富士山 富士宮ルート ガイドツアー 強風で山頂アタックは断念

2023年07月14日(金) 〜 2023年07月15日(土)

• GPS: 11:33
• 距離: 8.5km
• 登り: 1,121m
• 下り: 1,116m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 1:04
• 合計: 5:29

12:37 富士宮口五合目
13:04 13:04 富士宮口新六合目
13:20 13:23 六合目雲海荘
13:25 13:25 宝永山荘
14:35 14:59 新七合目御来光山荘
15:50 16:10 元祖七合目山口山荘
17:01 17:18 八合目池田館
18:06 九合目万年雪山荘

2日目

• 山行: 3:16
• 休憩: 1:13
• 合計: 4:29

7:24 九合目万年雪山荘
7:53 8:11 八合目池田館
8:56 9:06 元祖七合目山口山荘
9:36 10:01 新七合目御来光山荘
10:48 11:00 六合目雲海荘
11:00 11:01 宝永山荘
11:09 11:14 宝永第一火口縁
11:22 11:24 宝永第二火口縁
11:46 11:46 第三層・石室跡
11:50 11:50 五合目宝永入口
11:53 ゴール地点

天候

一日目：曇り 二日目：強風、曇りと雨のくりかえし

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

西船橋まで電車、サンシャインツアーの西船橋シャトル便→新宿→富士宮市の花の湯で着替え＆余計な荷物預け→富士宮口五合目

その他周辺情報

富士宮口は五合目レストハウスが焼失してから、休憩できるスペースがないので高度順応する時間が困りますね

写真

7/14 11:43

富士宮五合目からの雲海

7/14 11:44

Sir Rutherford Alcock オールコックさんはイギリスの初代駐日総領事で、記録に残っている中で最初に富士山に登った外国人です。

7/14 12:33

富士宮ルート登山口

7/14 12:35

標高2400m 表口なのは富士宮市にある富士山本宮浅間大社からの参道なので「表」です

7/14 12:35

見えてるのは山頂ではなくて八合目くらいかな

7/14 12:35

出発です

7/14 12:38

最初のトイレ

7/14 12:43

高山植物オンタデ

7/14 12:45

7/14 13:00

割とすぐに六合目の山小屋がみえてきます

7/14 13:03

六合目は標高2490m

7/14 13:03

ここには二軒の山小屋があり、雲海荘

7/14 13:06

六合目からの風景

7/14 13:07

もう一つの山小屋宝永山荘

7/14 13:15

レジェンド、ミスター富士山といわれる最多登頂記録保持者の實川さん（79）がおられました。今年中には「フジサン」2230回目を達成する勢いです。ちょうど下山されているところでした。実のところ、明日の下山中に登ってくる實川さんとも会っていたりします・・・脱帽

7/14 13:19

7/14 13:19

6合目を出発

7/14 13:35

ごろごろ岩場

7/14 13:40

まだ、横にみえる宝永火口

7/14 13:57

7/14 14:06

つねに雲海だなぁ・・・

7/14 14:09

7/14 14:09

富士宮ルートは山小屋が目印になるので気が楽です

7/14 14:10

宝永火口も下にみえるようになります

7/14 14:11

7/14 14:29

7/14 14:29

7/14 14:32

7/14 14:37

新七合目の御来光山荘

7/14 14:38

標高2780m

7/14 14:40

7/14 15:06

7/14 15:09

7/14 15:10

7/14 15:16

赤い大地ですね

7/14 15:21

7/14 15:36

太陽は常にかくれています

7/14 15:43

7/14 15:45

標高3000m突破です

7/14 15:46

7/14 15:47

ガスってます

7/14 15:49

溶岩っすね

7/14 15:51

元祖七合目は標高3010m

7/14 15:51

富士山スカイラインが開通した際に、もともとの村山古道との合目があわなくなり、もともと4合目だった雲海荘付近が5合目より高い位置にあるのはおかしいと、そこが六合目にかわり、もと6合目が新七合目で元七合目が元祖です

7/14 15:59

7/14 15:59

下の山小屋が見えてます

7/14 16:00

元祖七合目は山口山荘さん

7/14 16:03

7/14 16:04

八合目の山小屋がみえてます

7/14 16:15

眼下はガス

7/14 16:19

なんとか今まで登ってきた山小屋の屋根がみえてます

7/14 16:21

ごつごつ岩場がつづきます

7/14 16:33

ガスー

7/14 16:48

八合目へあと200m

7/14 16:49

もうちょいなんですけどね

7/14 16:50

宝永火口は完全に眼下

7/14 16:50

ほんのわずかの晴れ間でした

7/14 16:54

7/14 17:01

八合目！

7/14 17:02

境内になります

7/14 17:02

標高3250m

7/14 17:05

八合目の山小屋は池田館

7/14 17:13

眼下は真っ白

7/14 17:17

鳥居が見えてきました

7/14 17:18

鳥居と太陽

7/14 17:41

高さを感じます

7/14 17:47

九合目まであと200m

7/14 17:52

元鳥居です

7/14 17:53

お賽銭を挟む人が絶えません

7/14 17:56

7/14 18:04

九合目山小屋のライトが点灯する時間になりました

7/14 18:04

7/14 18:05

本日お世話になる万年雪山荘です

7/14 18:06

九合目は標高3460m、昨年吉田ルートでお世話になった御来光館は3450mだったのでこちらがやや高い位置

7/14 18:06

7/14 18:07

7/14 18:07

九合目

7/14 18:29

夜は定番のカレーです、昨年の御来光館は二回ともハンバーグ弁当だったので、実のところ富士山山小屋でのカレーは初めて
ただのカレーではありません、ご飯はこの山荘の裏にある万年雪を利用して炊いたご飯、お茶も万年雪を利用してます。

7/14 18:36

7/14 18:36

富士宮ルート9合目の雲海

7/14 18:51

カレー食べたけど、たぬきうどんを追加発注・・・

7/14 18:58

7/15 4:14

朝の4時14分の山頂方面、山頂の風速22メートル、気温0.9度でおそらく体感気温は−20度近くのため山頂アタックが中止となりました。山小屋の方のご厚意でブル道（物資登攀用のブルドーザー道）で御来光を見ることに・・・単独なら山頂アタックするかもしれませんがツアーなので・・・しかし、ツアーならではのブル道案内、万年雪荘さんに感謝です。

7/15 4:35

下の方は雲は少ない

7/15 4:42

雲が多く、御来光は見ることができませんでした。だが薄明光線のみ観測・・・

7/15 4:48

7/15 4:48

7/15 4:49

7/15 4:49

強風のため、完全装備しててもガチで寒い・・・

7/15 4:52

ピントが合ってないが、万年雪です

7/15 4:54

ピントが合ってないが、万年雪です。山小屋の名前の由来

7/15 4:54

ピントが合ってないが、万年雪です。これでお茶を淹れて、ご飯を炊くのですね

7/15 5:02

一度山小屋に戻りホットのミルクティーを頂きました、生き返る・・・

7/15 5:29

7/15 5:29

7/15 5:29

7/15 7:04

ピンぼけですが、9合目7時の気温が3度くらい、風のせいで体感気温は‐7度くらいです

7/15 7:05

下山前の宝永火口

7/15 7:06

下山前の雲海

7/15 7:11

ホンマに寒くて、CW-Xきて、モンベルのサーマルとソフトシェルきたうえでレインウェアという重ね着で耐えてます

7/15 7:21

下山開始、山頂に行けない分は、宝永火口に寄り道しましょうというガイドさんの機転でモチベーションアップ

7/15 7:21

7/15 7:22

さらば、万年雪山荘

7/15 7:30

7/15 7:30

駿河湾と三保の松原方面

7/15 7:41

鳥居見えてきました

7/15 7:49

天空の鳥居

7/15 8:15

7/15 8:22

この日もお日様はこんな感じ

7/15 8:40

山小屋見えてきました

7/15 8:40

7/15 9:20

硬いうえに小石ザレザレ

7/15 9:38

ガイドさんの羽田さんと

7/15 9:38

ガイドの谷口さんと

7/15 10:47

6合目まであっという間

7/15 10:56

これから宝永山方面へ

7/15 10:56

7/15 10:59

このルートは「お中道」と言われる富士山中腹を一周するコースです、今は一部のお中道が消失しているようです。
現陛下が皇太子時代に富士宮6合目からこの道で御殿場ルート6合目にトラヴァースして山頂に登ったプリンスルートと呼ばれるコースの一部でもあります。

7/15 11:04

森林限界を超えているので、低木地帯です。なんだかニュージーランドの低木地帯を歩いている気分にもなります。

7/15 11:05

7/15 11:08

宝永4年（1707年）の宝永大噴火のときにできたもの

7/15 11:09

7/15 11:09

7/15 11:09

7/15 11:10

第一火口縁

7/15 11:10

7/15 11:10

7/15 11:11

火口内もトレイルできます

7/15 11:11

7/15 11:12

7/15 11:12

7/15 11:12

ピントがぼけてるが山小屋や登っている人も見えます

7/15 11:13

7/15 11:17

7/15 11:19

ここもザレザレです

7/15 11:21

第二火口縁

7/15 11:22

7/15 11:22

富士山自然休養林歩道で五合目に向かいます

7/15 11:23

この傾斜は上りたくないなw

7/15 11:26

森林限界ギリギリのところ

7/15 11:26

7/15 11:27

下は固い

7/15 11:30

7/15 11:34

7/15 11:40

7/15 11:44

7/15 11:48

ブルドーザー基地に出ました

7/15 11:49

もう五合目駐車場です

7/15 11:49

山頂アタックは今年のうちにリベンジすると誓うのでした

撮影機器：

COOLPIX AW110 ニコン

PowerShot SX730 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ ヘルメット

備考

富士宮ルートのガイドツアー

感想

monsieur-ms

サンシャインツアー利用の富士宮ルートガイドツアーです。初めて富士山に登る方も多くゆっくりペースでの登山ですが、高山病になる人が今回はゼロだったみたいです。ただし寝起きの頭痛は出ました。しかしツアーでレンタル用具を借りた人のブーツの不具合が多発、翌朝までにレンタル屋の人が山小屋まで強風の夜中登って届けてくれたようです。
翌日の山頂アタックは強風のためキャンセルとなりました、個人的にはアタックできそうでしたが、ここがツアー、その代わり山小屋のご厚意でブル道に入れていただき、御来光をブル道で見ようということが可能になりました。個人登山ではかなわないツアーならではの特権です万年雪山荘さんありがとう。そして6合目まで下山の後、山頂に行けなかった分、宝永火口に行ける人は行きましょうというガイドさんのオプション、これも感謝です。

前回の吉田ルートでは登りの時点で足を使い切って筋肉痛になっていましたが、今回の富士宮ルートでは下山するまで全く筋肉痛にならずでした。
ただ、行動食は食べきり、足りなかったかなと・・・

吉田ルートと比べ、一般的には急登で岩場でと言われていますが、合目に数件の山小屋があるのと比べ、合目ごとに一軒山小屋があるのが目標となり登りやすい。
下りは登山道と下山道共通のため交互通行渋滞があるものの、吉田ルートの折り返しが永遠に続くのよりはうんざり感がないですね。山頂まで上がれれば、渋滞の皆無な御殿場ルートで途中まで下山して富士宮6合目に戻るルートも選択できる。