霊仙山 カレンフェルトと青空と

2023年07月02日(日) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,086m
• 下り: 1,076m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:22

8:58 スタート地点
10:03 10:05 榑ヶ畑登山口
10:21 10:21 山小屋かなや
10:31 10:35 榑ヶ畑道二合目・汗ふき峠
10:45 10:46 榑ヶ畑道三合目
10:50 10:56 大洞谷源頭
10:55 10:56 榑ヶ畑道三合目
11:03 11:03 榑ヶ畑道四合目
11:16 11:17 榑ヶ畑道五合目・見晴台
11:30 11:30 榑ヶ畑道六合目
11:44 11:44 榑ヶ畑道七合目・お猿岩
11:55 11:55 榑ヶ畑道八合目・お池
12:17 12:17 経塚山 九合目
12:29 12:30 霊仙山三角点最高点分岐
12:39 13:22 霊仙山最高点
13:36 13:38 霊仙山
13:40 13:40 霊仙山三角点最高点分岐
14:01 14:01 榑ヶ畑道八合目・お池
14:19 14:19 榑ヶ畑道七合目・お猿岩
14:25 14:26 榑ヶ畑道六合目
14:37 14:37 榑ヶ畑道五合目・見晴台
14:44 14:44 榑ヶ畑道四合目
14:51 14:52 大洞谷源頭
14:54 14:55 榑ヶ畑道三合目
15:01 15:06 榑ヶ畑道二合目・汗ふき峠
15:12 15:16 山小屋かなや
15:29 15:29 榑ヶ畑登山口
16:28 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

養鱒センター きたがわさんの駐車場に停めさせていただきました。
醒ヶ井養鱒場マス釣り堀の駐車場が手前にあり一瞬誘導されますが、「上の駐車場に停めたいのですが」と言って通過し、上流側の養鱒センター きたがわさんに向かいます。広々して停めやすいのと登山口にやや近くなります。綺麗なお店でご飯も頂けます。

駐車場案内のお母さんが優しく登山をお見送り。下山して片付けしていると、今度は店のご主人が、お疲れ様でしたと声をかけてくださり、始まりと終わりに温かい気持ちになりました。

駐車料金は登山の方は600円。食事をしたら返金されます。

3000円〜4000円位でコース定食あります。
ビワマスと、甘露煮が美味しいですよ。

コース状況／危険箇所等

早朝まで雨だったのでぬかるみ多し。
絶好のヤマビル日和。
汗拭き峠までの谷筋では多数生息しているので対策は必要です。山側の落ち葉が堆積しているところは特に注意。二酸化炭素に反応して想像以上のスピードで、ワラワラ〜と向かってきます。
なので、立ち止まって一息する場所は特に選ぶ必要があります。
谷山谷コースは今は砂防工事で立ち入り禁止になっていますが、元々ヤマビルが最も多いコースなので、再開時でもこの時期は避けた方が良いかも。

この時期、アブも多い。
自家製スペシャルミントで取り付きはしなかったですが顔の周りが鬱陶しい。山頂に近くなるとアブも少なくなりました。

雨上がりの急登では水分を含んだ泥質斜面がとても滑りやすいです。
全般的にコースは整備され歩きやすく、ピンテやタチキンロープも随所にあります。

なだらかな山の上部はカレンフェルトやドリーネなどのカルスト地形が見られます。
綺麗な苔や植物を痛めてしまうので、なるべく踏み跡のみを歩きたいものです。

その他周辺情報

養鱒センター きたがわさんのお食事がオススメ。
ただし17時で閉店するのと、汚れた靴や服での入店は避けたいです。

写真

7/2 16:28

養鱒センター きたがわさんの広々した駐車場。

7/2 16:10

人里近いエリアには、あちこちにくくり罠が仕込まれてますので、コース外を歩くのは危険です。

7/2 9:55

少し晴れ間が出てきました。
早朝の雨で道はまだ濡れています。

7/2 15:56

長々と林道を歩くと現れる、榑ヶ畑コースと谷山谷コースとの分岐点。右側の榑ヶ畑コースに進みます。
現在は谷山谷コースは砂防工事の関係で通行止め。

7/2 15:56

熊ちゃん
出ます。

7/2 10:03

舗装林道も終わり登山道っぽくなってきました。

7/2 15:24

ドンツキが
登山道の始まりです。
湿っぽくて薄暗い…ヤマビルいそう。

7/2 9:51

熊ちゃん看板があちこちに。
しかし悪そうな顔つき…😆

熊は明るいところよりも薄暗いところの方が
出やすいそうです。谷筋の水場とか。

汗拭き峠までは、薄暗く湿っぽくてヤマビル銀座の雰囲気。特にこの日は早朝まで雨。湿度も気温も高く条件バッチリ。
お手製の天然ヤマビル忌避剤を仕込んでたので被害には遭いませんでしたが、何らかの対策は必要です。登山道口からここまでは一気に歩いた方が無難かも。

ここにも熊ちゃん看板ありますが、こういった人間が一息ついたり、行動食を食べるスポットは特に動物が寄り付きそうです。

7/2 10:32

汗拭き峠から登ってきた道を見下ろす。

7/2 10:32

汗拭き峠から登坂道を右手に見る。

7/2 10:39

汗拭き峠からしばらくこんな道が続きます。

7/2 11:11

7/2 11:15

気持ちの良い道。

7/2 11:17

おっ！急に視界が開けた。遠くに町が望めます。

7/2 11:43

七合目
お猿岩付近。雲がまだ厚く風も強いですが、
天候は回復方向に。

7/2 11:43

7/2 11:43

7/2 11:43

7/2 11:43

どんどん雲が流れていく。
見惚れてのんびりしてしまった。

7/2 11:44

山頂部光景。歩きやすいです。

7/2 11:50

琵琶湖が綺麗です。

7/2 11:50

7/2 11:54

虎ヶ池と霊仙神社。
カエルが鳴いている。

7/2 11:57

写真では伝わりにくいですが、巨大な緑のボウルの底から眺めている感じ。
苔や植物が生育しているのでコースに沿って歩きたいです。

7/2 11:57

いや〜気持ちのいい広がり。

7/2 11:57

青空が広がってきました。

7/2 12:00

苔びっしり。早朝の雨を吸って、綺麗に輝いています。

7/2 12:01

7/2 12:15

経塚山。

7/2 12:15

石灰岩地質。

7/2 12:16

7/2 12:38

霊仙山　最高点。1,098メートル。

7/2 12:39

7/2 12:53

お昼にします。
セブンＰＢのカップ麺。製造はサンヨー食品さん。
味付け謎加工肉が2種入っていて、なかなかよくできています。
もちろんBIGサイズ。
と手作りオニギリ。
山頂部は風が強く樹林も無いので、風下の斜面を利用するか、囲いに適した形状の岩を利用します。

7/2 12:53

空の青と
カルスト地形の白とのコントラストが美しい。

7/2 12:53

7/2 13:02

豆板醤と甜麺醤、花山椒で作った肉そぼろをオニギリに仕込んでみた。食べかけ写真で失礼…

7/2 13:24

7/2 13:25

伊吹山と対峙。ここは鈴鹿山脈の最北端なんだと改めて感じる。

7/2 13:27

火星探査機からの写真です。という風にも見えるワンショット。

7/2 13:31

広いなあ。

7/2 13:33

霊仙山に。

7/2 13:33

7/2 13:33

7/2 13:35

7/2 13:35

7/2 13:35

7/2 13:35

7/2 13:35

長浜方面を観る。比良山系とはまた違った素敵な風景。

7/2 13:36

7/2 13:36

近江八幡方面を観る。

7/2 13:37

有難う御座いました。下山します。

平安、奈良時代に登った僧達はどんな思いでこの風景を観たのかな。

7/2 13:50

のんびりしすぎましたが、焦らず安全に下山します。

7/2 13:54

鹿の群れ！
可愛く美しくもありますが、大台ヶ原の様に
荒れていくのも困りますね。

7/2 13:55

7/2 13:57

奈良公園の鹿とは別次元の凛とした佇まい。

カレンフェルトを軽々と飛び越えながら疾走する群れは本当に力強く美しい。

7/2 14:18

7/2 14:18

さようなら。何度も訪れたい山です。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

こみつ

関西百名山、花の百名山として人気の山です。比良山系から眺める琵琶湖とはまた異なる琵琶湖の表情を魅せてくれます。
近江盆地を見下ろす絶景はこの山ならではの魅力。

スキー場などの大規模開発がほとんど行われてこなかったので豊かな自然が残っています。
荒れない様に大切に接したいですね。