貸し切りの一ノ倉沢烏帽子岩奥壁南稜から国境稜線へ
- GPS
- 13:20
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,624m
コースタイム
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 13:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
谷川の一の倉沢に岩登りに来たのは実に11年ぶり。
その時もやはり雨上がりで中央カンテはやめて南稜にしたのよな。
今回も前日は雨…2時に起きると雨はやんでおり準備をして出発。
久々の一ノ倉出合、もちろん雪はない。
巻き道を使いつつ詰めていくと雪渓が出てきてテールリッジへは雪渓でたどり着く。
雪渓がカチコチで怖い。
ひさびさのテールリッジから衝立岩を見物しつつ濡れた岩場をトラバースして南稜テラスへ。
核心を今回アルパインデビューのY君に渡すべく、
1ピッチ目はオレ。フェイスは乾いてきているがチムニーがびちょ濡れで不快。
2ピッチ目はY君。
草付きをロープをもって登り
3ピッチ目はオレ。まーまー濡れてる。カンテを回り込んだ支点で切る。
4ピッチ目はY君。迷子になってルンゼへ迷い込んで謎の下降点でピッチを切る。
→相談して懸垂で途中まで戻り、リッジへ上がる場所にあった支点をカムで補強してここから4ピッチ目仕切り直し。
5ピッチ目はオレ。目の前に滝のように濡れ濡れの壁があるのでそうじゃないかと思いながら登ったが、案の定最終ピッチだった。濡れてたので誘惑に負けて残置でA0。
大体4時間くらいかかった。貸し切りだけどまぁしょうがない。
終了点の一段上が六ルンゼの立派な懸垂下降点があるが今回はこのまま歩いて(登って)国境稜線を目指す。
今回初めて把握したんだが衝立岩とか烏帽子岩って一ノ倉尾根の支稜にあって、国境稜線に行くにはまずは一ノ倉尾根に乗らなくてはならない。
まずは濡れた草付きを登っていく。ここは沢屋なのでノーロープだがそれ用の支点が整備されたとこもあった。
その後は藪を漕いで尾根に乗る。
尾根もライトなやぶ漕ぎと岩稜の繰り返しという感じで一か所、立った岩稜で岩が脆いところだけロープを出した。(支点あり)
最後、クマザサを20分くらい漕いで国境稜線の登山道へ出た。
一ノ倉岳の山頂でギヤを解除してあとはひたすら登山道を進む。
本日7/2は谷川岳の日で山開きがあったらしく、そのせい?か登山客多くて特に岩場の下りは渋滞気味。
http://www.enjoy-minakami.jp/event.php?itemid=2166
よってトマの耳で相談して西黒尾根を下山する。
がこの尾根、登ったことしかなかったが下りはけっこう険しくて大変だった。
久々のこのルートは濡れててもそこそこ快適に登れて楽しめた。
後日改めてトポを検証したところ、2ピッチ目のあとの草付きをピッチに数えてしまったか1ピッチ目をフェイスとチムニーに分けて数えるかどっちかしないと全5ピッチとなってしまうようだ。
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