比叡山トレイルラン（もどき）一人大会をやってみた
滋賀県
京都府
kinnikubucho
体力度について
- GPS
- 06:40
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,377m
- 下り
- 2,374m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:41
| 天候 | くもり時々晴れ間あり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年06月の天気図 |
| アクセス | 歩いて銀閣寺近くの登山道を目指しました |
| コース状況／ 危険箇所等 |
感想に記してありますが、場所柄いろんなところにテープがありますので怪しいときはGPSチェック要です。 |
写真
これ、わかりにくい写真ですが、トレイルを進んでいくとこのわかりにくい分岐に差し掛かりました。左に黄色いトレースマークがあるのでそのまま進んでロストしました(^^;)。足元の踏まれていなさにおかしいと思っていたものの、テープが定期的にあるので進んでしまいました。ハイカーホイホイになっていますが、ここは右に進むのが正解です。
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さっきの分岐からの右方向です。確かにこっちにも黄色テープがあります。さっきのはもうちょっと右に移動させたかったのですが、勝手にやっていいものか分からずそのままにしておきました。
ロテルド比叡までもうちょっとのところです。ここで標高550mほど。このまま山頂へ行けば楽なんですけど(^^;)。今日は鏑木さんのルートを通っていきたいと思います。
多分第一エイドの場所かと。私はこの手前の自販機で一人エイドを済ませました。この横断歩道を渡るだけでなんか楽しい(^^)！この先は東海自然歩道になるみたいですね。
その先すぐに東海自然歩道の本領発揮と言いますか、とても良いトレイルになります。過去に通りましたが、見事にコンター通りのきれいな道です。このまま比叡山境内の辯天堂まで進んでいきます。
弁天堂に到着。今日は正しく辯天堂近くの迂回路を通ったのですが、前回分からず通ってしまった通行不能とされているのルートとほぼ変わらん感じでした(^^;)。さて、ここからは下りになりますね。人の気配に元気をもらいます。
と、いい感じでいたのに下山できないんすか？マジ？てか、ちょっと前に大会があったはずですがその後に崩れたのでしょうか。まあ調査も兼ねて登り返し前提で進んでみます。
崩落というのはこれのことでしょうか？両サイドガッツリ鎖まで設置いただいて、何の心配もないというか何というか。鎖はとても新しいです。足元はかなり昔から修復されているようで盤石です。何も不安はありません。
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気がつけば車道みたいになっていました。ここまで危険区間はありませんでした。あの下山不能のゲートの注意書きはおそらく随分昔に作られたのかと想像します。
おお、下界に戻ってまいりました。普通だったらこれで下山となって今日はおしまいのはずなんですが、この比叡山ルートはこの先が私設エイドだったような気が。まだまだ先は長いぜ。
一人大会なのでエイドは自分自身ですが、ここの下にある駐車場に自動販売機がありました。ここで補給。確かここを登るのがルートだったはず。登らせていただきます。
その先比叡山高校のグラウンド横を通るという情報は得ていたのですが、こんなルートだったとは(^^;)。この隙間を通らせていただきます。看板通りに行くとプレハブ2階が山頂になっちゃいますね。こんな心配りもありがたく感じました。
さっきの登山口からなかなかの上りが続きます。そりゃ、ケーブルと並走するような登りだから急登なのは間違いない。しっかり踏まれたトレースがありがたいですが、正直登りとしては今日で一番しんどい(^^;)。
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ケーブル山頂駅に着きました。前にも見たこの琵琶湖の景色よ！下から来たら最高にしんどかったわ(^^;)。でもこの景色に会えて本当に嬉しかった(^^)！
で、比叡山山頂に到着。相変わらず景色もなく自然もなく、何もない山頂です(^^;)。おっさん、汗だくでブサイクです(笑)。久々の三角点にこんにちは。さて、あとは下りです。
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比叡山ドライブウェイから来た山頂駐車場です。この奥、今はガーデンミュージアムになっていますが、昔は遊園地とお化け屋敷で有名でした(^^)。何回来ても怖かったですよ。いい思い出です。
左に行くとロープウェイ駅。ここから右方向へ下山になります。ルートとして正しいのかな？延暦寺境内は正直細かい部分はわかりませんが、多分合っていると信じております(笑)。
3回の渡渉を越えて登り返して石鳥居まで戻ってきました。63番へもあと少しです。本当に、トレイルランニングの選手たちってすごいわ。正直50kmをなめてた。前半コースだけで本当にお腹いっぱい。むしろちょっともどしそう(^^;)。
きたーーーー！63番に戻ってきたところで今日の目的完了です。思っていたより大変でした(^^;)。これで25kmなんですよね。50kmクラスにエントリーなんて身の程知らずでした。50マイルエントリーの人って恐ろしい。という感想はあとにして、日が暮れるのでとっとと下山します！
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感想
比叡山トレイルラン、去年から気になってました。というのもたまたま還来神社から比叡山まで歩いてみたときにやたらと逆方向の方が多くて、いったん道を譲ると延々と譲り続けるという状況に陥ったことがありました。そこでこれは何やねんと思って調べてみたところ、比叡山トレイルランニングという大会があり、その試走をしていたというのがわかったからでした。今年、大会に出るのは仕事柄叶わぬことなので、落ち着いた頃に一人でやってみようというと思いまして、本日やってみることができました。
ルートは大会ページにルートがありましたので、その50kmコース前半部分を参考にさせていただきました。詳細に違いはあるかと思いますが、前半の大方は辿れたと思います。ただ、本来のスタートは延暦寺ですが、京都東山トレイル63番をスタートにしました。素人のお遊びですが、大会開催期間以外に通られる方の参考になればとレコを残しておきます。
まず63番からはちょっと下りです。すぐ川に出ます。どこを通っても大丈夫な川を少し登ると右方向へトレイルが見えますので、そこを登ります。ちょっとした急登、とはいえ危険のあるルートではないので楽しんで進みました。正直、結果的にこのロテルド比叡までのこのルートが一番面白かったです(^^)。ただ、一度ロストしました(^^;)。写真のほうで説明を書きましたが、間違った方向の木に狸谷古道の新しいバナーがあったからです。できたら右方向へ移させていただきたいところでしたが、やっていいか分からなかったのでそのままにさせていただきました。
思っていたより遠いロテルド比叡が近くなると、なぜか自転車のタイヤ跡がいっぱいありました。この先の駐車場からヒルダウンを楽しまれているのでしょうか。どちらもお気をつけて。駐車場に着くとありがたいことに自動販売機があります。冷たい飲み物を補給させていただけるありがたさですね。大会だとエイドがありますが、ソロだと自分で補給するしかないので、こういったポイントはありがたく利用させていただきます(^^)。
さて、ここからは東海自然歩道になります。よく整備された道に気持ちよく歩いていたところ、早速やらかしてしまいました。逆方向に下っていたということに気づき、地獄の登り返しです(^^;)。コース復帰してからはしばらく先の辯天堂まで、フラットでビューティフルな歩道です(^^)。トレラン（もどき）なのでできるだけ走るように心がけます。辨天堂直前の迂回ルートは、崩壊している本来のルートより危険なんじゃないの？という感じでした。
ここからは一旦標高を下げていきます。が、写真の通り「この先下山できません」というゲートが出てきました。先月に大会もあったのにそんな事ある(^^;)？ちょっとドキドキしつつゲートを越えていきました。足跡、踏み跡の数から行けることは確信しつつも、もし最近の崩落だったらとちゃんと警戒しておりました。そして歩くうち、それかという崩落地に差し掛かりましたが、もうすっかり修復されていたので、これは普通に大丈夫です。安心してご通行くださいませ（自己責任ですが）。
そして道が石階段っぽくなってきたと思ったら、程なく一般車両の通行する車道に合流。降りてきましたよ。この先は登り返しになることもわかっているので、なんという体力の無駄遣い(笑)にトレイルランの本質の一端を見せていただいた気がしました。確かこの辺りに私設エイドがあったような。自動販売機を探して私もセルフエイドをいたします。ちょうど神社の駐車場にありました。そこから神社の鳥居に向かい、鳥居手前の右からテニスグラウンド方面に巻いて登っていきました。
比叡山高校のグラウンドというワードは頭にありましたが、まさにそのすぐ横をその後通過させていただき、山道に復帰しました。時間的なことからか、誰とも合わない静けさです。こういう空間はとっても気持ちいいです。しかし時計を見るとあまり気持ちが良くないですね。日暮れまでのカウントダウンとの勝負だとこのとき初めて理解しました。
思っていたより登りはきつい斜度です。あれだけの大会のルートだけに、広々として健闘を称え合いながら登れる道かと思いきやまるで別物。そりゃロープウェイと並行しているんだから楽なルートな訳はないんですけどね。ロープも設置されていましたので、この際使えるものは何でも使って登らせていただきます(^^;)。
途中にドイツ人権大僧正のお墓などもありましたが全てスルー(^^;)。もはや余裕はありませんでした。ようやく途中の駅を過ぎたかと思うと、やっとのことで延暦寺駅へ。ああ、登り返したぜ！ここからの景色は本当に最高です！一旦降りて登り返したらこんなにしんどいのですね(^^;)。自動販売機をありがたく使わせていただいて補給して、先に向かうことにします。この先は延暦寺境内になりますので、無料通行の身としては写真も控え、端っこを歩いて通過させていただきます。
この頃から下山時間が心配になってきました。最初は余裕だと思ってゆっくり出発にしたものの、この時間はやばいかな？とはいえエスケープがいっぱいあるから大丈夫なのですが、見積もりの甘さは反省点になります。比叡山山頂は巻いていこうかと考えだしたものの、延暦寺境内にたどり着いて普通の観光の方々を見た途端、行けるやろという邪な考えに負けてしまいました(^^;)。
久々の山頂を通過すると、すぐさま下山へ。山頂駐車場はそれなりに車が停まっておりました。小さい頃はここのお化け屋敷に連れて行ってもらったものでした。ここにも自動販売機はあります。ロープウェイ駅の手前からトレイルに戻っていきます。ケーブル駅からの道と合流すると東山トレイルに復帰。あとはスタート地点の63番を目指していきます。
間違って修学院方面に降りてしまわないように気を付け、3回渡渉をして登り返すと、石鳥居がある車道のようなフラットな道へ。それも終わると下り基調のトレイルへ。順番に道標の番号を下げていき、やっと63番登場！これにて50�劵魁璽港鞍晶�了！もうおなか一杯！とてもこのまま後半戦に突入なんて無理無理(^^;)。自分の体力を知るいい経験ができました。
とはいえ夕暮れも迫っているためほっこりしている時間はないので、山域を脱出せねば。夏至の夕日を信じながら下山。降りてみるとまだ空は十分明るかったです。いつか元気だったら後半部分もやってみようかな。さて、自宅エイドでビールをいただきます(^^)。
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