お嬢隊 渋沢丘陵〜富士見塚 あの方を求めて周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 659m
- 下り
- 632m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 7:52
特に神山滝からは右脚を引き摺りながら歩いたので、全く当てになりません(^^;
※ GPSロガー不調のため、手書きです。
天候 | 快晴 午後になり、箱根方面や表尾根方面には雲がかかり始めた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
湖畔のスペースは15台くらいで、上のスペースは20台くらい 湖畔のスペースは釣り客で早めに埋まりそう |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道概況】 ◆震生湖〜八国見山分岐 基本的には農道や里の道。特に危険な箇所はないが、枝道は多数ある。 ◆八国見山〜峠集落〜富士見塚 地形図にある破線の道が見当たらなかった。ピンクテープなどが見当たる場所で強引に降りたが、下ってからここらしいというポイントはあった。集落から富士見塚までは農道を使うルートもありそうだが、今回は藪漕ぎのあと心が折れて、一般車道を使った(^^; ◆富士見塚〜神山神社〜神山滝登り口 矢倉沢往還の一部と車道を下り、神社への近道は農道を歩く。神社から登り口までは広めの車道を歩くが、建築関連のダンプがひっきりなしに通るので結構怖かった。 ◆神山滝登り口〜神山滝〜頭高山(八重桜の里) 唯一の登山道。といっても最初だけ登りがあり、あとは緩やかな道となる。神山滝へは道標はないが、分岐の箇所にある木の幹にうっすらと書かれている。滝近くはパイプの手すりが設けられているが、この時期下の段への道は落ち葉が積もっていて滑りやすく、今回は途中で引き返した。 神山滝から頭高山へは下道と東屋への道が分かれているが、東屋方面への道は地図上の破線より長いのではないだろうか?道筋はハッキリしているが、崩れかけた箇所が何カ所かあった。 ◆頭高山(八重桜の里)〜八国見山分岐 基本的には農道や里の道。特に危険な箇所はないが、分岐がけっこうある。 ※ 今回のルートの4分の3は舗装道路なので、普通の登山靴だと負担が大きいかもしれません。 【トイレ概況】 今回のコースで震生湖公園・八重桜の里にチップ制、栃窪会館・富士見塚に無料のトイレがありました。すべてきれいに整備されていました。 (八重桜の里のトイレは泡洗浄タイプで、手洗い用の水もありませんので要注意) |
写真
感想
先週末は天気が悪くどこへも出かけられなかったので、今日こそはと思い前日から天気予報とにらめっこ。風もほとんどなく気温も10度前後ということだったので、あの方 を大きく見られそうな渋沢丘陵へ。
スタート地点の震生湖に到着し、丘陵目指して歩き始めると、まず目に飛び込んできたのは雲一つない丹沢表尾根のクッキリした全容。ここまできれいに見たのは初めてです。あの方はまだ見てみませんが、期待値MAXで進んでいきます。
簡易舗装の農道を進み、里の道に変わって少しいくと南側が開け、相模湾がキラキラと。その手前に広がる国府津の町並みには霞がたなびく景色に、またも目を奪われてしまいます。
渋沢丘陵を越え、峠配水場で舗装道に合流する地点であの方がチラリと見えますが、お目当てはもっとでっかいお姿。先へと急ぎます。
八国見山分岐から栃窪無線中継所への道を進んでいるときに、相模湾の金波が見えました。先ほどよりもキラキラしており、ここでも目を奪われます。
八国見山からはあの方は木越なのではっきりとは見えず、早々に次なる目的地の富士見塚へ向かうことに。ここで地形図を見ると山頂近くから峠集落へ破線があるので、それを使えばだいぶショートカットできると思い探してみると、下り口が見当たらない。少し戻りながら探してみるとピンクテープが見えたので、そちらへ入って行くとそれほど急斜面でないのでそこから降りることに。これが枯れ草が絡まるような斜面で、踏み跡も何となくしか見えない。強引に降りていったところ、畑の縁に降り立つことができました。そこから農道を下っていくと、どうやら登り口らしいところが見えましたが、それがどこにつながっているかは見えませんでした。
どうやら枯れ草と格闘中に右脚のふくらはぎが軽い肉離れを起こしたようで、非常に痛い 集落に降りてからは、安全策で一般道を歩いて行ったのですが、5分歩くのがやっとの状態になってしまい、休み休み歩いてどうにか富士見塚に到着。
正面にあの方 の大きな姿や金時山や明神ヶ岳もはっきりと、それも近くに見える。こんな景色がいいところを独り占めできるなんて…休憩所は目の前の菜の花畑が色付いていませんでしたが、もし黄色い絨毯越しに見たら素晴らしい風景だろうと感動しました。ここであの方や箱根の山々を見ながら右脚をもんだりストレッチし、少し回復したのでゆっくり神山方面へ降りていきます。
神山からは神山滝経由で頭高山を回って帰ることに。神山滝への登りは当日唯一の登山道でしたが、急登とまではいきません。ゆっくり登って、分岐を上の段方面へ進むと、ほんとに目の前に滝が現れます。距離にして5mくらいでしょうか。思った以上にいい滝で、下の段からも見上げてみようと思い、降りようとしたときにまたひどい痛みに襲われました。
下の段へは無理せず、そのまま頭高山へを進みますが、地形図で見ると斜面を緩やかに周回していく「東屋」方面へと分岐を進んだのですが、これがホントに地形図の通りにあるのかと思うぐらい、距離が長かった おまけに右脚を引きずりながら歩いているので、時間がかかること…
どうにか頭高山下の八重桜の里に到着したものの、もうこれ以上登るのは無理とそこで昼食&休憩することに。ここで当日初めてハイカーさんに遭遇しました。
食後にストレッチなどして少しマシになったところで帰ることに。表尾根方面を見ると上空に今朝はなかった雲がわいていました。午前中はいい天気だったのに、もしかしたら雨がと思わせるような雲でした。
八国見山分岐まで戻ると、今朝通ったときには見なかった立て看が。どうやら開発するために通行止めになるようです。反対派の団体のプレートもあり、どうやらもめているようです。詳しくは知りませんが、趣のある景色が失われるのは残念です。
帰り道は激痛との戦いでした。時間的にもう少し遅くなれば夕景が見られたかもしれませんが、それを待つ余裕すらありませんでした。結局全行程でハイカーさんには3組しか合わず、静かなハイキングでした。
できればリベンジしたいハイキングとなりました。
分県登山ガイド13 神奈川県の山 25/67山座
mamepapaさん、こんにちは
文中で触れているように八国見山の霊園建設はかなり揉めているようですが、業者が強行的に建設を始めてしまったようです。
http://mainichi.jp/search/index.html?q=%E5%85%AB%E5%9B%BD%E8%A6%8B%E5%B1%B1&imgsearch=off
高尾のほうにいくと削った山に大量の墓が立っていて思わず苦笑してしまいます
低山ハイクは良くも悪くも人間臭いものが目に入ってきますね
Honocaさん、コメントありがとうございます。
自分も何かの折にこちらで揉めていることを聞いた覚えがありますが、何かもったいない気がします。いろいろな場所の開発でも自然環境や天然記念物を考えている場合もあるので、どうにかならないでしょうか?
確かに低山は市街地に近いこともあって開発されることが多いですね。三浦アルプスもそうですし…(一応中断されているようですが)
この時期は空気が澄んでいて景色がよかったので、菜の花が咲く頃にリベンジしてみたいです。
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