御岳山 日の出山 丹三郎尾根から
- GPS
- 05:46
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 795m
- 下り
- 721m
コースタイム
天候 | 快晴なれど風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
丹三郎尾根稜線上は足首が埋まるほどの積雪。 また当日は強風で、稜線上は途中歩けなくなるほどの地吹雪発生。 寒いっ! |
写真
感想
2月5日(金)shinさんからのお誘い連絡。2月7日(日)に近場で登りませんか?とのこと。当日7時に立川駅に集まったのは、shinさん・doumekiさん・yagamiさん・youkoさん・muroyanの5人。まあ二日前に声を掛けて5人も集まるなんて、皆さんきっと暇(殴)、いえshinさんの人徳たるや大したもんだ。加えてdoumekiさん・yagamiさんと、苗字に「鬼・神」が入る人が揃うのも大したもんだ。で、以降doumekiさんは「oniさん」、yagamiさんは「kamiさん」。
最初の予定は川井駅下車、真名井北稜から川苔山→奥多摩もえぎの湯、のコース。しかしmuroyanのお通夜の予定(本人のお通夜ではなく、お通夜参列の予定。当たり前やけど念のため)が入ってしまったため止めることに。そして行程時間が短いと思われる、古里駅下車、丹三郎尾根から御岳山・日の出山→つるつる温泉に変更。何が何でも最後の到着地点が温泉なのも、このメンバーならではやねぇ。また先日の降雪もあり、あまり人が歩かないと言われる真名井北稜に、ちょっとビビッたのも事実。
古里駅前でoniさん指導の下、準備体操。oniさんは何時もメンバーの精神的指導者。お酒を飲んで怪我をしては、メンバーから反面教師と崇め奉られる、希有なお人柄。このためか、健康も慮り最近は禁酒中。因みにshinさんは行動リーダー、kamiさんは隊長、youkoさんは女性チーム班長。あれ、皆に「長」が着いてんじゃねぇかぁ?確か「船頭多くして船山に登る」なんて諺もあるけど?ま、いいか、どうせ山に登るねんしぃ・・・。それはさて置き、お兄様お姉様ご一行は、8時40分に古里駅出発。
尾根の名称の元にもなっている?丹三郎屋敷前を通り、右手の登山口へ。害獣除けの金網柵を通過。頭の直ぐ上に「高圧電流線」と警告のある電線あり。お決まりの誰か触ってみるかで揉めるが、これもお約束で直ぐ話は流れる。かつての参道だったであろう登山道は、幅も広くしっかりとした道。時々作業道への分岐場所もあるが、適度な間隔で道標もあり迷う心配は無く、九十九折状態で上へ続く。ただ、風が強く、杉の木の上に積もって固まった雪の塊が、風に揺らされてはガッツンガッツン落ちてくる。頭に当たるとそれなりに痛〜いの。
稜線へ出る手前で小休憩。風の強さを考えると、手前での休憩がベターとのshinリーダーのナイスジャッジ。確かに稜線に出ると物凄い強風!積雪も足首より上まであり、足元の自由は利きにくい。更に地吹雪のような突風まで加わってくる。「隊長!我々は道に迷ったに違いありません!御岳山に向かう積りで、どうやら北アルプスに迷い込んだようです!」てな事を言いながら、時々立ち往生。いやぁ、低山かつケーブルで登れてしまう山とは言え、やっぱし山を舐めたらあきまへんワ。
どさくさに紛れて、県境尾根との合流地点は気付かず。しかし、稜線に上がり小一時間も歩くと地形の関係か、或いは天候の変化の所為か強風は収まり、逆にポカポカ陽気が訪れる。ただ、足元吹き溜まりでは相変わらずの積雪状態。大塚山山頂への道を右に分け、富士峰園地の休憩所で暫しのご歓談。西に見える山は鍋割山か?
そこからは御岳山の宿坊集落を抜け、日の出山を目指す。宿坊集落で使う車を見掛けるが、道がパリンパリンに凍ったら、身動き取れんやろうなぁ。坂道一直線に滑り落ちそうやもんなぁ。とここで事故者第一号。youkoさんが凍て付いた道で転倒!でもyoukoさん、流石に二日連続の山歩き。昨日の高尾山登山が足腰に応えてきているのかぁ!?さ、見ないフリ見ないフリして、相変わらず日の当たらない木陰の道を、引き続き日の出山方面へ。
おい、前を歩くそこのカップル!腕組んでイチャイチャしとったら、こける時は共倒れやぞ!・・・ま、それも二人にとっては嬉しいんやろうねぇ。(と、遠くを見る目・・・。)
日の出山山頂には12時半に到着。2週間前登ったときとは違い、雪化粧の山頂。kamiさんはザックから、おもむろにビール2缶(それもロング缶)、2リットルのミネラルペットボトル、バーナー&コッフル、次から次へと取り出す。更にはでかくて重たい一眼レフデジカメラまで持ち歩いて、山小屋苦力でも始める積りでしょうか?oniさんは味噌汁作り始めるは、稲荷寿司を出してくるはで、楽しみには貪欲です。
楽しい昼食も終わり、日の出山山頂を後にして目指すはつるつる温泉。日本武尊の顎乗せ岩も過ぎ、下る下る、降りる降りる。もう下り飽きた!と叫んだところで、林道へ出る。つるつる温泉まであと僅か。と、ここで気を抜いたかkamiさんが凍て付いた林道で転倒!ん?「だるまさんがころんだ」→「神さんがころんだ」→「坊さんが屁をこいた」どれも似ているけど、やっぱりkamiさんじゃあ字足らずやワイ。
この後林道歩き約20分、13時50分につるつる温泉に到着。出発から略5時間10分の変化に富んだ、楽しいハイキングでござんした。よし、次こそは真名井北稜にリベンジじゃ。待ってろ、真名井北稜!・・・逃げる筈ないけど・・・。
ところで帰りの武蔵野線は、強風の影響で運転見合わせ・取り止めの連続。ズタボロでしたワ。どうりで山の上でも風が強かった筈やワ。
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