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ヤマレコ

記録ID: 570352 全員に公開 沢登り丹沢

中川川水系 悪沢(丹沢湖畔)

日程 2015年01月04日(日) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
千代ノ沢園地
・丹沢湖大仏大橋を渡り右折してすぐの駐車場。
 (ここより南は一方通行のため玄倉川橋からでしか入れません)
・20台以上駐車可
・トイレ、自販機あり
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地図/標高グラフ


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コース状況/
危険箇所等
■中川川水系 悪沢(丹沢湖畔)

 同じ名前の中川川水系上流部の悪沢は悪い滝を多くかける難渓だが、
 丹沢湖畔の悪沢(ワリ沢とも)は、あまり記録を見ない短い沢だ。
 だがそうは簡単ではなく、前半に出てくる8m滝は直登不可で
 高巻きも大きくなり、沢に戻るには斜め懸垂下降3ピッチが必要。
 また下山も一般登山道はなく、読図は必須。
 遡行グレード:2級下(8m滝高巻きと下山を考慮)

仝道76号の永歳橋で丹沢湖を渡り中川温泉方面へ行ってすぐに酒屋さんのある
 城山交差点を右折、大仏大橋を渡って突き当りを右折すればすぐに千代ノ沢園地
 の広い駐車場がある。
 トイレも飲料自販機もあり快適だ。
 上部の高い護岸堤上は展望台になっており丹沢湖の眺めが絶景。
 なおこれより南へは一方通行になるので進入はできません。

 湖岸道を北に向かい数分で悪沢橋(昭文社地図ではワリ沢となっている)に着く。
 橋名が書かれているのですぐわかる。
 橋の北側から沢へ降りるのだが、ちょっと壁を根頼りにトラバースしてザレを
 下りる。

△垢阿2段構成の堰堤。
 下段は右のザレ、ガレから巻き、上段は左に渡って手摺りを使い越す。

 そして沢は少し右に曲がるとCo380mで両岸高い壁の8m滝が出てくる。
 直登はまぁ不能であろう。
 少し戻るようにして左岸(右側)の尾根に乗るように僅かな急なシカ径を斜上。
 滝の落ち口周辺はかなり立っているので、下手に落ち口に向けトラバースするより
 左手に見える落ち口に向かって落ちているザレ沢の終点近くまで登った方がよい。
 ザレ沢をトラバースしたいが、滑落したら滝の下まで行ってしまいそうなので
 仕方なくしっかりした木でラペル(懸垂下降)してみる。
 ザレ沢対岸下部のしっかりした木まで降りたいので斜め懸垂になる。
 さらに上流に向かった斜め懸垂を2ピッチほど繰り返し、2×5mナメの上部で
 沢に戻れた。
 所持ロープは40mなので3ピッチ60m少し下降したことになる。
 斜め懸垂なので長いロープだと回収時に引っ掛かりそうだからショートピッチの
 方がよさそう。

 巻いたときに見た感じだと、8m滝の上に2条3m滝、ナメ、1×2mナメ、
 2×5mナメといったところか。

少し歩けば逆V字状4×8m滝。左から教蕁椶捻曚┐討い。
 ナメが続き2段4m滝。右から取付き上段は左を登る。(卦蕁檗
 続く1.5m滝は左を卦蕁櫃捻曚┐襦
 この辺の右手は植林帯だ。

ぞしあいて3段4×8m滝。上段の2mは左隅を教蕁棔
 すぐにCo460m二俣で右沢は2段4m棚の架かる涸れ沢。
 左沢は中央に木が立った2条4m滝で、右側流芯沿いに卦蕁次

 沢は天気がよければ開放的になり、左手にザレ崩壊地を見ると、4mほどの滝が
 出てくる。
 巻くのはちょっと面倒そうなので直登する。
 中央をステミングしながら登る。卦蕁棔

Co490m二俣も左に進み、2段2m小滝を越えると、Co520m辺りで沢は
 北東から東南東に右折。
 Co575mで最奥の二俣状となり水も涸れる。
 左正面はスズタケ密生帯と植林帯、右はひと登りすれば稜線なので
 右側の尾根を登れば遡行終了。
 境沢との界尾根のCo615m辺り。

Δ気討海粒Ψ┐楼貳姪仍各擦漏無で下の湖岸道は高い護岸堤に囲まれているため
 限られた下り口を登る前に確認しておき、そこを目掛けて読図が必要となる。
 ただ尾根によっては地形図には出てこない濃密なタケの藪漕ぎがあり、
 十数年前カクレ小屋沢から下りてきたときかなりアルバイトしたこともあった。
 今回は千代ノ沢橋横に単管と石段の入口(おそらくその上の植林作業径路)を
 予め見つけておいたので、それに向かい読図下山した。
 過去濃密藪漕ぎ尾根に入ってしまったのは、Co565ピークから西に下り、
 植生保護柵の左側をそのまま下りてしまって千代ノ沢左岸尾根を下りてしまった。
 柵沿いは急峻なうえ濃密な藪漕ぎだったのを覚えている。(記憶違いでなければ)
 Co565ピークから西に柵沿いを一旦下り、柵の倒れている箇所で柵の右に出て
 太った斜面の植林帯を西北西に向け下降。
 と、行きたい方向は柵にブロックされる。
 右手柵外に植林帯があることから柵の右に進めば思惑通り柵の弱点があり外に出る。
 急な斜面上を西北西尾根に向かいトラバースしてから急な尾根を下降。
 地形図通り痩せた尾根に乗る。特に右手の悪沢側は下がえぐれたザレ場になって
 おり慎重に通過。
 尾根末端近くの410m小ピークから南へ行くが、下の植林帯までは急なスズタケの
 下降になり踏み跡もない。
 植林帯に入ってからは末端で左隅に下りると出発時目論んだ単管と石段のところに
 出た。

 丹沢湖北側の山や沢に行く人など左程いるとは思わないが、とにかく下山が核心。
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖インナー ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード タイブロック ハンマーバイル ナイフブレード 渓流シューズ

写真

千代ノ沢園地
釣り師の車が多い
2015年01月04日 11:07撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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千代ノ沢園地
釣り師の車が多い
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悪沢橋手前は北面のため元旦の雪がまだ残っていた
2015年01月04日 11:13撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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悪沢橋手前は北面のため元旦の雪がまだ残っていた
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橋の北側から根頼りに沢へ降りる
2015年01月04日 11:16撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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橋の北側から根頼りに沢へ降りる
悪沢も薄っすら雪が残っているが遡行に支障はなし
2015年01月04日 11:18撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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悪沢も薄っすら雪が残っているが遡行に支障はなし
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2段の堰堤
最初は左岸を巻き、上段は右岸隅の手摺りで越えた
2015年01月04日 11:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2段の堰堤
最初は左岸を巻き、上段は右岸隅の手摺りで越えた
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早速出てきたな
2015年01月04日 11:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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早速出てきたな
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両岸ゴルジュ壁の8m滝
これは直登できません
2015年01月04日 11:35撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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両岸ゴルジュ壁の8m滝
これは直登できません
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少し戻って左岸のこの尾根に登り大きく巻くことにする
2015年01月04日 11:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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少し戻って左岸のこの尾根に登り大きく巻くことにする
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8m滝すぐ上に落ち込むこの支沢状はクライムダウンできず
2015年01月04日 12:00撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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8m滝すぐ上に落ち込むこの支沢状はクライムダウンできず
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左岸支沢状の終わり辺りまで登って上流に向かい斜め懸垂することに
2015年01月04日 12:14撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左岸支沢状の終わり辺りまで登って上流に向かい斜め懸垂することに
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斜め懸垂はちょっとコツがいる
2015年01月04日 12:54撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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斜め懸垂はちょっとコツがいる
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結局40mロープだったので3ピッチ斜め懸垂で沢に戻れた
2015年01月04日 12:54撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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結局40mロープだったので3ピッチ斜め懸垂で沢に戻れた
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降りてきた斜面
2015年01月04日 13:00撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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降りてきた斜面
逆V字4×8m滝
左を教蕁椶らいで越す
2015年01月04日 13:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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逆V字4×8m滝
左を教蕁椶らいで越す
2段4m
右から取付き左を登る(卦蕁檗
2015年01月04日 13:25撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2段4m
右から取付き左を登る(卦蕁檗
右に植林帯
2015年01月04日 13:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右に植林帯
ナメが出てくる
2015年01月04日 13:43撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ナメが出てくる
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中央に木がある2条4×6m
左より右から登った方がよい
2015年01月04日 13:49撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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中央に木がある2条4×6m
左より右から登った方がよい
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開放的な4m滝
2015年01月04日 13:54撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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開放的な4m滝
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4m滝は中央をステミングで登った
(卦蕁棔
2015年01月04日 13:58撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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4m滝は中央をステミングで登った
(卦蕁棔
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標高490m二俣
左へ
2015年01月04日 14:00撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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標高490m二俣
左へ
標高575m最後の二俣
ここで沢も終わり
2015年01月04日 14:20撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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標高575m最後の二俣
ここで沢も終わり
左岸尾根を詰める
2015年01月04日 14:28撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左岸尾根を詰める
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稜線に出ました
針のくちばし状の木
2015年01月04日 14:32撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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稜線に出ました
針のくちばし状の木
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南に向け下降
2015年01月04日 14:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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南に向け下降
610mで南西尾根へ
2015年01月04日 14:35撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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610mで南西尾根へ
スズタケ群はこの辺りの特徴だけれど、今のところそれ程苦ではない
2015年01月04日 14:48撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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スズタケ群はこの辺りの特徴だけれど、今のところそれ程苦ではない
ア!ミツマタの黄色い花弁が咲き出してる!
2015年01月04日 14:53撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ア!ミツマタの黄色い花弁が咲き出してる!
2
565ピーク
ここからの読図は難易度高いぞ
2015年01月04日 14:58撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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565ピーク
ここからの読図は難易度高いぞ
最初は柵の左側を下りるんだけど、そのまま下ると柵沿いの大藪漕ぎになってしまうのは十数年前に経験済み
2015年01月04日 15:00撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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最初は柵の左側を下りるんだけど、そのまま下ると柵沿いの大藪漕ぎになってしまうのは十数年前に経験済み
柵の開いたところから右の植林帯に入り西北西に下りる
2015年01月04日 15:03撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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柵の開いたところから右の植林帯に入り西北西に下りる
ところが柵にブロックされてしまう
右へ進むと弱点があったので潜らせてもらう
2015年01月04日 15:08撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ところが柵にブロックされてしまう
右へ進むと弱点があったので潜らせてもらう
急斜面が続く
2015年01月04日 15:13撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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急斜面が続く
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丹沢湖と屏風岩山
2015年01月04日 15:24撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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丹沢湖と屏風岩山
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最後の尾根末端410m小ピークからは
2015年01月04日 15:30撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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最後の尾根末端410m小ピークからは
1
千代ノ沢橋に向かい南へ行くのだが、スズタケ密生の急尾根だ
2015年01月04日 15:35撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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千代ノ沢橋に向かい南へ行くのだが、スズタケ密生の急尾根だ
出発時目論んだ大仏大橋南の単管と石段のところに下りました
2015年01月04日 15:44撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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出発時目論んだ大仏大橋南の単管と石段のところに下りました
千代ノ沢園地展望台
2015年01月04日 15:45撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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千代ノ沢園地展望台

感想/記録
by kamog

2015年の沢初めは無雪季だったらまず行かないであろう丹沢湖畔の悪沢へ行ってきました。
中川温泉上流の悪沢は丹沢の難渓として有名ですが、こちらの悪沢は記録をほとんど見ません。
それでも前半の8m滝は大高巻きを余儀なくされなかなか楽しめました。
今年もよろしくです。
訪問者数:936人
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