武奈ヶ岳西尾根
滋賀県
danshi
体力度について
- GPS
- 06:02
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 1,228m
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| 天候 | 雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
坊村で10�僂寮兩磧Ｉ弦�800m付近から新雪50�僉�70�僉Ｍ参鯏犒襯�ラスト層の上に新雪が乗っていて、急坂のところでスラフが少し流れる。標高1000m付近からウインドスラブ形成によるスラブ雪崩の前兆（クラックが伝播する）がよく見られた。乾雪のためここ3日間で降った雪はあまり沈降していない模様。急斜面のオープンは特に雪崩に注意。 |
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装備
| 備考 | 目出帽忘れた |
|---|
感想
今回は昨シーズン実現できなかった西尾根をリベンジ。岳人Kさん開拓のルート。
天気予報を見ると比良は夜かなり降っているようだ。年始の大雪もまだ残っているだろうから今がチャンスとみて行ってみた。坊村は予想より少なく、積雪10センチ。スキーは背負ってツボ足で登る。前日のトレースが残っている。標高600m付近から膝まで埋まるようになったのでシール歩行。トレースは新雪で埋まって見えない。急阪のところはクラストした層の上に新雪が10�僂曚評茲辰�っている。スラフが少し流れるが問題ない。クトーで快適に登る。
標高800m付近からはウインドスラブを避けて風上側の歩きやすいところをつないでいく。いつもならここから琵琶湖バレイの明かりが見えるはずだが、今日はガスのためまったく見えず。ちょっと急な斜面だとスキーの片足を乗せただけでクラックが伝播する。これは雪崩の前兆です。安全なノールを使ってテストすると見事になだれる。急斜面のオープンは要注意ですな。ま、そんなところは今日の予定にないが。
予想通りぴったり3時間半で山頂に着いた。ガスで何も見えません。南側でピットを掘る。150�儼，辰燭蘆鰐冥个討�た。新雪が50�僂曚鼻４イい神磴里燭瓠⊂�20�僂�らいがすぐ崩れる。そういやスキー表面に雪がまったくつかないしサラサラ。雪の結晶も綺麗に見える。湿雪を予想して来たが、望外のドライパウダー。さっそく頂こう。
東尾根は短いが面白い。とはいえ短すぎ。楽しめるのは数秒。細板でもターンする度にフェイスショット。ドライパウダーに感激。今シーズンは20日くらい滑ってるけど、今日のが一番いい雪質かも。変なの。大きな雪の結晶が風に舞いながら降っている。なんて幻想的な光景！案外、比良を馬鹿にしちゃいけません。ささ、登り返して早く西尾根を滑っちゃいましょう。
西尾根に入ってすぐ、スキーヤーズレフトの雪庇下でとんでもないヤブ。が、5分ほどで快適な尾根滑降。急すぎず、緩すぎずよい斜度が続きます。ヤブスキーだけど坊村〜御殿山ほどではない。ショートターンで降りてこられます。標高600mくらいまでは快適に降りられた。ここから標高430m付近まで、ときどき地面に角付けしながら下る。ボロ板持ってきてよかった。石ころとか木の根っこでガリっていうけど気にしない。残りの150mほどは背負ってツボ足で降りました。国道到着。最悪登り返しも覚悟していたけど、素晴らしいルートでした。早くて楽チン。
比良で滑りを求めるのならここに行くしかないだろう。数年に1度レベルの大雪の年なら下まで快適に滑れると思う。賞味期限はかなり短く、限定的です。降雪直後でなければ楽しめないが、標高差900mのダウンヒルを登り返しなしで楽しめるのが魅力。山頂からは1時間かからず下山可能です。
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