谷川岳/衝立岩中央稜
コースタイム
6:00 起床 6:50発 - 7:50 中央陵取り付き 8:30頃(?) - 12:30 終了点 - 同ルート下降 - 15:40 取り付き 16:00頃(?) - 17:00 一ノ倉沢駐車場
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
非公開
5726.xls
計画書
(更新時刻:2012/05/30 12:59) |
感想
昨秋のリベンジ、中央陵行ってきました!
いろんな意味で、「行ってきました」って感じです。
(いい写真がなくて残念。。)
お付き合いくださったtoritoriさん、
オブザーバーとしてついてきてくださったyhiroさん、
いつもお世話になっているMさん、
ご一緒いただき、CL経験させていただき、本当にありがとうございました。
梅雨前線が現れ、天気予報は微妙にころころ変わり、悩まされ続けた数日間。
前日、少し好転、とりあえず行くことは決めたものの、問題は日程。。
当初の予定は、土曜に南陵〜国境稜線、日曜に中央陵。
でも、昨秋、南陵ピストン経験済&中央陵は核心手前で撤退したメンバーなので、当然、第1目的は中央陵。
ほんとは、一度行った南陵で足慣らししてから中央陵行きたかったけれど、天気予報は、
どう見ても土曜に中央陵行っておけと言っている。
中央陵行くなら少し遅めに出発しても大丈夫。岩が乾くのも期待できる…。
前日(前泊)は、少し寝られる余裕と、緊張と期待から遠足前の子供のような気分で(多分)、
なかなか眠くならない。。(寝たけど)
そして、朝。すっかり明るい。…晴れてる!
気分最高、そして緊張…。ほんとに行くんだ。
でも、ハーネスとヘルメットつけながら、前向きな緊張感が心地よかったりもする。
雪渓歩きは問題なし。(軽アイゼン持ってきたけど使わなかった。)
いつの間にかに、テールリッジをかなり登ってきていた。(秋に比べて)なんて楽チン♪
取付きでガチャ装着。
デポするしない迷ってたりとか、ハイドレーションの先っちょがどっかに飛んでったり
とかしてたら、準備に時間かかってしまった。。(反省)
先に準備できてたyhiro-Mさんチームに先に行ってもらうことにした。
そして、核心の4P目をtoritori先輩にお願いするべく、1Pは私になった。(緊張)
1P目、私リード
一度フォローで登っているし、なんといっても、乾いている岩は、いかにも登ってほしげ。
先発のMさんは順調にリードしている。
1時間のアプローチで体も温まっているし、朝一の緊張感は吹っ飛んで、気持ちも楽に登れた。
最後だけ、少しもろい岩にホールドを選びましたが、スタンスはちゃんとあるので問題なし。
(乾いてるし)
2P目、toritoriさんリード
先発のyhiroさんがロープを伸ばしている。どうやら2Pと3Pを繋げたらしい(3P目は直登)。
お蔭様で、Mさんは思いがけず核心リード。(さすがです)
toritori先輩に、3P目は正規ルート&トラバース前にピッチを切ろうと確認。。
3P目、私リード
最初のトラバースはやっぱり緊張。どこ前行けばいいの?そこに道はあるの?的な。
そのあとは割と簡単に登れた。(乾いてたから)
4P目、toritoriさんリード
核心。下部は見た目も実際も登りやすい。
上部のチムニーが、奥にあるカムを回収してから、岩から体を離し体勢を整えるのに少し苦労した。
(もっとうまいやり方があるはず。修行不足だなぁ。)
5P目、私リード
「少しハング」の情報に、ハングは少しでもとっても苦手な私はえらい緊張。
でも、少し乗越す感じのところも、スタンスはあるし、乾いているし、岩も割としっかりしていたので、
無事通過。
6P目、toritoriさんリード
もう核心は終わりって思ったら、少しステミングが必要なところがあって、一瞬緊張。
でも、乾いているから、しっかり止まって快適。
50mいっぱい。
7P目、私リード
少し屈曲したからか、ロープが重い。
草付のルンゼの途中でしっかりした低木に出会い、まだそんなに登っていない気はするものの、
1Pで最後までは行かれなさそうだったし、次どこに支点作れるか自信なかったので、ピッチを切った。
ここで良かったのか何度も思いながら。。^^;
8P、toritoriさんリード
草付のルンゼを上がり、右手にトラバースしてさらに少し登って行って終了。
先発隊、お待たせしました。。
ここから懸垂。人もいないので、同ルート下降。
でも、微妙な屈折に悩まされてロープが抜けずに、後から来るメンバーに切り直してもらったり、
ロープ4本をうまく使おうとしつつ、狭いところでの作業に手間取ったり。。
ルベルソ落としたり…(これが最大の落ち込み&反省。。)
気が付いたら相当な時間がかかっていた。これは反省。
…懸垂ムズカシイ。いい経験になりました。
登りは、最初の1P目以外、ほとんど声が聞こえなかった。「ビレイ解除」と「登っていいよ」は、
ロープ3回引っ張ったらって決めたので、その分はスムーズに行けたと思うけれど、
「ロープあと○メートル」とかが聞こえないのは不便。この辺の対応がムズカシイ。。
でも、これもいい経験になりました。
…あら、気が付いたら長い感想になっちゃいました。
失礼しました〜。
でも、今回は、本当に行ってよかったです。
同行の皆様、アドバイスくださった皆様、本当にありがとうございました。
懸垂難しいです…
私は同ルート下降、自信ないです
反省点・課題があるのは、重々承知してますが(多分)、
こんな気分の良い体験も必要ですね。
…懸垂でここまでもやもやするもあまり経験なかったのですが、
少し大人になった気分です
北陵下降で50mの空中懸垂、楽しんできてください。
まあ、難しいのは当然だろうな。
登りながら、同ルート下降なら
どこで支点工作するかとか、
ポイント(ヤバそうなところ)は
その時に確認する必要があるね。
…という自分もそのあたりはまだまだ課題。
いつまでたっても修行と言うことで、
安心していいよ。
「懸垂支点があるところ」は、確認しながら登ったんですが。。
逆にそれが仇となり「もうちょい先にあったはず」
と欲張ったら… ってこともありました。
いやー、目の前の道は常にまっすぐだったんですが、、
「まっすぐ」+「まっすぐ」=一直線、じゃなくて
=くの字、になることに気づくのが遅かった
支点の場所だけでなく、もっと線で捉える力、とか、
ぱっと見て「ヤバそうなところ」を見通す力、とか、
ムズカシイ。。
…けど、そういうところが面白いんだろうなぁ。
がどんな様子か見てみようとドンドコのぼってしまいましたが、実質 4P 目の核心がおわったら下降、延ばしてもあと 1P が妥当でした。
懸垂支点を確認し、支点に利用するところも考慮しながら登ったのですが、下降は予想以上にロープが屈曲し時間がかかりました。
今回はテールリッジが雪でだいぶ埋まっていた分、時間短縮できたところがありますが、これがヒョングリの滝がでる秋だと大変だったと思ってます。
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