長い夜を飛び越えて 権現山〜要害山

2023年07月02日(日) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 14.9km
• 登り: 971m
• 下り: 1,341m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:27
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:42

8:57 浅川バス停
9:15 9:24 浅川登山口
9:44 9:47 浅川峠
11:29 12:01 権現山
12:16 12:16 大窪沢ノ頭
12:23 12:24 ナベワリ沢ノ嶺
12:41 12:41 雨降山
13:06 13:06 寺ノ入山
13:21 13:21 ニツクラ山
13:34 13:39 二本杉山
14:17 14:22 御林峠
14:50 14:58 コヤシロ山
15:29 15:30 風の神様
15:38 15:38 風の神様（ダマシ）
15:46 15:46 登下分岐
15:55 16:06 要害山
16:25 16:25 山ノ神神社
16:39 16:39 鏡渡橋バス停
16:39 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路　猿橋駅〜浅川バス停
復路　渡鏡橋バス停〜上野原駅

コース状況／危険箇所等

下りは赤土がところどころあり、滑りやすい。

写真

7/2 7:50

7/2 8:56

7/2 9:45

7/2 9:46

7/2 11:11

7/2 11:20

7/2 11:30

7/2 11:31

7/2 11:44

7/2 12:06

7/2 12:09

7/2 12:14

7/2 12:40

7/2 13:06

7/2 13:31

7/2 14:16

7/2 14:17

7/2 14:31

7/2 14:51

7/2 14:59

7/2 15:22

7/2 15:23

7/2 15:47

7/2 15:55

7/2 15:57

7/2 15:59

7/2 16:40

7/2 17:16

7/2 17:25

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

gijin

この日は、よく晴れた。
猿橋駅から浅川行きのバスに乗った。浅川終点で下車したのは、私を含め3人の男性だけだ。先にスタートを切った。林道を20分ほど歩くと登山口になる。迷うところはない。今日は、権現山と扇山のルートを予定していた。男性登山者は途中で追い抜かれた。浅川峠に着いた。意外とあっさりとした登りだ。2人組は休憩を取っていた。下山路の話を聞くと、用竹バス停に出る、という。しかし、午後4時まで待たなければならない。峠から緩やかな尾根筋を歩く。爽やかな風が通り抜ける。気持ち良い尾根歩きだ。1時間ほど経過した地点から徐々に傾斜が上がり始める。無心に九十九折の登山道を1っ歩1っ歩登る。次の目印は麻生山との分岐である。なかなか分岐地点が現れない。まだまだ傾斜のキツイ場面が続く。この登りは凡そ2時間と頭に入っている。しかし、その時間を過ぎても山頂どころか分岐点すら辿り着いてない。山頂11時ろ踏んだが、その11時を過ぎてもなかなかたどり着けない。その11時を回った過ぎに漸く麻生山分岐に着いた。右手は麻生山・三ツ森北峰に至る。権現山は左側を進む。tanaさんの日記に北峰辺りにクマ出没の書き込みがあった。分岐点を過ぎると山頂直下の標識がある。このピークを登ると山頂か。しかし、遅れること20分。漸く山頂に着いた。2人組と鉢合わせ。ここで悩んだ。扇山をイメージすると最後の登りは厄介なこと。2人組の男性も、あの最後の登りはきついという。私も予定を変更した。要害山経由の上野原駅に決めた。山頂から富士が紺碧の青空を背景に秀麗な黒富士に魅入った。20分休憩後下山開始。ここからが長い。ほぼ平坦に近い尾根道を下っていく。私の昭文社の地図に要害山コースは出ていない。最初の予定ルートを変更したため、自分の位置が不明である。2時間ほど経過した地点で御林峠に出る。小休憩後、要害山に向かう。そういえばさっきの2人組はどこへ向かったのだろうか。峠から小一時間でコヤシロ山に到着。ここからも富士が良く見えた。今日の富士は随分と長生きだ。次は風の神様（観光名所として作られた山）に到着。陽が西へと傾き始め、富士山も少し白っぽく見える。次こそが要害山、小ピークをいくつかこなし、あぁ着いたと肩の荷が下りた。やはり正面に富士が付き合ってくれた。しかし長いルートだ。このあとは駅まで下るだけとなる。果たして扇山の直下の登りを堪えて登った方が時間的には早く着いたのでは、と思い始めた。渡鏡橋バス停に向かうが、ここが終点ではない。シロクマさんが嘆く上りの新井バス停が残っている。そう思っていると林道に出た。県道が近くを走り、そこに渡鏡橋バス停はあった。時刻表を見ると16時4分のバスがあるではないか。なんという救いの、恵みのタイムだ。おかげで、嘆きの登り坂を回避することができた。それにしても長い道程だった。