剱岳(馬場島・早月尾根ピストン)

2008年10月04日(土) 〜 2008年10月05日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.4km
• 登り: 2,334m
• 下り: 2,331m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:02

7:46 馬場島
12:48 早月小屋

2日目

• 山行: 9:44
• 休憩: 0:21
• 合計: 10:05

5:23 早月小屋
8:09 8:30 剱岳
11:36 11:36 早月小屋
15:28 15:28 馬場島
15:28 ゴール地点

天候

1日目：晴れ　2日目：くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

多くの登山者が利用する別山尾根ルートよりも危険個所は少ないが、こちらは登山口から山頂までの標高差が大きいので技術よりも体力勝負の登山ルート。

写真

10/4 7:46

馬場島の「剱岳鎮魂の社」を出発する。　右手の石碑には「試練と憧れ」と刻まれている。

10/4 8:46

立山杉の巨木

10/4 9:59

10/4 11:58

クロサンショウウオの幼生さん。

10/4 12:32

早月小屋と僅かに剱岳本峰の山頂部が見える。

10/4 12:48

本日お世話になる早月小屋に到着する。

10/4 13:20

10/4 14:03

小屋の周辺で休んでいると、オコジョが姿を現した。

10/4 15:47

時折りガスが通過すると幻想的な風景となる。

10/4 17:05

秋色に彩られる早月小屋

10/4 17:08

剱岳山頂部に最後の夕日が射す。

10/4 17:08

10/4 17:28

夕食はハンバーグカレーだった。

10/4 18:17

月の近くにさそり座のアンタレス。

10/5 5:18

2日目：まだ暗いうちに山頂を目指して出発する。

10/5 5:35

少し明るくなってきた。　早月小屋と早月川を見下ろす。

10/5 6:06

山頂へつづく尾根。

10/5 6:09

ようやく森林限界を超えたようだ。

10/5 7:22

山頂まで700mの標。

10/5 7:23

殺風景な尾根を進む。

10/5 7:31

中央左のピークが山頂。

10/5 7:44

南側の視界が開け、立山が見えた。

10/5 7:55

山頂直下でようやくクサリが姿を現し始めた。

10/5 8:00

小屋で同室だった登山者が早くも山頂を極めて下山してきた。

10/5 8:14

我々も登頂に成功する。

10/5 8:15

剱沢を見下ろす。

10/5 8:16

後立山連峰の鹿島槍ヶ岳

10/5 8:17

別山尾根を俯瞰する。

10/5 8:17

別山尾根のルートの危険度は早月尾根ルートよりも数段上。

10/5 8:18

山頂より南側に見える山々のご紹介。

10/5 8:30

山頂を後にする。

10/5 9:22

小屋の弁当を食べながら休憩をとる。

10/5 9:28

黄色の矢印の先にライチョウが居ます。　かなりのカモフラージュが利いているので分かりにくいです。

10/5 10:33

小屋を見下ろす地点まで降りて来た。

10/5 10:50

特徴ある岩と紅葉。

10/5 11:36

早月小屋で小休止。

10/5 14:51

さらに淡々と山を下り、

10/5 15:28

無事に下山を果たす。

撮影機器：

EOS 40D CANON

感想

muku-muku

以前、剱岳には別山尾根から登頂したが、登山口はすでに森林限界をゆうに超え、
非常にスリリングで楽しいルートであった。　今回のルートは標高750mの薄暗い樹林帯から淡々と高度を稼ぎ、初日は全て樹林帯の山行となった。　2日目もしばらくは樹林帯を登り岩場の核心部は、ほんの最終盤のみでやはり体力と忍耐を擁するルートであることは間違いない。　本ルートを楽しむには樹林帯での時間の過ごし方がカギとなるだろう。　足元の植物に目をやり、立山杉の巨木を見あげ、鳥のさえずりに耳を傾けるそんなゆとりをもった山行を心がける必要があろう。