最終日も雨…だけど満喫！の早池峰

2023年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 05:22
• 距離: 5.1km
• 登り: 665m
• 下り: 649m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:42
• 合計: 5:19

6:38 小田越
7:11 7:12 御門口
8:28 8:29 御金蔵
8:45 8:58 天狗の滑り岩
9:06 9:08 剣ヶ峰分岐
9:17 9:17 門馬コース分岐
9:30 9:52 早池峰山頂避難小屋
10:01 10:01 門馬コース分岐
10:06 10:06 剣ヶ峰分岐
10:19 10:24 天狗の滑り岩
10:37 10:38 御金蔵
11:24 11:25 御門口
12:00 12:00 小田越
12:01 ゴール地点

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

早池峰ロッヂよりシャトルバスにて約10分で登山口。
帰路は早池峰ロッヂへ戻り、そこから貸切バスにてJR盛岡駅より新幹線利用。

コース状況／危険箇所等

携帯トイレのみ。事前に準備か登山口にて購入。

長い梯子あり。内、1か所登り専用の場所もあるので注意。
4〜5合目〜梯子あたりが最も風が強く、山頂付近では風が弱まる。

その他周辺情報

ラ・フランス館…入浴施設。700円。（ニフティクーポンで100円割引有）露天・サウナ・水風呂あり。脱衣所にカギがないので貴重品の管理は注意。

写真

7/16 19:08

前夜の写真。こちらに1泊。
山小屋に近いシステム。お風呂あり。

7/16 19:08

隣にはカフェ。食堂も兼ねている。

7/16 19:12

夕食はバランスの良い和食。ナスの揚げびたしが特に美味しかった。ホッケもおおぶりで嬉しい。

7/17 5:10

朝食としてお弁当を頂く。
葉っぱにくるまれた御味噌のしょっぱさでご飯が進む。

7/17 5:55

ロッヂからは鳥居が見える。
ここでの奉納歌舞伎は無形文化遺産として大変有名で、上演日にはバスが何台も来るほどの人気ぶりだとか。

7/17 6:38

シャトルバスに揺られて小田越登山口へ。
文明の利器で楽ちん。

7/17 6:38

昨夜、突然出発時間が2h程早くなったのだが、対応してくださった素敵な女性の中川ガイド！ありがとうございます。

7/17 6:39

至極丁寧な造りの木道に驚く。
全国の木道をこれにして欲しい！

7/17 6:51

蛇紋岩（黒）と石英（白）。
蛇紋岩のそばには石英が育ちやすいらしい。ここまで立派なのは稀なようだけども。

7/17 6:57

こちらも岩手山と同じく1合目までが長い。

7/17 7:12

森林限界始まる。

7/17 7:12

えっ？？ここ1合目？
まるで8合目以上のような景色が広がる。

7/17 7:13

コメツツジ。
他のツツジより二回りほど小さく可愛い。

7/17 7:16

イブキジャコウソウ。
花言葉は「勇気」「神聖」「潔癖症」。名前からわかる通り、咲き始めると香りが遠く漂うんだとか。

7/17 7:17

キンロバイ。花言葉は「短い恋」。

7/17 7:20

ハヤチネウスユキソウ。固有種。
真ん中が黄色いのが特徴だとか。

7/17 7:21

こちらにもカラマツソウ。

7/17 7:22

キンロバイの群れ。

7/17 7:43

蛇紋岩混じりの岩場を登ってく。

7/17 7:55

遠くは見えないけど、かろうじて近場の緑は見える状態。

7/17 7:59

カトウハコベ。花言葉は「ランデブー」「愛らしい」。
ランデブーなんて言葉聞いたの1世紀ぶり位じゃね。

7/17 7:59

ホソバツメクサ。
別名は「こばのつめくさ（小葉の爪草）」。

7/17 8:00

ミヤマオダマキ。
花言葉は「努力の勝利」「あの人が気がかり」「温和」。

オダマキ類の中でもダントツで良い意味です。

7/17 8:11

ナンブトウトウチソウ。
牧野富太郎によるとナンブは産地である岩手県の南部地方から、トウウチソウは唐打草の意味で、中国から渡来した「打紐」の色感と本種の花穂の印象が似ているためではないかだそうで(wiki)

7/17 8:12

5合目辺りからかなり風が強く。
昨日もそうだったけど風速25m超えてるわ、コレ。

ここから先は引き返せないので行くか止めるか決めねばならぬ。

7/17 8:48

もちろん行くよね〜。

お楽しみの長〜い梯子。しかも2連弾。
かなり横風に煽られる。楽しいけど。

7/17 8:50

ミヤマオダマキ大盤振る舞い。

7/17 8:51

綺麗なハヤチネウスユキソウ。

7/17 8:59

下向きに咲くアズマギク。

7/17 9:00

せっかくのサンカヨウなのにピントが…。

7/17 9:02

梯子を通過してしばらくするとかなり風が和らいだ。
さっきまでの爆風どこ行った。

7/17 9:06

分岐点。ここら辺から風もほぼ無く、パラダイスの始まり。

7/17 9:08

イカした木道を歩いていくと…

7/17 9:09

ハクサンチドリ。
お花畑ゾーンに突入。

7/17 9:09

ネバリノギラン。
花茎を触ると粘るらしい。ギリシャ語の名前には「粉ひき女」の意味も。

7/17 9:09

ヒカゲノカズラ。花言葉は「長寿」。
「日影」は元は太陽光や日差しを指していたそうで、「日当たりの良いとこに生える」という意味らしい。驚き。

7/17 9:10

いろんなお花が仲よく咲いていた。

7/17 9:11

オトギリソウのつぼみかな。

7/17 9:12

コバイケイソウ。花言葉は「遠くから見守る」。
このモフモフ具合、抱き着きたい。

7/17 9:13

花のように見えるけど、恐らく散った後のイワカガミ。

7/17 9:15

タチキジムシロ？花言葉は「明るく輝いて」。

7/17 9:16

マイヅルソウは何度見ても、ちいかわ。

7/17 9:17

お隣さん同士でも仲が良い。

7/17 9:18

こちらにも分岐。かなりコースがあるよう。

7/17 9:19

キバナノコマノツメ。
「つつましい幸福」「勝利」「希望」。

7/17 9:23

チングルマ結構咲いてる。花言葉は「可憐」。

7/17 9:23

ミヤマシオガマ。花言葉は「誘惑」。

7/17 9:23

ミヤマアズマギク。完璧なフォルム。
花言葉は「尊い愛」。

7/17 9:25

アオノツガザクラ。花言葉は「若い美しさ」。

7/17 9:25

イワカガミ。かなり咲いていた。
また会えてうれしい。

7/17 9:26

ミツバオウレン。濡れて瑞々しい。

7/17 9:26

最後の梯子を抜けると

7/17 9:28

風に揺れるチングルマの群れ。
チングルマは花よりもこの姿の方が好きだったりする。

7/17 9:28

ミヤマガラシ。花言葉は「活発」「快活」。
本当に元気出た。

7/17 9:28

山頂の避難小屋。

7/17 9:28

アブラナ系の花っぽい。

7/17 9:30

かなり広い山頂。
同じ神社ながら2エリアそれぞれで宮があるらしい。

7/17 9:31

月と太陽。

7/17 9:32

奥まったところにご神像。

7/17 9:37

奉納された剣がたくさん。
皆それでポーズをとってた。

7/17 9:38

三連星?︎ジェットストリームアタック！
(ガンダムファンにしか通じないネタ)

7/17 9:44

避難小屋内に居た天狗。
お手製感が良き。

さて下山開始だ。

7/17 10:04

帰り道でないと気付かないような位置にギンリョウソウ隠れてた！

7/17 10:07

帰りは少し風が和らいだけど、下りなので慎重に。
(とはいっても風速25m近くは多分ある)

7/17 10:13

イブキトラノオ。
風が強すぎてやっと取れた一枚。

7/17 10:17

梯子付近だけは行きより風が強いような。
横風にバタバタ煽られながら一歩一歩下る。

7/17 10:25

ナンブイヌナズナ。固有種。
ここ以外で無かったので、念願の再開。

7/17 10:39

随所に咲いていたものの行きは強風で撮影できず。
やっと撮れたワンショット。

7/17 10:43

御金蔵。
昔の賽銭箱みたいなもので、古銭が見つかる事もあるんだとか。

7/17 11:03

蛇紋岩があるので、下りも意外とスピード感は変わらない。

7/17 11:13

絶景かな。(白い)

7/17 11:20

あっという間に1合目。
登りも下りもサクサク感が良い感じ。

7/17 12:36

お宿に戻るとまさかのオオミズアオ！
飲み食いできず1Wで死んでしまうので幸運を呼ぶとされているらしい。

7/17 13:20

スタッフのお兄さんがお見送りしてくれた！
震災でお家無くされたのに、とても明るく親切な方でした。

お兄さんに良い事ありますように！

7/17 14:13

入浴はこちらで。
後で気づいたが割引クーポンネットにあった。

7/17 16:18

〆は駅前ビルで盛岡冷麺！

すごい天候だったけど、なんだかんだ楽しい山行だったなぁ。

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

じゃり子

東北3座Yamakaraツアー最終日。
結局最終日まで雨だった。

早池峰も岩手山と同じく1合目までが長い。
さすが愛人の山。

しかしながらこちらは山頂までは本当にサクサク。しかも花の季節の今は色んなとこに目を奪われてなおさら、あっという間に感じた。

固有種もかなり多く、手軽に花を楽しめる山と言えるだろう。

5合目の御金蔵が一番辛い道であると共にその先に進むか止めるかを決めるポイントになるので、そこで休憩をオススメする。

こちらも避難小屋がしっかりしているので、山頂まで行ってしまえばしっかり休める。

宿に戻ったあとのスタッフさんやオオミズアオとの出会いもあり、何だかんだ楽しんだ3日間だった。