今年の登山は近くの里山から 高取山・仏果山
- GPS
- 04:16
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 777m
- 下り
- 791m
コースタイム
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 4:17
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 愛川ふれあいの村までの舗装路は雪が残り一部では凍結していました。 |
写真
装備
備考 | 今回の降雪量では軽アイゼンも不要と感じました。 |
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感想
時間のある三が日にどこか手軽な所へ行こうと考えた結果、高取山・仏果山となりました。
我が家から車で30分ほど、4時間もあれば降りてこられる、シモバシラとは何なんだという興味、等から前日に山行が決まりました。
当日の最低気温はー5℃でしたが、自宅を出たのが8時半と陽が登ってからだったためそれほど寒さも感じませんでした。
愛川ふれあいの村に駐車する予定でしたが予想通り開いておらず、道路脇の空きスペースに停めさせてもらいました。
前日の雪のため数センチの積雪がありましたが登山を邪魔するものではありませんでした。いつもは必ず着けているスパッツを肝心な時に忘れて意気消沈気味に出発です。
まずは高取山まで1時間半の道のりです。
次男は雪のためはしゃぐ気持ちが抑えられず足で蹴飛ばしたり、丸めて球を作ったりしています。大人の感覚で言えば手足は絶対に濡らすものではありませんが、経験の少ない子供はこうして学んでいくのでしょう。
途中の指導標に高取山1.6kmと出てくるとあと何分で山頂まで着くのか算数の勉強をします。
「え〜、あと2時間もかかるの?」
「それはどこかで計算間違いしてるな」
雪のため登りでグリップが効かず滑る場面もありましたが特に苦も無く山頂までたどり着きました。
ここの展望塔からの眺めが期待以上のものでした。
360°、ぐるっと一周周りが見渡せます。宮ヶ瀬湖は深い緑色の水をたたえてます。その向こうには東丹沢の山塊、さらに奥に南アルプスが雪をかぶっています。北東方向に見えるのは筑波山でしょうか?地平線に同化するように張り付いています。東京スカイツリー、新宿高層ビル群、横浜ランドマークタワーも確認できます。
次男は避雷針の説明をしたところ、落ちた電気がどの範囲に広がるのか質問攻めにしてきます。「あの線(目の前の送電線)にもいくのかな?、ダム(宮ヶ瀬ダム)にも行っちゃうのかな?」「雷は地上最強かな?」…。
次は仏果山まで50分です。
ここは痩せた尾根を進むことになります。両サイドは鋭く切り立っていて特に右(南西)に落ちたら一発であの世行きです。
「ここで一番やってはいけないのは右の崖下へ落っこっていくことだな。」
「どうすればいいの?」
「油断しない事だね」
「油断って何?」
「気を緩めない事」
「気を緩めるって?」
「だからいつもDVDばかり見て本を読まないから分からないんだよ。くどくどくどくど…」
ああいけない。「落ちたら戻ってこられないから気を付けるように」
仏果山にも展望塔があり同じような眺望が得られます。標高が高いためか江の島も見られました。
ここから下山ですが、ルートは慎重に見極めます。分岐標には行きたい方向が半原バス停となっていますが半原バス停がどこにあるのか、自分たちが目指す所と同じなのか判断できません。このまま進んで間違っていたら引き返す、ルートが北へ向かっていたらあっているだろうという前提でスタートします。(結果は正解でした)
次男はくねくねと折り返す道をショートカットして直進するのが好きなのですが突然急げば回れと言いました。どういった意味なのか確認してみると支離滅裂なので、正しく覚えてもらいます。分かりやすい例えで説明してねと注文を付けられました。
杉の植林帯に入り雪の少なくなってきたのでシモバシラを探すと数は多くないものの転々と白い氷の結晶が見えます。近づいて見てみると一枚一枚がとても薄くそれでいてしっかりしています。植物の茎から帯状に吹き出しているように見えましたが、帰って調べてみると実際にそのように成長していくようです。
高取山・仏果山は手軽なコースな上、見どころが多いので次回また誰かお誘いして来てみようと思いました。
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