常念岳【日本百名山】


- GPS
- 07:58
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,709m
- 下り
- 1,711m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:58
天候 | 曇一時雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北アルプスの常念岳に登頂してきました。52座目の日本百名山登頂です。
一の沢登山口で車中泊して日の出とともに登山開始し、日帰りでピストンする計画としました。
標準コースタイム10時間、歩行距離15km、累積標高差1700mというスペックですので、日帰りでの挑戦はかなりの体力を要するものと覚悟していました。
一ノ沢 登山者第1駐車場は午前0時の時点で満車でした。なんとか道路脇に駐車して4時30分迄睡眠しました。4時過ぎからヘッデン装備で出発する人がポツポツいました。そこまで焦ってもしょうがないので、自分は完全に日が昇った4時45分に出発しました。
駐車場から1kmほどの登山口には登山相談所があり、登山計画書を提出する必要があります。多くの人がその場で必死に書いていました。時間の無駄です。事前に2枚用意していきましょう。登山口に「熊出没」の注意看板がありましたので、久しぶりに熊鈴を装着しました。多くのハイカーに追いつくことも想定され、自分が追いついたことを知らせるためにも鈴の音を鳴らしながら歩きました。
常念乗越までの6km強、標高差1200mほどは、ひたすら沢沿いの樹林の中を歩くつらい登りです。肉体的にも精神的にもかなりの忍耐が必要です。木の階段もかなりありますので、これが苦手な人は更につらいと思います。ただし、難しい場所は全くありません。沢の流れの中をかなりの距離歩く必要がありますので、防水シューズの方がベターです。防水シューズで沢の中を歩くのは気持ちいいです。
常念乗越から常念岳山頂までは標高差400mほどの急登ですが、素晴らしい北アルプスの稜線を眺めながらの楽しい道です。ただし、かなり大きな岩がゴロゴロしたガレ場ですので、足元によく注意しながら進む必要はあります(転倒事故が多発しています)。またこの日もかなりの強風が吹いていました。防寒着とグローブがないと汗冷えすると思います。10mの風が吹くと体感温度は零度です。自分も常念小屋の前ですぐにレインウェアの上着を羽織りました。短パンに半袖Tシャツの人がかなりいましたが、絶対に寒いと思います。北アルプスの稜線をなめてはいけません。
残念ながら穂高岳や槍ヶ岳はガスの中で望むことはできませんでしたが、大天井岳、横通岳、蝶ヶ岳などはよく見えていました。素晴らしい景観でした。逆に穂高岳や剱岳などに登った人たちはガスガスだったと思われるので、ラッキーでした。
結果的には8時間ほどの行動時間となりましたが、先日登った妙高山のときほど山行中は疲れませんでしたし、息もあがりませんでした。ただし下山後はかなり体力的には疲れました。下山後の温泉が気持ちよかったです。
自分の周りに駐車した車はほぼ1台も動いていませんでした。日帰り組ではトップに近い順位でのゴールとなったと思います。登りで抜いていった強者が数人いましたが、その人達は自分のようなヤワな日帰り者ではなく、山中泊の縦走者だと思われます。ちなみに、下りで自分を抜いた人は0です(^o^)
標準コースタイム:10時間00分
自己コースタイム:7時間14分
コースタイムレート:0.72
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