記録ID: 5662530
全員に公開
アルパインクライミング
大台ケ原・大杉谷・高見山
大台ヶ原『ブッシュマン』
2023年06月24日(土) [日帰り]
奈良県
tamu-chan
ryowall
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:04
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 4,145m
- 下り
- 4,150m
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| 過去天気図（気象庁） | 2023年06月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| その他周辺情報 | 下山後の楽しみは「馬酔木」で焼肉 |
写真
お楽しみの前夜祭。前泊地に着いたのが1時だったので缶ビール1本だけ。
足元は浮石だらけでとても不安なので落石を起こさないよう慎重に下っていく。先頭を歩くタム氏が「絶対、石を落とさんといてやー」と言っていたが、他全員が「それはフリかな？」と思っていた。
1
6/24 7:18
足元は浮石だらけでとても不安なので落石を起こさないよう慎重に下っていく。先頭を歩くタム氏が「絶対、石を落とさんといてやー」と言っていたが、他全員が「それはフリかな？」と思っていた。
いよいよブッシュマンの始まり。
まずはYさんがリードで登る。ビチョビチョの岩で滑りまくるので細心の注意をしながら確実に。
まずはYさんがリードで登る。ビチョビチョの岩で滑りまくるので細心の注意をしながら確実に。
1ピッチ目の核心。右のスラブが濡れてツルっツル。この後、無事に終了点まで。
フォローのタム氏。躊躇なくいきなりA0発動！
ヘルニア上がりなので大目に見よう。まぁ、とにかく怪我だけしないように。
ヘルニア上がりなので大目に見よう。まぁ、とにかく怪我だけしないように。
Yさん&タム氏のパーティーの2ピッチ目はタム氏がリード。ここは華麗に抜けていったようだ。
終了点は全てこんな感じ。岩は硬いが、ボルトやチェーンが怪しい物がついている。
これまたびしょ濡れの4ピッチ目。出だしのスラブ面は特に酷い。タム氏が果敢に攻めるが会えなく撃沈。
3ピッチ目は部分的に乾いた箇所もあったが手を突っ込んだクラックは水の通り道だった。
大蛇グラから声が聞こえるが…。こんなガスで何も見えなくて残念。
我々も4ピッチ目をスタート。スラブが得意なS嬢は難なく登っていく。
小さな紫陽花がとても可愛い。今日は花をあまり見なかったので貴重なひと株。
おっ！行けるか！！ガンバ！
この後盛大にフォール（笑）
まだまだ練習不足。
この後盛大にフォール（笑）
まだまだ練習不足。
タム氏が何とか核心を越えるのを見守って私も登る。ボルダリングちっくな登りを楽しみ、振り返るとガスがいっときだけ晴れた。やっと高度感を味わうことができた。
6/24 12:01
タム氏が何とか核心を越えるのを見守って私も登る。ボルダリングちっくな登りを楽しみ、振り返るとガスがいっときだけ晴れた。やっと高度感を味わうことができた。
でも、最後の力を振り絞り何とか終了点へ。ここまで本当によく頑張りました。
個人的にはこのスラブが一番いやらしいと感じたが、S嬢は余裕そうだった。
5ピッチ目をフォローで登ったS嬢がそのまま最終ピッチをリードで登る。ビチョビチョの岩に手こずり右へ左へ彷徨いながらも何とかトップアウト。
6/24 12:47
5ピッチ目をフォローで登ったS嬢がそのまま最終ピッチをリードで登る。ビチョビチョの岩に手こずり右へ左へ彷徨いながらも何とかトップアウト。
後続隊も順調に登ってきた。
全員無事？にトップアウト。
皆で協力し、登り終えた時の達成感たるや。
全員無事？にトップアウト。
皆で協力し、登り終えた時の達成感たるや。
装備を解除し荷物をまとめてから、登った蒸篭グラを見に大蛇グラへ。
諦めかけた瞬間、一瞬だけ蒸篭グラが見えた！でも登ったルートはどれかわからず…。
快適な平和な散歩道で駐車場まで帰る。駐車場まで結構ダルかったので行きはシオカラ谷経由で正解だったかも。それも計算の内なのか。さすがタム氏。
1
6/24 14:38
快適な平和な散歩道で駐車場まで帰る。
駐車場まで結構ダルかったので行きはシオカラ谷経由で正解だったかも。それも計算の内なのか。さすがタム氏。
駐車場まで結構ダルかったので行きはシオカラ谷経由で正解だったかも。それも計算の内なのか。さすがタム氏。
感想
今回はタム氏の要望で、奈良県は大台ヶ原の蒸篭グラに「ブッシュマン」と言う6ピッチのマルチピッチルートがあり、そこを登ってきた。
ちなみに蒸篭グラは観光名所の大蛇グラ横の谷を挟んだ対面にある岩壁です。
駐車場からシオカラ谷経由で歩くこと50分、大蛇グラの分岐手前で一般道を離れそこから30分ほど谷を下り取り付きに到着。何ということでしょうか、前々日の大雨の影響で岩はびしょびしょ。
しかし天気は大丈夫そうなので登攀開始。フリクションが無いどころかツルツルで初っ端から難儀しました。さらに4ピッチ目を登り始めたころからガスが湧き、最後まですっきり晴れず、結局景色を楽しみながら登ることはできなかった。ビチョビチョツルツルで景色なし、何だかしっくり来なかったけど、核心の5ピッチ目だけは何故だか乾いていてラッキー。ボルダリングみたいで楽しかった。
今回は突き指した右手の薬をかばいながら、右手はほぼ親指、人差し指、中指だけで登ってみた。まぁ、何とかなるもんだ。
帰りに寄った大蛇グラからは一瞬だけ蒸篭グラが見えて良かったが、晴れた時にまた来たい。
タム氏が「次はフォールしない」（笑）と言っていたので再挑戦にお付き合いしようかな。
帰路に寄った「馬酔木」は安定の美味しさ。
※軌跡の高度やペースがめちゃくちゃ。
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技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
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