朝日峯と峰山
- GPS
- 07:39
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 955m
- 下り
- 994m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
栂ノ尾の白雲橋近くからの登山口が判りにくい。峰山から朝日峯への602mP付近の倒木は酷過ぎる。 愛宕山域の梨木大神から月輪時分岐間は伐採中なので進入禁止とのこと。2023年末まで進入禁止は継続するとのことなので、注意が必要。我々が通過した時に工事業者が「知り合いにも伝えてくれ」とのことだった。 |
写真
感想
朝日峯と峰山に登って来た。栂ノ尾から峰山への登山口の一つは白雲橋のたもとにあるはずであるが、そこは駐車場で実際に車が止っており、登山口とはとても思えない場所だ。そして、標識は何も確認できないが、ここ以外ないので、再び駐車場の奥に行くと駐車場と裏山を仕切るブロックの上に載ってみると、右に上がる踏み跡が見えた。そこを上がると登山道風になったのだった。とんでもなく、判りにくい登山口であった。
峰山まではほぼ自然林ではあり、陽ざしは木々で閉ざされ、風の吹く涼しい雑木林の中の登りである。唯一、倒木が彼方此方にあって大変だった。峰山は少し広い木立の中の頂で、周囲は何も見えないピークだ。
ピークを越えて右回りに進むと一直線のトラバース道があるので踏み跡に従って進むと、朝日峯へのコースとはどんどん離れるので戻った。すると下に向かう踏み跡があるので、”これだ!”とそれに乗って進むが、これも離れる。すぐ左に尾根があって、そこが我々の進むべき方向のようなので急斜面を登ると、やっぱりしっかりとした道があった。緩やかな尾根道を進むと倒木はあるものの、踏み跡を辿るだけだ。P602に近づくと左(西)側をトラバースして踏み跡が進み、ピークを捲くようなので、これはラッキーとピークを見上げながら進んだ。
すると、前方に倒木が現れて途方に暮れそうな状況になった。これは山頂を回避した罰かも?と思いながら、木の上を越えたり、下を潜ったりとしばらく、シンドイ思いをしていると稜線に出た。P602からの稜線だ。こちらには踏み跡が明瞭だった
踏み跡が明瞭な道を進んで、西側が開けた少し広い林道風の場所で休憩をした。すると、その先も広い道が続いているではないか!これは朝日峯までの平坦な長い道に出たようだ。地図を見ると大きくクネクネと長い道が待っていた。稜線の林道は陽ざしを避けるものがないので暑いことこの上ない。周囲の景色は低い山並みだけで、何処の山なのか?愛宕山らしきものが見えるが?どうだろうか?
長い林道歩きをしていると、右の稜線に赤テープがあって、GPSを確認すると松尾峠と朝日峯との分岐に到着だ。朝日峯まではもう少しだと思うが、中々で登りが終わりと思いきや、下りだしてから再び急斜面を登るのだった。ほんの少しの登りなのだが、もう着いたと思う気持ちが先にあったのでシンドかった。
山頂には2名の女性パーテイーがランチ中だった。ゆったりとした林の中の朝日峯であって、日陰の中でのランチである。先着パーテイーは我々と逆コースのようで、これからあの倒木の道に挑戦するので、”気をつけて”と声を掛けて見送った。
我々はこれから主に林道風の道をさかさま峠まで進み、梨木谷を下って梨木大神、月輪寺分岐を経て清滝バス停までの行程だ。長いが登りは殆どないので時間との駆け引きだけだ。少しの上り下りのクネクネとした林道を退屈しのぎの会話で、いつの間にかサカサマ峠近くの広場に出た。GPSを確認するとさかさま峠へは林道から右に進むようだ。すぐ先が”首無し地蔵”の鎮座するさかさま峠であった。此処には随分前に来たので有るが、もう記憶は残っていない。
いざ、梨木谷を下ろうとしたのだが、何処がコースなのかウロウロとした。メンバーの一人が『少し戻った場所に下る道があるけれど』というので、確認すると細い踏み跡が下に向かってあるではないか!これで安心と、梨木谷を下り始めた。最初は緩い傾斜であったが、直ぐに深い渓谷状になって岩を伝いながらの下りで、下方が見えだしてかなり高度差を感じながらの下りが続いた後、倒木が目立ちだした。しかしながら。峰山や朝日峯までのものと違うのは、倒木は管理されいて、通過場所は切断や移動されていて通過には不自由はないようになっているのだ。ありがたいことである。倒木帯から直ぐに、谷の合流点で梨木大神である。
さーここからは道もよくなるから、安心して行けそうだと思ったら、何やら工事中のようで、”この道は伐採中なので危険であるから進入禁止”とある。そうは言っても、ここから愛宕山に登る回避コースはとんでもないことなので、そのまま下ることにした。梨木谷の左岸斜面を伐採なのか?掘削なのか判らないが、仕事をしている人が1名見えた。すぐ先には道脇で何かの作業の人にごくろさま、お邪魔します。などを言いながら進む。するとその先に重機を操作する責任者らしき人が『ここ(月輪寺分岐〜梨木大神)は今年(2023年)一杯工事中で通過は危険だから、通らないように知り合いなどに言っておいて欲しい』と言われた。工事業者はそうだろうな!と思うが、これはしかるべきところに、その旨連絡すべきことだと思う。此処に来てから、これを知ったのでは遅すぎるのだ。我々は京都府警に登山計画書を提出しているので、警察への連絡もありだろうし、ヤマップやヤマレコにその旨の連絡をして登山者が事前にこのことを知るチャンスを得られるようにすべきと思う。
ここからはいい道なので、プロムナードコースをのんびりと散歩がてらである。当初予定の16:30に清滝バス停に到着して、今回の朝日峯ハイクは倒木巡りはあったものの、無事終了した。
”竹”、”嶋”
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