛かりが豊富で、3点確保を心掛けて登れば問題ないと思った。西峰山頂からの縦走は、細かいアップダウンがあり、風が強い等天気が悪い時は、何度が上る。 |
写真
感想
6/17は、山岳会の仲間7人と一緒に奥秩父の二子山に登って来た。これまで何回も計画されたが、岩場のため岩が乾いている時に登りたいとして、天候不順で計画中止になっていた因縁の山だった。
今回は、好天に恵まれた上に、岩場登攀のベテランのAさん、Kさんの参加を得て、心強い山行となった。
国道299号線のヘアピンカーブが連続する道を走り、9時過ぎに登山口の駐車場に着いた。登山口の手前の駐車スペースが空いていたので、路駐し登山の準備をして、股峠を目指した。
股峠には、西峰登山者向けのいろいろな注意看板が立ち並んでいた。
まず、準備体操を兼ねて東峰に登ることになり、大ベテランのAさんに先導してもらい、東峰を目指した。東峰コースは、途中ハングした岩場を回り込む部分のみ、慎重に通過した。東峰コースは、最初のピークから先は尾根のアップダウンを通過して東峰山頂に至るコースで、呆気なく山頂に到達した。山頂からは、360度の眺望が開けており、すぐ隣の両神山を始め、奥多摩の雲取山から奥武蔵の武甲山まで、くっきり見えた。
東峰から股峠に戻ると、30人以上のパーティーが登ってきて、ツーリズムの岩場登攀コースで、西峰の上級者コースを登るとの事だった。更に、この団体の登攀のために、上級者コースにフィックスロープを事前に設置していると言われた。
この団体と一緒に登ると大変な事になるので、先行して上級者コースに進んだ。取り付き点に着くと、コースに沿ってフィックスロープが設置されており、ルートファインディングの楽しみがなくなり、更にロープがザックに絡まったりして、我々にとっては、邪魔物だった。
両ベテランが、新人のRさんを挟んでサポートする形で登り始めたが、Rさんは全く問題無く急斜面をスイスイ登って行った。西峰の岩場は、ほぼ垂直に近いが、足掛かりや手掛かりが豊富で、しかも周りに岩場や樹木があるため、怖さを感じる事なく登れた。
急斜面を登り終え、尾根筋の縦走になると、岩場のアップダウンのコースとなった。比較的幅があったので、当初懸念していた痩せ尾根筋の恐怖感を感じる事もなく、爽やかな風の中を進み、西峰の山頂に到達した。山頂でまったり休憩を取った後、西峰の縦走コースを進み、最後に垂直な岩場を鎖のお世話になって降った。
この日は、麓では30度を超える夏日で、陽射しが強烈で大量に発汗していたため、岩場の日陰で昼食休憩を摂った。
この後、ローソク岩や西峰の登攀ゲレンデを経由して、股峠にもどり、登山口に無事下山した。
久しぶりの岩場コースだったが、天候に恵まれ、岩登りの両ベテランの的確なサポートのお陰で、二子山に登る事が出来、大満足の山行となった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する