棚横手・甲州高尾山（富士山・南アルプスの絶景！！）

2015年01月03日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.0km
• 登り: 569m
• 下り: 1,009m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 1:30
• 合計: 6:15

10:15 スタート地点
11:35 12:20 棚横手山(大富士見台)
13:30 13:50 甲州高尾山(深沢山)
14:50 15:05 柏尾山
15:40 15:50 大善寺(甲州高尾山登山口)
16:30 ゴール地点（勝沼ぶどう郷駅）

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

（1）往路
自宅最寄駅7：00→（秋津新秋津・西国分寺・豊田乗り換え）→9：21勝沼ぶどう郷駅9：40頃→（タクシー）→10：00頃大滝不動尊
（2）復路
勝沼ぶどう郷駅19：05→（高尾・西国分寺・新秋津秋津乗り換え）→21：26自宅最寄駅

コース状況／危険箇所等

北斜面は若干の積雪あり。
甲州高尾山からの下りは一部、急傾斜で幅員が狭く落ち葉で滑りやすい。

その他周辺情報

ぶどうの丘天空の湯

写真

1/3 9:32

自宅最寄駅から約2時間半。勝沼ぶどう郷駅に着いた。

1/3 9:32

駅のプラットホームがそのまま南アルプスや奥秩父の山々の展望台。甲府行きの電車の進行方向、前方右奥に甲武信ヶ岳と木賊山が見えている。左奥は乾徳山へ続く稜線。

1/3 9:33

駅のプラットホームから南アルプスと甲府盆地。

1/3 9:33

赤石岳、悪沢岳。

1/3 9:33

聖岳、赤石岳。

1/3 9:33

農鳥岳、間ノ岳、北岳

1/3 9:33

鳳凰三山、甲斐駒ケ岳。

1/3 9:34

金峰山。金峰山の左が小楢山。

1/3 9:34

小さく五丈岩がみえる。

1/3 9:35

すでに9時半。早めに稜線にたどり着きたかったので、タクシーで大滝不動尊に向かうこととした。

1/3 10:01

”禁断の奥の手”　タクシーで大滝不動まで瞬間移動！！

1/3 10:02

凍った滝を見に行こう。

1/3 10:02

ずっと上の方まで階段が続いているのが見えた。

1/3 10:04

日陰で寒々しい。

1/3 10:09

凍結した滝。先まで登山道が続いているのが確認できたが、足場が悪そうなので林道まで戻った。

1/3 10:14

林道経由で棚横手を目指す。

1/3 10:14

日陰は寒い。

1/3 10:24

日なたは別世界のような暖かさだ。

1/3 10:35

展望台への分岐点。

1/3 10:37

展望台とは名ばかり・・・？樹木が視界を遮っている。

1/3 10:37

展望台からわずかに木間越しに八ヶ岳が見えた。

1/3 10:52

棚横手へ林道を離れ、登山道へ入る。

1/3 10:52

寒々とした薄暗い登山道を稜線を目指して進む。

1/3 11:06

薄暗い樹林帯の登山道を辿り、富士見台近くの稜線にたどり着いたら、突如、雰囲気が一転して明るくなった。一糸纏わぬ富士山が目に飛び込んできた！　感動の一瞬だった。

1/3 11:09

右方向は、富士見台、甲州高尾山方面。

1/3 11:09

富士見台、甲州高尾山へは先に棚横手へピストンした後向かうことにした。

1/3 11:23

木間越しに甲州高尾山。

1/3 11:28

棚横手へ向かう途中。急登をあえぎながら登ると林道のぶつかり、さらに林道を横切り、石段を登った。

1/3 11:30

石段を登り切ったところが、今回のコースで最高の絶景ポイント！！

1/3 11:30

甲府盆地と南アルプス。

1/3 11:30

八ヶ岳（中央）と金峰山（右）。画像では白い雪稜が空の色に溶け込んでいて判別しづらいですが・・・

1/3 11:31

金峰山。

1/3 11:31

八ヶ岳（権現岳・赤岳・横岳）。

1/3 11:31

鳳凰三山。

1/3 11:31

白峰三山。

1/3 11:31

遥かなる南アルプス南部の3巨峰。

1/3 11:31

富士山。左右に三ツ峠山と御坂黒岳。

1/3 11:43

棚横手山頂。山梨百名山の標識。甲府盆地や南アルプスの方角は樹林で遮られているが・・・

1/3 11:43

大富士見台の別称のとおり、富士山の景観が見事。

1/3 11:43

雲一つない天気。風もほとんどなく、日差しが暖かいうえにこの景観なので思わず、昼寝をしたくなります。

1/3 12:13

標識の正面奥は御正体山。その手前にお坊山から笹子雁ヶ腹摺山にかけての稜線がみえる。

1/3 12:14

このまま時間よとまれ・・・！

1/3 12:14

1/3 12:30

再び絶景ポイントからの甲府盆地を俯瞰、手前は甲州高尾山。

1/3 12:46

富士見台、甲州高尾山へ向かう。

1/3 12:50

富士見台から棚横手を振り返る。右から3つ目のピークが棚横手。

1/3 12:54

富士見台から進行方向の登山道。気持ちの良い稜線が続く。

1/3 13:10

大滝不動尊への道を分け、甲州高尾山方面へ進む。

1/3 13:25

林道が山腹をとおる甲州高尾山。

1/3 13:33

甲州高尾山山頂。

1/3 13:33

甲州高尾山剣ヶ峰。

1/3 13:53

剣ヶ峰山頂。ここから登山道は一気に下りに転じる。

1/3 13:53

富士山もこのあたりが見納めか？

1/3 14:00

下山途中の林道との接点付近から、山頂方向を振り返る。樹木の緑も茶色い地肌も人口施設のこげ茶色までもが青空に映えている・・・！

1/3 14:00

至るところに「山火事注意」の標識があった。過去何回か山火事が発生した山域だ。ここから先が激下り・・・！！

1/3 14:19

甲州高尾山山頂から200メートルくらい下ったところ。急斜面をジグザグに下ったが、路肩が狭く、落ち葉で滑りやすかったので気が抜けなかった。

1/3 14:26

甲州高尾山を振り返る。標高900メートル付近。

1/3 14:26

激下りのあと、小ピークを登り、やや穏やかな稜線が続いた。

1/3 14:28

傾斜は急だが先ほどよりは見通しのよい登山道。

1/3 14:46

甲州高尾山（左から2つ目のピーク）からだいぶ降りてきた。

1/3 14:53

中央道の勝沼IC付近を見下ろす。

1/3 14:53

柏尾山が近くなってきた。

1/3 15:04

柏尾山山頂。高圧電線の鉄塔が立っている。山頂標識はない。

1/3 15:30

もう少しで大善寺。動物除けの柵に通せんぼされた・・・

1/3 15:32

向かって左のカギを動かせば造作なく開くのだが、気づくのにやや時間がかかってしまった。

1/3 15:40

大善寺の登山口へ無事に下山。

1/3 15:45

勝沼ぶどう郷駅へは、国道を離れ、ぶどう畑の方に道が続いていた。

1/3 15:48

駅への”フットパス”。車が通らない気持ちのいい遊歩道だ。

1/3 15:51

自動車道からつかず離れず・・・

1/3 16:03

遠くには黒金山、乾徳山、甲武信ヶ岳、木賊山、破風山。

1/3 16:04

黒金山、乾徳山。

1/3 16:04

小楢山、金峰山。

1/3 16:04

幕山、小楢山、金峰山、国師ヶ岳、黒金山、乾徳山。

1/3 16:04

1/3 16:06

1/3 16:12

1/3 16:13

1/3 16:16

1/3 16:18

一旦、車道をクロスした。

1/3 16:21

車道をうまく回避して道が続いているのがうれしい。

1/3 16:21

南アルプスの方向に陽が傾いた。

1/3 16:21

日の入まであとわずか。

1/3 16:21

白峰三山のシルエット。

1/3 16:21

鳳凰三山と甲斐駒ケ岳のシルエット。

1/3 16:22

駅まであと少し・・・！

1/3 16:28

勝沼ぶどう郷駅に到着。

1/3 16:29

お疲れ様。さあ温泉へ行こう！

1/3 16:29

南アルプスの稜線に陽が沈む・・・

1/3 16:30

陽が沈む・・・・

1/3 16:31

沈んだ・・・！

1/3 16:38

勝沼ぶどう郷駅の歴史。

1/3 16:38

1/3 16:40

1/3 16:40

このパノラマ図は参考になった。

1/3 16:56

ぶどうの丘から甲州高尾山（中央左）。右下に勝沼ぶどう郷駅の駅舎が見える。

1/3 17:00

天空の湯から黄昏の甲府盆地。

1/3 17:05

さあ温泉だ！

1/3 17:47

湯上りの夕食はほうとう！

1/3 18:42

古き時代の名残・・・私が中・高校生だった1970年代は、「勝沼ぶどう郷」は「勝沼」、「甲斐大和」は「初鹿野（はじかの）」だった。

1/3 18:43

勝沼ぶどう郷駅のプラットホームから甲府の夜景。

1/3 19:04

今日の山旅は勝沼ぶどう郷駅のプラットホームから始まり、勝沼ぶどう郷駅のプラットホームで終わった。

撮影機器：

EXILIM EX-ZS180 カシオ

感想

toshishun

朝寝坊をしてしまった。
当初、6時14分高尾駅発松本行きの電車に間に合うように出るはずだったが、当日目が覚めたらなんと、6時を少し過ぎていた。自宅の最寄り駅を出たのが7時で勝沼ぶどう郷駅の到着が9時半頃。時間短縮のため、不本意ではあったがタクシーを利用して、大滝不動尊まで入山した。
天気が今一つ（富士山や南アルプスの景観が望めないような天候）であったら、行先を陣馬山から臼杵山への縦走に変更する考えもあった。
しかし中央線の車窓から眺めた富士山があまりにも見事だったので、当初の計画通り、出発は遅れたが勝沼ぶどう郷まで足を運ぶことにした。
勝沼ぶどう郷駅へ電車が近づくと進行方向左の車窓に雪を抱いた南アルプスが・・・！
同じ車両にまだ小学生低学年とおぼしき2人連れの子供（兄妹）が乗っていて（親御さんらしき人は見当たらず、まだ幼い2人だけの旅路らしい）、彼ら2人が南アルプスの光景に「うわあすごい！」と純粋に感動している姿が印象に残った。
今回の山旅では、大滝不動尊で2人連れの女性のハイカー、富士見台から棚横手山頂にかけての稜線でソロの男性ハイカー（50代から60代くらい）2名に会っただけで、ほとんど人に会わなかった。
絶景を誇り、甲州高尾山と名がつく山なのに、同じ高尾山でも東京の高尾山とは大変な違いである。

でも、年頭に思いもかけず、天候に恵まれた素晴らしい山旅ができて満足した。
今年一年、無事故の山旅を貫きとおそうと決意することができた。