塩川小森川
mt-maru
kumassiy
- GPS
- 07:47
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 258m
- 下り
- 252m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:30
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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装備
| 備考 | 使用ギア：キャメ#0.3-1、ボールナッツ#2、ハーケン*2 ロープ：50mで行ったが30mでもギリ足りそう 足回り：2人ともラバー使用したがヌメった |
|---|
感想
シン沢屋交流会前の朝活にどうぞとオススメされた半日ゴルジュへ。
早朝道場に集合。久しぶりに再会したKumassiyと2人で行くことに決まった。あれやこれや語りながら車を走らせる。彼もまた生きづらい人生を送っている一人のようだ。この季節の北杜市の朝は空気がとても気持ちが良い。
駐車スペースに着き、準備をしていると地元の農家と遭遇した。「岩登りかい？」と聞かれたので「沢登りです」と答えると「沢ぁ？！沢ってこの川を登んのかい！」という定番の反応。そりゃそうっすよね、僕らだってこんなところで、こんな川に飛び込もうとしてる理由、答えられないですもん、などと思案していると、「2カ所、悪場があるから気をつけてな」と親切に教えてくれた。あんだよ知ってんのかよ…。
ここで、2人の服装が完全に同じだということに気づく。お揃いのキミドリ色の土方ヤッケにウェットスーツ。ペアルックみたいでなんか嫌だ。ただし、Kumassiyはヘルメットを忘れたらしく、ボウズ頭を剥き出しにしている。シロッコをかぶっている私が格上か。
序盤のいまいちパッとしない渓相を辿っていくと1つ目の滝。増水してそれなりに見事。ロープを出すか少し迷うが、Kumassiyが要らんというので右岸をフリーで登る��-。ああこの感じ。やはり沢においては、ひょいひょいと身軽に越えていけるフリーソロが正義だ。お互いの登攀力が揃っていると、このへんはやり易い。2つ目の滝はロープを出した。水流の右側を登る��+。不規則に左肩を叩く水流に落とされそうで恐怖。プロテクションはカムとボールナッツが良好。3つ目の滝は奇怪な形状のゴルジュの奥にある。胸まで浸かってゴルジュを進み岩棚に上陸したところから登攀��-。弱点が繋がっていて見事。プロテクションは浅打ちのハーケン。薄暗いゴルジュにKumassiyの坊主頭がピカピカ映える。おどろおどろしいゴルジュの岩壁に比すれば、赤子の柔肌のごとき脆弱な頭皮を晒しておりなかなか斬新。初めてみる衝撃的な絵ズラに少しばかり感動した。ここを越えると一気に平穏になり、B級日本庭園のようなのどかな渓相が続く。やがて堰堤に遮られ、右岸から林道に上がり終了。ここの林道は、ロードバイクでも走れるくらい綺麗で、上にも車を置いておけば更に時短できそうだ。今回はまた、Kumassiyとあれやこれや語りながら車へ歩いて戻り、シン沢屋交流会本番へ向かった。
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