【またまた高松岳】いで湯の可能性を求めて

2023年07月14日(金) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 6.6km
• 登り: 669m
• 下り: 657m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:12

6:56 スタート地点
9:58 10:03 高松岳最高地点
10:14 10:54 高松岳
11:02 11:03 高松岳最高地点
13:07 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道108号に高松岳、山伏岳の看板あり。

コース状況／危険箇所等

登山ポストより先、ガンジャコース分岐付近まで林道整備&刈り払い済み。

14日の朝の時点では、岩が崩落している所まで四駆なら余裕で入れる。凸凹の箇所も重機で慣らされていたが、その後の雨でどうなったかは不明。

写真

7/14 7:26

今は昔、秋ノ宮温泉郷の辺りには鉱山がいくつかあり栄えていたそうな。

そんな昔を知る先輩と湯の又コースを歩く。

子供の頃の昔話に、冬季登攀の注意点、山を生業として生きてきた人達の話。

どれも面白い。

7/14 7:37

とくに危険箇所は無いが、底なし沼のような深みがある。靴丈の高い靴にゲイターなら余裕だが、ローカットなら一発で水没でしょう。

7/14 7:47

水場の手前。
いつもどこからか温泉の匂いのするポイント。
この藪の先には坑道があって、そこから匂いの元が流れ出ているらしい。

親方に事前に「刈っていい？」って聞いたら「止めはしない」って言ってたから刈り払い機持参済み。

7/14 7:55

藪の中にある沢を覗くと白く変色してる。
残念ながらキンキンに冷たかった。

7/14 7:55

どりゃーっ！と刈り払い。

7/14 8:31

登山道からはこんな感じ。

7/14 8:31

軽く覗いてみたが先が見えないほど長かったので、覚悟を決めて…

7/14 8:32

フラッシュ撮影。
おぉ…怖っ…

7/14 9:57

山頂直前のオベリスク。

7/14 9:57

この時はまだ荒れる感じはなかった。
でも、西側には怪しい雲が湧き始め、風が冷たくなり確実に荒れつつあった。

7/14 9:58

7/14 10:30

古くなったロープを後日交換するためにロープ一巻きを荷上げ。地味に重かった…

7/14 11:03

先輩と山。

7/14 11:10

急登が終わっていやらしいトラバースの箇所。
ここにロープを設置するか悩む。

あれば良いが、無くても平気。
やり過ぎたらつまらなくなる。

難しいところだ、、、

7/14 11:56

立派な水場だが、晴れが続けば枯れるらしい。

7/14 13:05

大きく刈られた道。
刈り払いと車の乗り入れはここまで。

7/14 13:14

この前は藪で進むのも嫌な感じだったが、重機で綺麗に慣らされて不安は何も感じなかった。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

おださん

地元秋田でおきた豪雨災害で被災された皆様にお見舞いの言葉を。まさかここまでになるとは…。

友人達も被災したが、とりあえず無事とのことで安心した…。


さて、今回もまた高松岳の湯の又コース。
このまえ歩いたときに感じた温泉臭の正体を突止めるためにこの辺に詳しい先輩と一緒に入山。

先に他の先輩達に臭いの元を聞いてみたら「鉱山の跡から出てるやつだべ？」と、知っていそうな様子。

高松岳は温泉百名山に選ばれるほどの出湯の山なので、もしかしたら野湯があるかもしれないと期待して行ったが…。

結果は、温泉とは程遠いキンキンに冷えた湧水が坑道の奥から出ていた。ただ、その湧水は硫黄を含んでいるのか穴の周りが白くなって臭いもしていた。

温泉に対して冷泉というものもあるし、先輩に昔鉱毒の話が無かったか確認してから上半身を拭ってみたら、気持ちすべすべになった気がする？

とりあえずそのままトラロープを山頂避難小屋に荷上げしに行って、帰りもまた同じように自分で実験。帰宅後もとくに異常がないので害はないのかな？？

自己責任になりますが、キンキンに冷たいので夏場の熱くなった体を冷やすのにいいかも。