表丹沢/勘七ノ沢


- GPS
- 06:35
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 569m
- 下り
- 549m
コースタイム
10:42勘七ノ沢F1-
11:18F2-
11:43F3-
12:02F4-
13:18F5大滝15:05-
大倉尾根1218mピークに向け支尾根を登る-
15:58大倉尾根16:15-
堀山ノ家-
17:00二俣
マルチピッチシステム・ATCガイドの解除方法・
基本ロープワーク(クローブヒッチ・ムンターヒッチ等)の整理
17:55終了=
渋沢/湯花楽(入浴)
天候 | 曇り(やや寒い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
当初はクライミング講習予定であったが、早朝まで雨天で岩場が濡れているため 濡れていても大丈夫な沢登りに切り替えた。 当日の勘七ノ沢は普段より水量が1.5倍以上あった。 |
写真
感想
寒の戻り?にしてはこの数日の寒さといったら何?
しかも丹沢でさえ積雪。
2月に逆戻りだ。
当初は湯河原幕岩でクライミング講習の予定であったが
未明まで降雨のため残念ながら前夜講習予定の4名と連絡をとり
アルパインクライミングの初歩でもやろうと
濡れていてもOKな沢登りに変更した。
内2名は次回に見送りとなり、今回は2名が参加。
二人とも沢自体は初めて。
個性的な滝が幾つかある勘七ノ沢へ行く。
朝一瞬秦野市街が晴れたが入渓地点の二俣は曇り。
だが予想していたよりも気温も水温もそれほど寒くも冷たくもない。
おまけに最近出回っているヤマビルもこの気温ではまったく見られなかった。
二俣から約10分で勘七ノ沢F1。
ここはぼやっとしていると見過ごしてしまいがちで
よくそのまま小草平ノ沢へ気づかず入ってしまう人も多い。
さてF1を見ると普段の水量の倍近くある。
足元を濡らさず遡行するのは今日は無理だな。
勘七は沢グレードは初級(1級)となっているが
クライミング慣れしたリーダーがいないと
このF1で追い返されるだろう。
今回は講習だし沢登り初のメンバーなので
F5まですべての滝でロープを出したため
時間がかかった。
特にこの沢の大滝であるF5−15mは普段左フェイスが乾いているが
今日はしっかり濡れており初心者には厳しいクライミングとなる。
テンションのかかったエイトノットの解除、
支点ビレイの解除など実際に経験できたので
これも収穫として次に活かせればOKだ。
時間が押したためF5で今日は終了とし
地形図を見て一番近いエスケープルートを
大倉尾根1128m小ピークに向け登り返す。
標高1060m辺りで右手の沢状が薄くなったため
同標高をキープしながら水平トラバースを開始する。
右トラバースすれば大倉尾根のより標高の低いところで合流できるからだ。
土留めの石積みがつながっていた。
沢は私の一番好きな山行ジャンルのひとつだ。
クライミング、読図、山登りと総合的な登山を実践できるから。
もちろんリスクも高いけれど、それらに対応する知識と技術を身につければ
自分を体現できる最高の芸術だと思っている。
受講者の皆さんにもそのおもしろさを理解してもらえれば本望だ。
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