【南ア】御勅使川滝の沢(瀬戸千段の滝)遡行
- GPS
- 03:36
- 距離
- 2.0km
- 登り
- 491m
- 下り
- 490m
コースタイム
- 山行
- 1:33
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 3:36
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・遊歩道はしっかり整備されている。一部は工事中のため迂回路がつけられている。 |
その他周辺情報 | ・ヤマビルは見かけなかったが、ここには棲息しているらしい |
写真
装備
備考 | フェルトソールの方がよさそう |
---|
感想
【計画の経緯】
御勅使川合打沢の遡行が想像以上に早く終わってしまったため、急遽近くで楽しめそうなところ探したところ、瀬戸千段の滝が見つかった。アプローチほぼゼロで滝だけ楽しめそうなので、とりあえず行ってみることに。
【山行】
遊歩道で堰堤を巻いてから三段の滝へ。近づいて見ると、頑張れば登れそうなので、トライすることに。kaiseiリード。2段目はあっさり登り、3段目の落ち口でホールド乏しく苦労していたが、無事成功。tamoshimaも問題なくフォロー。
快適で綺麗なナメ滝を経て、いよいよ千段の滝。下段は小さいのでkaiseiが気軽に取りつくも、上部で厳しくなり、降りれもせず、セミになる。仕方ないのでtamoshimaがその脇をフリーソロで登り、ハーケンを打ってkaiseiを確保。何とかなって良かった。
千段の滝中段も、近づいて見れば左から右へと横断しながら登れそうということで、tamoshimaリード。しかし、岩が逆そうな上、脆くて悪く、苦戦する。一手一手上がり、今度は水流横断だが、増水により激シャワーで厳しい。しかも相変わらず岩が脆く、足場が崩れないかとひやひやしながら何とかトラバース。上部も多少の嫌らしさはあるが、これまでに比べれば大したことはなく、無事登攀成功。kaiseiもフォローなら問題なし。
上段は、2段構成になっていて、下部は易しいのでフリーソロ。問題は上部で、近づくと登れそうに見えたので再びtamoshimaがリードするが、やはり逆層の岩に悩まされ、断念。左岸のルンゼから巻くことにするが、ここも悪い。途中でロープを出し、怪しげなハーケンをきめてからえいやっとトラバースして、木の根に手が届けばもう安心。なかなか、短いのに登り応えのある沢だった。
上流を見上げれば珍しい木製堰堤と、その奥に普通のコンクリ堰堤が見え、遡行対象としてはここまで。遊歩道がある右岸の斜面を下ることにする。トラバースして下り始めると、結構急でちょっと怖い。バイルを土に刺しながらせっせと下り、遊歩道に降りれば一安心。最後に千段の滝を遊歩道から眺めてから、会誌時刻が迫っているシン沢屋交流会のため、急いで下山した。
【感想・総評】
合打沢で満たされなかった遡行意欲が満たされ、満足した。アプローチ至近で手応えのある滝登攀が楽しめるので、半日沢としてなかなか良い沢だと思う。もっと遡行者が入れば、欠点の岩の脆さも改善されるだろう。
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