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記録ID: 57306
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山滑走
日高山脈

十勝幌尻岳

2010年02月20日(土) [日帰り]
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GPS
05:40
距離
5.7km
登り
867m
下り
865m

コースタイム

戸蔦別林道高度382m橋除雪終了720〜沢沿い右尾根高度1230m1145=1205〜下山〜P1300 登行900m セミファットスキー 雪質 重パウダー 気温マイナス13度以下
天候 快晴〜曇り
過去天気図(気象庁) 2010年02月の天気図
アクセス
十勝幌尻岳の全容は、朝クルマの中から横着して撮った写真だけ。
2010年02月20日 06:47撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 6:47
十勝幌尻岳の全容は、朝クルマの中から横着して撮った写真だけ。
2010年02月20日 08:17撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 8:17
北海道にはダケカンバとブナの中間のような木がある。その向こうに帯広の平野。
2010年02月20日 10:21撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 10:21
北海道にはダケカンバとブナの中間のような木がある。その向こうに帯広の平野。
明るい疎林だったが、上に行くとエゾ松密集にやられた。
2010年02月20日 10:41撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 10:41
明るい疎林だったが、上に行くとエゾ松密集にやられた。
2010年02月20日 10:42撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 10:42
2010年02月20日 10:43撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 10:43
2010年02月20日 12:29撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 12:29
行き帰りの谷沿いの道は、広く登降しやすい。
2010年02月20日 12:44撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 12:44
行き帰りの谷沿いの道は、広く登降しやすい。
2010年02月20日 13:03撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 13:03
2010年02月20日 13:03撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 13:03
除雪の終了には奥に別荘が一軒だけ。
2010年02月20日 13:04撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/20 13:04
除雪の終了には奥に別荘が一軒だけ。

感想


 北海道でスキーをやろうと帯広空港に降り立ったわけだけど、これって大きな勘違いだったか。日高山脈というのは、太平洋側の山で、関東の丹沢、よくいって南アルプス、んなところでスキーはできるのか。
 しかしヤフーアメダスを一週間見ていたが、市内で46センチという積雪は、昼間晴れても減らない。夜間にマイナス15度、曇りの昼間はマイナス5度。上越だったら、さっさと雪は全部溶けてしまっているのだが、帯広の雪は晴天でも溶けない。だからスキーができると思ったのだ。しかも年末のうちに片道1万2千円のバーゲンセールで買ったJAL。その時はまだ倒産していなかったと思うけど、まあいいや。しかも快晴だ。
 レンタカーに気温計がついていないが、朝のニュースで帯広はマイナス13度。山に入るのだからもっと低いだろう。拓成という最終部落の先からラッセルするつもりでいたのだが、もっと先まで除雪が入っている。一軒だけ別荘があるが、そのための除雪か。戸蔦別(とったべつ)林道の、高度382mの橋まで入れた。クルマが一台止まっているが、ここから沢沿いに入っていく。ブーツ程度までラッセルがあるが、気にならない。
 地形図上は道もないのだが、林道っぽいのが続いている。小一時間進んで、右の沢から尾根に取り付く。思ったよりも登りやすくて、しかも廃道っぽい林道のようなものも続いている。
 稜線上のピークは1300mなのだが、できればそこまで登りたいと思ったのだが、下の方はダケカンバの明るい疎林で登りやすかったのだが、高度1000mを越えると、エゾ松の針葉樹が多くなって、しかも急になってきた。しかも快晴で、パウダーの上だけ湿っぽい雪に変わると、シールの食い付きが悪い。
斜面左側が登り易そうに思ったが、行き詰った。もうわずかでピークなのだが、速度も遅くなって、しかも快晴だったのに知らない間に曇ってきて、急速にパワーダウン。1230mくらいまで登って、下ることにした。けっきょくピークまで出てないから、本峰が何なのか不明のままだし、帯広の幸福(町名)の辺りからは、大きな山容で十勝幌尻岳が朝方見えたのだが、かなり上部まで樹林帯に覆われて、ちょっとイメージが違っていたことも、元気がなかった理由の一つ。
 さて下りは、再び樹林の斜面に入るのが嫌で、足元の急斜面の沢状を滑る。どうにもパウダーが重くなって、下りも難儀。途中で斜面を左に戻ったりもしたが、けっきょくそのまま下の本流まで滑り込んだ。そして本流を少し下ってから、自分の登りトレースに合流した。本流左側が、まさか河岸段丘ではなのだが、台地になって滑りやすかった。登りの尾根も、廃道林道が上がっているのか、思ったより中段までは登りやすい尾根だった。
 まあ帯広まできてこんなスキーをしても何かの得か?と正直思ったが、でも来てみなければ分からない場合もあるわけでねえ。

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